カテゴリー「橋下大阪市長」の記事

2013.11.27

特定秘密保護法案、いつまで覚えていられるか。

◆ブログやTwitterを観察していて、何時も思うのですが。

特定秘密保護法案は、流石に昨日の今日ですから、まだ、皆が騒いでいますが、

皆さんご承知のとおり、日本人には、ある問題(主題)に関して一時的には、ものすごく

白熱した議論が繰り広げるのですが、ある日突然、「冷める」瞬間があり、そうなると

もう、見向きもしなくなる、悪い傾向があります。


◆数ヶ月前は、橋下大阪市長の話「だけ」でした。

以前から何度かかいてますが、Twitterの140文字をいくら重ねてもだめです。

ダメというのは思想を述べると言う点では、自分の頭の中では繋がってますが

他人のPCの画面には、色々な人の「つぶやき」が錯綜しますから、よほど特定の人物に興味を持ち、

その人のつぶやきだけを追わない限り、誰が何を言っているのか全体としての思想がわかりません。

しかし、その時の世間の興味がどこにあるのか、を知るためには役に立ちます。


特定秘密保護法案が話題になる前、というか今年の半分以上は、とにかく毎日、橋下批判のTweetだらけでした。

特定保護法案に興味が移り始めたら、誰も「橋下」の「は」の字も言わないし、

福島第一原発では、世界がヒヤヒヤしながら、見守る中で、4号機使用済み核燃料プールから

燃料を取り出し、他のもっと壊れにくい所に運ぶという、非常に危険ですが、大事なことが行われています。


国際関係を見ると、中国が23日土曜日に沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海に「防空識別圏」という区域を勝手に設定し、

ここを通過する航空機は予め届け出ろ、さもないと、撃墜するかも知れんぞ、というようなことを言ってます。

そんなのを設定する合理性・必然性は何処にもないわけで、日中関係に関しては旗幟を鮮明にしたがらない米国ですら、

中国を非難し、着任して間もないケネディ駐日本アメリカ大使は、日本を支持する旨を明らかにしてます。


海上自衛隊は、ソマリア沖の民間船舶の護衛任務の為、と称して、国連多国籍軍に参加するといい、

艦船が出航しましたが、国連平和維持軍は国連の組織で最高司令官は、国連加盟国の軍隊の中から

国連が指名し、他は、その部下になるのですが、多国籍軍というのは、それぞれの国の「軍隊」を派遣する

というものです。防衛省は「護衛だから、良いんだ」といいますが、もしも襲われそうになったら、相手が海賊であり

国家ではなくても、初めて自衛隊が海外で発砲することになりますから、

厳密に言えば、憲法9条に違反していると思います。


◆同時並行的に幾つものニュースを追わなければなりません。

世の中が、仮に今よりも遙かに単純であれば、一度に(一定期間に)一つのニュース(主題)だけを

追いかけていればいいのですが、前段にちょっと書いたように色々なことが起きているので、それぞれを

同時にウォッチしなければいけません。

考えを「吐き出す」にはTwitterが便利ですが、「まとめ」て「整理する」には、

このようなブログが有効で、記憶の定着にも役立ちます。

とにかく日本人は、何でもすぐに忘れすぎです。


安倍政権ならば、特定秘密保護法案だけんが話題になってしまいましたが、

福島第一原発の汚染水や核のゴミ処理はどうするのか?とか

北朝鮮拉致被害者はほったらかしか?とか

前回安倍晋三氏が政権を担当していたとき、2007年5月、当時の民主党・小沢一郎代表との

党首討論で

宙に浮いた年金5,000万件は、1年以内に全件照合する。

といいながら、その年の9月に体調を崩して、首相を辞めたのですが、

第2次安倍政権になってから、彼は、あのことを全く口にしません。

1年どころか6年も経っているのにどういうつもりか?と野党や、メディアや、国民からの声がなく

預かった国民のおカネをいい加減に扱うこの国家がいけしゃあしゃあと、消費税率を引き上げるといっているのに、

素直にそれに賛成する人が多い。素直というか、私にはどうしてもアホとしか思えません。

前のことを何でも直ぐに忘れると、このような滑稽な状況が生じるのです。

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2013.01.25

H市長、実名報道メディア。不作為(無視)が最も堪えるのですが。できませんか?

◆O市のH市長もテレビA(A新聞)にも「反応し」たら思うツボ。

あえて「H市長」「テレビA」と書いたのは、そうしないと以下の論旨と矛盾するからです。

近畿地方のO市のH市長の名前が何ヶ月もの間、見当が付きませんが多分、何百万回とTwitterに現れます。

遺族が名前は伏せてくれというのに、勝手にアルジェリアで亡くなった方の実名を報道するメディアのことも皆、ツイートします。


思うに、これこそ彼らの「思うツボ」です。

O市のH市長には、如何に論理的に何を言っても無駄です。

彼のTwitterアカウントを見たら、フォロアーが95万人を超えています。

彼の滅茶苦茶な政策決定や、独裁者的な言動が次第にエスカレートするのは、人々が反応するからです。

私如きが、ここに何を書いても無駄であることは、2005年9月の郵政民営化選挙、昨年12月の総選挙で

よく分かっていますが、読んで下さる方が毎日1,000人もいて下さるので、また書く訳です。

アクセス数ゼロの日が何日、何週間、何ヶ月も続いたら、多分私は完全に何もかかなくなることでしょう。


それはH市長とて、同様です。

彼に関するツイートが増えるほど、彼は嬉しい。彼への非難こそ彼の行動の原動力です。

アルジェリアでイスラム武装組織(といわれています)の凶弾に斃れた方々のご遺族の意に反して、

メディアが実名を出すのはテレビA、A新聞に限りません。故人の名誉の為、などは後付けの理由です。

要するに騒がれれば、当のニュース番組の視聴率は上がり、新聞の販売部数が増える。


◆市長もマスコミも、出来れば完全に無視することです。

O市のH市長は、前述のとおり「反応がある」ことが嬉しくて仕方が無いのです。

皆、彼に協力しているのです。テレビ局も同じです。「怒った視聴者が番組を見る」ことで

民放テレビが一番欲しがる「視聴率」が上がってしまいます。


O市のH市長に関してはまず、フォローを外す。

Twitterでもどこでもネット上で彼の名を書かない。完全無視。

テレビ・新聞なら、そのチャンネルを決して見ない。新聞は読まない

特に、市長は日本中からこれでもかとありとあらゆる論理、表現で

批判が集中してもビクともしないのですから、そろそろ「作為」は効果が無いこと。

完全に彼を無視して、言及し「ない」、「不作為」を徹底できたら、

多分、市長の態度・言動は急に変わると思います。

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2012.09.09

Twitterで天下国家を論じる限界。

◆Twitterを使って分かったこと。

東日本大震災のときには、「非常通信手段」としてTwitterが活用されたことなどが、

メディアでも報じられました。確かに極めて限定的な内容、特に「連絡」には、一回140文字にまとめなければならないから、

それが、「要するに何を求めているのか?」を分かり易くする目的に寄与します。


しかし、震災時ではないいわば「平時」である現在、毎晩毎晩これでもか、とばかりにタイムライン(以下、TL)に

橋下大阪市長の公的な場での発言に憤りを覚え、色々な人がバラバラにTweetします。

これですと、全体として世論の一方に橋下市長を支持する人がいるけれども、

彼の政治的思想に大反対するひとが大勢いる、という世論の傾向はわかるのですが、

各自はとにかく、そのとき、そのときで140文字で、思いをぶちまけるばかりで、

反対する論理・思想がわかりません。

自分の言葉でつぶやく人ばかりならまだしもRT(リツイート)という、他の人の発言を

もう一度、表示する人も多くあまりにもまとまりがない。

雑談や連絡用には、便利ですが、自分の主張・思想を展開するためには、

やはり、文章を書かなければ、分かりません。


◆7年前の9月11日、「郵政民営化選挙」が行われました。

2005年8月8日に参議院で、「郵政民営化法案」が否決された直後、当時の小泉純一郎首相は

衆議院を解散しました。本来その前に両院協議会を開催しなければならないのですが、

小泉首相は、その手続きを省略しました。解散権の濫用です。


私は、その「解散権の濫用」の問題自体を含め、

当時、大衆に大ウケした「小泉改革」の問題を、911の当開票日まで、殆ど毎日、

書き続けました。それは、一覧性においてブログより優れているウェブ日記エンピツを

ご覧頂くとわかります。

2005年8月の日記見出し一覧

2005年9月の日記見出し一覧

そして、何度も同じ事を書いて済みませんが、あまりにも当時悔しかったのは、

この1ヶ月の間、一通の反論メールも反論ブログコメントも来なかったのに、
2005年09月12日(月) 自民党歴史的勝利←国民の歴史的かつ致命的判断ミスですな。

を書いた途端、嫌がらせコメント・メールが殺到したことです。

つまり、私が1ヶ月間、反小泉の主張を展開していたのに、

それに対して全く反論しなかった(というよりもできなかったのでしょう)選挙の結果だけを見て

小泉が正しいに違いない、と判断して、私に嫌がらせを送って来た訳です。

自分の頭では考えられず、結果から判断する。


その後時間の経過とともに、小泉政治が「格差社会」「弱者切り捨て社会」をもたらしたことが

問題になりましたが、私に嫌がらせをした誰からも、何のメールもコメントも来ませんでした。


すみません。話が逸れました。愚痴です。


要するに、体系的に、論理的に自分の思想・思考、論理を主張しようとするならば、

Twitterの140文字では、無理です。

毎日、反橋下市長知事のTweetを流している人が大勢いますが、

自分だけは、わかりますが、他の人には自分の思想全体は伝わりません。

あれは、四方山話や、冒頭に書いたとおり、連絡手段として使うのが

ちょうど良い。

140文字ですと大して考えなくても書けますが、

あれだけやっていたら、まとまった文章が書けなくなってしまいそうです。

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2012.07.27

「<橋下市長>文楽を鑑賞 「台本が古すぎる」と苦言」←古典は古いから、古典だ。

◆記事:<橋下市長>文楽を鑑賞 「台本が古すぎる」と苦言(毎日新聞 7月26日(木)22時18分配信)

文楽協会への補助金凍結を表明している大阪市の橋下徹市長は26日夜、

国立文楽劇場(大阪市中央区)で文楽の古典「曽根崎心中」(近松門左衛門作)を鑑賞した。

橋下市長は鑑賞後、記者団に「古典として守るべき芸だということは分かったが、

新規のファンを広げるためには台本が古すぎる」と苦言を呈し、演出方法を現代風にアレンジするなどの工夫を求めた。

橋下市長は大阪府知事だった09年に初めて鑑賞した際、

「二度と見にいかない」と酷評した。この日は、「もう一度古典を見たい」と鑑賞した。

市は今年度の補正予算案で、文楽協会への補助金を昨年度比25%減の3900万円計上。

橋下市長は技芸員(演者)が公開での面談に応じなければ補助金を支出しないとの考えを表明し、

非公開での面談を求める協会側とのすれ違いが続いていた。

この日は、鑑賞後に技芸員の楽屋も訪れ、非公開で懇談。公開での面談を改めて要望したという。


◆コメント:大阪市ってのは、専制君主制ですか・・・。

橋下徹大阪市長は、凡そ、「カネにならないもの」は無駄だ、という発想しかできない。

だから、もっと客を入れるように「文楽」自体を「現代風に」アレンジしろ、というのだろうが、

行政の長が芸術表現について、それまで、長年鑑賞してきた、いっぱしの「通」ならともかく、

「アドヴァイス」というか、この場合殆ど、「指示」か「命令」に近い印象だが、口を差し挟むこと自体が

間違っている。為政者たるもの、

「自分には面白さがよく分からないが、これをみて通じ合っている人たちがいる。様々な感受性を尊重しなければならない」

と考えるべきで、大阪で営まれる人間の行為は、全てが自分(橋下市長)の好みに合うようにしなればならないなら、

この国は最早、専制君主による独裁制がまかり通る中世に時間が逆戻りしたも同然である。


◆橋下市長は自分の発した言葉が論理的に矛盾していることに気がつかないか。

そもそも、橋下市長には、丁寧に批判して差し上げるだけ、有難いと思って貰いたい。

本来、批判する為に文章を書く時間が勿体無いほど、バカげている。

(文楽は)古典として守るべき芸だということは分かったが、新規のファンを広げるためには台本が古すぎる。

「古典」は「古い」から「古典」であり、現代風にアレンジしたら、それは最早古典ではない。

橋下市長は、文楽を見て、「古典として守るべき芸だということが分かった」という。

古典として守るべきならば、大衆に迎合してはいけないのである。


これを、音楽に当てはめるならば、
バッハの音楽は「古くさくて」、若者には受けないから、ロックバンド用に編曲しろ。

というようなもので、全く何も分かっていない。

この分だと、ベートーヴェンのシンフォニーが堅すぎる、といって、第九のフィナーレのソリストを

全員演歌歌手にして、コーラスをAKB48に演らせろ、とか、本気で言い出す可能性すらゼロではない。マンガである。

子供の頃、青春時代に芸術に触れる環境に育たなかったこと、それ自体は橋下市長の責任ではないが、

自分の趣味に合わないもの、自分に分からないものは、価値がない。あるいは儲からないモノは価値がない、

というその自分の価値観を根本的に反省するというプロセスが必要である。


と、随分紳士的に書いて差し上げたが、私の忌憚の無い気持ちを文字にするならば、

こいつはマスコミや、世間に毎日騒がれて、自己愛が異様に肥大している。

それに自分で気がつかない。死んでも治りそうに無い大馬鹿だ。

金正日は、オーケストラを創らせた(餓死者が出ている国で、それが良いとはいいきれないが)。

アドルフ・ヒトラーは、ワーグナーが好きだった。カネにならないからワーグナーの楽劇上演を禁止とは

絶対に言わなかった。

「芸術」に関しては、橋下大阪市長より、金正日とヒトラーの方がまだ理解がある。

それほど、橋下の主張は、彼の、超弩級の無教養さを表している。

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2012.06.16

情報の軽重を考えることは大切です。「欧州」「橋下」「高橋容疑者」「子供の脳死臓器移植」

◆一人で世界の全てを見渡すことは、勿論出来ませんが・・・・。

最近は、「ネットで読めるから」という理由で、紙の新聞を購読しない(買わない)

人が増えているようです。私は情報商売なので、正直、カネがかかって辛いのですが、

例えば、日経は電子版を購読し、紙は駅の売店で買っています。

しかし、これだけだと、経済問題が最優先になりがちなので、毎日新聞も購読してます。

どうしてか、というと。


新聞の報道のあり方、色々不満がありますが、紙の新聞、

全ての紙面が全く余白なく、記事や広告で埋められていますね?

あれって、結構芸術的な「技」です。


ぴったり決められた字数で記事を書くように、新聞記者は訓練されてます。

そして、新聞のトップ(1面)ならトップに、さらにどのようなニュースを

どういう情報量で配分してレイアウトして印刷するか、これは「整理部」という部署の仕事です。

この整理部は重要な仕事で、ここがいい加減だと、

「今日、この新聞が特に重要だと考えていることは、何なのか?」

が、はっきりしない、「だらしのない」紙面になってしまうのです。

つまり、新聞各社の「整理部」は、情報の軽重(けいちょう)、重要度を、

なるべく早く決める、というそのバランス感覚が大切ですが、

これは、マス・メディアのみならず、各個人においても意識すべきことです。


◆大騒ぎされていることが、世の中全体にとって重要なこととは限りません。

今日ならば、朝方、オウムの高橋容疑者が身柄を確保されたことが

最も派手に取り上げられました。逮捕がニュース速報になるのは当然ですが、

あれだけ、網を張り巡らしていたら、捕まるのは時間の問題。


そして、高橋容疑者が地下鉄サリン事件などで果たした役割と、逃げ続けていた

という事実を考えると、どうせ死刑確定だと思います(本当は、有罪判決を待たなければいけませんが)。


ですから、1日中騒ぐことではありません。


Twitterでは、もう何週間も、毎日、何百件、何千件という「橋下大阪市長批判」がTweetされてます。

これは、皆が気がついているということですから、まあ、正常です。小泉のときは稀代のペテン師である

ことに、有権者が殆ど気付いていない、ということ自体が問題でした。

橋下のことは考えなくても良いとはいいませんが、あれだけ世間にウォッチされているので

変なことを、言ったり行ったりすれば、直ぐにニュースになるでしょう。


◆「6歳未満で脳死と判定された男児からの臓器摘出」は逐次報道する必要を認めません。

これ、メディアが実に無神経ですね。

国内で、脳死判定された子供からの臓器提供は初めてであるのは事実ですが、

6歳未満のお子さんが亡くなった親御さんが、当然いるのです。

昨日、気丈に記者会見をして、コメントを発表してましたが、

幼子を亡くした親がいる、ということですね?


いくら、臓器提供を決心したからといっても、

我が子を亡くした両親は胸が張り裂けんばかりの悲しみの中にいます。


それは、100パーセント、聞くまでもなく明らかです。


そのご両親が、やれ、臓器摘出が始まった。

心臓が取り出された、肝臓が摘出が終わった。角膜も取り出した

と、逐一報道されて、どんな気持ちになるでしょうね?

そんなことは、いちいち「実況」しなくて良いのです。

どうしても報じたければ全ての臓器移植が終わった後で、

「全て無事に終了した」と、短く伝えればいいのです。

メディア報道を見ると好奇心が優先してます。

世の人々も逐次状況を知りたいと思っていない。

報道機関のデリカシーの無さに呆れます。


◆欧州金融危機

世界のメディア、政府・金融政策担当者などが、今一番緊張してます。

金融市場は、世界中が一つのネットワークになっています。

昨日、ムーディーズという格付け会社がスペインのソブリンを3段階格下げし、

17日にはギリシャで選挙がある。

ギリシャは、財政危機にあり、自分の国が発行した債券を返せなくなるかも知れない。

デフォルト、といいますが、これを避けるために、ユーロ圏の他国からの財政支援を必要とするのです。

但し、ただで支援してくれるわけではなくて、ユーロ圏の財政支援を受けたいならば、

ギリシャは債務の国内総生産(GDP)比率を2011年の165%から116.5%に低下させる必要がある。

その為には、ギリシャ政府は財政を引き締め、つまり、無駄使いをなるべく減らさなければなりません。

ところがギリシャは労働人口の4分の1が公務員ですし、社会保障が手厚い。手厚すぎるのです。

公務員年金は、現役時代の給料とさほど変わらない。

ギリシャ人は、今までそれが当たり前と思い込んでいますが、

緊縮財政政策を取るということは、公務員の給料や年金支給額を減らす必要がある。それはイヤだ、という人達が

世論調査ではまだ半分近いというのですが、財政立て直しをしないなら、ユーロ圏他国は財政支援してやらないよ?

といっているのです。そしてユーロ圏の支援を受け入れないのなら、共通通貨ユーロか出て行きなさい、と。


そこまで来て、初めてギリシャ人にも事の重大さが分かりました。

ギリシャは元々ドラクマという独自通貨をもっていましたが、経済力のない、つまりあまり信用が無い国、通貨だったので、

金利が高く、ギリシャ国民は借金をしづらかったのですが、統一通貨ユーロは、信用があるので、金利が低い。

ギリシャ国民は、ドラクマ時代よりも低い金利で借金ができるようになりました。

また、統一通貨ユーロ圏内は、たとえばドイツも同じユーロを使っているので、貿易をするにも

いちいち通貨を替える必要がないですね。為替リスクがなく、両替の面倒もない。だから、一時期、

ギリシャ人は調子に乗り、借金をしまくって、ドイツのポルシェを買いまくったので、

「ギリシャはポルシェを世界一多く保有している国」といわれていますが、これがユーロから追い出されて

ドラクマに戻ったら、弱小通貨ですから、ドラクマ安になる。つまり他国からの輸入品の値段がすごく高くなりインフレになる。

これが怖い。はっきり言って狡いのです。ユーロの信用力を享受したいのなら、日本人並は絶対に無理ですが、

いくら何でももう少し働け、と。民間で稼いで税金収めろと。いうことです。


17日の選挙では、2つの政党、緊縮策をとり、ユーロ圏の支援を受け入れようという、「新民主主義党(ND)」と

緊縮財政反対を掲げる(アホですな)ギリシャ急進左派連合(SYRIZA)のどちらが勝つか?が注目されています。


ギリシャ急進左派連合が勝利してしまうと、ギリシャは、ユーロ圏から放りだされます。

すると、ギリシャの銀行に投資していた、他のヨーロッパの銀行が資金繰りが危なくなり、

さらにそれら、ギリシャ以外のヨーロッパの銀行に投資していた、アメリカや中国の金融機関が大損して、

さらにそのアメリカの銀行に投資してた日本の投資家も潰れるんちゃうか?と、金融はそういう風に繋がってます。

日米欧の各国中銀が日曜日も出勤して、ギリシャ選挙の結果を注視するのは、万が一、ギリシャが、

ユーロ離脱ということになっても、ギリシャに投資してた銀行、その銀行に投資してた銀行・・・

がおカネを回収できなくなりそうだったら、直ぐに中央銀行(日本なら日本銀行です)が

金融市場に資金を注入する相談をしてるから、大丈夫だよ、としきりにパニックを予防しようとしてます。


とりあえずは、それで事態を沈静化できても、信用不安は残ります。つまり、

ヨーロッパのあの銀行、実は資本不足じゃないの?というような噂が流れただけで、

リーマン・ショックのときのような、信用収縮、つまり銀行ができるだけ貸出は安全運転に徹しようと。

信用収縮といいますけど、リーマンのときは、それで世の中全体のおカネの巡りが悪くなって、

世界中が同時に不況に突入してしまったのです。

リーマン・ショックは、2008年9月15日に発生しました。

昨年の初めの頃は、日本経済は、漸くその長い痛みから抜け出しかけていた。

それなのに、東日本大震災で、元の木阿弥になってしまったのです。

この上、欧州経済危機の影響を受けたら、また不況が長引きます。

全然、対岸の火事ではない。ものすごくきわどい状態です。


◆原発再稼働

欧州金融危機の説明が長くなってしまったし、大飯原発の再稼働については、

今までにも書きました。

時事通信が15日(金)に発表した世論調査では、大飯原発再稼働に関して、

「反対」が46%、「賛成」が39%で、辛うじて「反対」が「賛成」を上回りましたが、

私としては、福島第一原発の悲劇をみているのに、まだ約4割の回答者は原発再稼働に

賛成である、ということが驚きです。経験から何も学んでいないのがショックです。


◆まとめ:できるだけ色々なニュースを並行的にウォッチしている人が多いほど安心です。

あまり偉そうなことを書きたくありませんが、日本人のTwitterを読んでいると視野狭窄的で、

橋下大阪市長批判の人はそればかりだし、原発再稼働反対の人はやはり他のことを話さないし、

世の中の問題には、我、関せずでずっと音楽の話をしている人もいて、それぞれ自由なんですが、

社会と無縁でいられる人はいないので、色々な方面に意識的に注意を向けることが、

やはり大事なのではないか。

同時並行的に色々なことが視野に入っている人が多いほど、

世の中全体が安定的な状態に近づくのではないか、と思います。

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2012.04.05

財政難で困っている音楽団体が多いけど、大企業の当期純利益の何百分の1なんですよ。

◆先日書いたばかりですが・・・・。

何をか、というと、

存亡の危機に瀕しているオーケストラ、吹奏楽団を救いましょう。

で、大阪市音楽団(吹奏楽団)や大阪フィルに少しでも寄付しましょう、と書いたが、

所詮、大衆はクラシックになど関心が無い。音楽なんかなくても死にはしない。

という意見が優勢らしい。それは、そのとおりだが、それでは人間と動物の境界が不鮮明である。
人間だって、動物の一種だろう!

などという、子供のような揚げ足取りをしないで頂きたい。

そんなことは分かっている。ただ、なくても生きていけるものを全部削っていったら、

勉強もなにもかも、同様である。


食って、排泄して、交尾して、寝る。の繰り返しでは、「ケダモノ」と同じだ、というのだ。

しかし、いくらこのような挑発的言辞を弄しても、興味を持とうとしない人は死ぬまで持たないだろう。


◆日本の大企業がその気になれば、数社が経常利益の何百分の1を寄付すれば、簡単に賄える。

社団法人 日本オーケストラ連盟の年鑑によると、

正会員は24団体。準会員が7団体、。合計31団体である。


全ての団体が等しく財政難というわけではないだろうが、個別の財務内容が不明なので、

大阪フィルハーモニー交響楽団の例を参考にさせて頂くと、

橋下氏が大阪府知事時代に、大阪府から大阪フィルへの補助金6,300万円を打ち切られ、

大阪市長になったら、12年度予算案に計上されていた補助金1億1千万円をも、カットする、という。

単純に合計すると1億7,300万円である。

しかし、大阪市音楽団の場合は年間経費約4億3000万円だという。

面倒なので、大阪市音楽団とオーケストラ連盟正会員、準会員合計32団体が

年間5億円の予算を必要としていると仮定すると、その総合計金額は、

5億円×32=160億円

となる。これを個人から集めようとしたら、大変困難だろうが、

近年、大企業は、企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility 略してCSR)という意識を

持っている。企業イメージにも繋がる、という計算があるが、とにかくもうからないことにも

大企業は社会から受けている恩恵に対して「恩返し」するべきだ、と言うことである。


そこで、これから挙げる企業に他意はないが、日本人なら誰でも知っている大企業の収益を見ると、

メーカーならば、当期純利益は、
トヨタ自動車(2011年3月31日、連結) 4,080億円

日産自動車 (2011年3月31日、連結) 3,192億円

ホンダ   (2011年3月31日、連結) 5,340億円

であるし、これも他意はないが分かり易いので、3大メガバンクを見ると、
三菱UFJフィナンシャルグループ(2011年3月31日、連結) 5,830億円

三井住友フィナンシャルグループ(2011年3月31日、連結) 4,759億円

みずほフィナンシャルグループ (2011年3月31日、連結) 4,600億円

と言う次第であるから、別にこのいずれかの1社に全部出せというつもりはないけれど、

例えば三菱UFJの2011年3月期の当期純利益、5,830億円に対して、

全オーケストラと大阪市音楽団の運営経費の総合計、160億円は僅かに2.7%である。

大企業皆がその気になったら、日本中のオーケストラや吹奏楽団の運営経費を補助することなど

痛くも痒くもないのだ。


実際、大阪フィルは朝比奈隆氏が健在の頃は、旧住友銀行の伊部元頭取と旧制三高から京都帝国大学を

通じて、ずっと友だちだったから、旧住友銀行が随分とバックアップしたはずである。

今なら、それは、株主の利益に反するといって、代表訴訟を起こされてしまうのだろうか?

そこまで、セコい世の中ではないと信じたい。

この文章を、大企業の偉い人が読んでいるとは思えないが、大企業経営者のご家族、

秘書室長、等々、おられたら、取締役会で話しをして下さいな。

この文章をプリントアウトして下さって結構ですから。

一部上場企業の経営陣にクラシック好きが大勢いたら、何の苦労もないのだ、という話でした。

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2012.03.21

存亡の危機に瀕しているオーケストラ、吹奏楽団を救いましょう。

◆大阪フィル・大阪市音楽団その他、存亡の危機ですね。

現・大阪市長の橋下氏は、大阪府知事時代に、日本センチュリー交響楽団と「大阪フィルハーモニー交響楽団への補助金の凍結を実行し、

今度は市長になったら、大阪フィルハーモニー交響楽団への、大阪市からの補助金も凍結しようという。

橋下氏の財政政策は、それだけではなくて、他にも大阪市営バス運転手の給与を4割程度引き下げるとか

従来の市長には出来なかった、利権にメスを入れているのは承知しているが、

オーケストラや、大阪市音楽団を簡単に潰すものではない。

賛成派の意見をネットで読んでいたら、

「音楽なんかなくて誰も死なない」

という言葉があったが、そういうものではない。

音楽を演奏する団体は、潰すことは一瞬で出来るが、それぞれが固有の響きを持っている。

今の音が出来上がるまでには、先人の苦労がある。それを簡単に「金にならないから」潰す

と言う発想は、無教養で下品で、野蛮だ。


先日、大阪市音楽団を潰すなと言う記事を書いたときには、挨拶も自己紹介も、ハンドルネームもない大阪人から、
ほんなもん、お前ら音楽好きの言い分やろ。とにかくお前らがクズだっちゅうことはよく分かったわ。

音楽演奏団体を潰すなというと、何故「クズ」なのか、全く理由がわからない。

私は、それどころか、逆に、「とにかくオーケストラや吹奏楽団を潰せ」という連中がクズだということがよく分かった。

要するに高尚なものが妬ましいのだろう。

分からない人にはいくら言っても分からないだろうが、

大阪は、東京のサントリーホール寄りも前に朝日放送が、「ザ・シンフォニーホール」という本格的なコンサートホールを作った

というので、全国の注目を浴びている。大阪フィルは、朝比奈隆氏がご存命の頃からのファンが全国にいて、

大阪人であろうがなかろうが、そんなことは関係無く、潰してはいけないのだ。


◆大阪フィルハーモニー交響楽団を応援するサイトのご紹介。

昨日、大阪のオーケストラ応援企画 | tuttiというサイトの管理人さんから

メールを頂戴した。是非こういう動きがあることを紹介して欲しいというので、早速ご紹介する。

実際に大阪へ赴いてコンサートを聴くことができるひとは、限られるだろうが、他の応援の仕方もあるだろう。

世論が盛り上がらないのが問題だ。


近ごろの世の中を見ていると、なまじ、自分が楽器を演奏する素人が増え、

彼らは、年に数回の自分達の「定期演奏会」の為に練習に忙殺され、

本来は、彼らこそ、最も良い聴衆になれるのに、プロのコンサートに行かなく(行けなく)

なっている、という、皮肉な状況にある。


悪いが、素人オーケストラは・自分達が思っているほど聴衆は感心していない。

上手いならプロが上手いに決まっている。何せ、プロは弾けなかったり間違えたら、

仕事を失うか、仕事が来なくなる。気合いが違う。命懸けなのだ。


プロをないがしろにしてはいけない。アマチュアが「運命」や「新世界より」を弾こうとするのは

かつて、プロの演奏を散々聴いたからである。

音楽に一生をかけた人々は、大事にしなければならない。

勿論、プロの音楽家にも変人やいやな奴がいるのは知っているが、そういう細かい話ではない。


もう一度。

大阪のオーケストラ応援企画 | tutti

それから、大阪市音楽団に「ふるさと納税」制度を利用しての寄付を募っている、Twitterボット
SaveShionBot(非公式) (saveshionbot)

他にもこの極端な長引く不況の中、存亡の危機に瀕している音楽団体があるはずで、

先日、神奈川フィルも危ないという記事を読んだけれども、募金を募っているような団体の方は、

お知らせ下さい。大マスコミにはとても叶いませんが、僭越ながら、この日記・ブログ、1日に1,000件ぐらいのアクセスがあります。

私がクラシック音楽記事を書くので、音楽好きの方の読者もいらっしゃいます。

どんどん、お知らせ下さい。

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2012.02.22

「大阪市、庁内メールを抜き打ち調査 組合活動巡り」橋下市長「業務命令」参与にデータ提供←憲法で禁止された「検閲」。

◆記事:大阪市、庁内メールを抜き打ち調査 組合活動巡り 橋下市長「業務命令」 参与にデータ提供(日本経済新聞 2012/2/22 15:30)

大阪市の橋下徹市長は22日、市役所内のサーバーに保存されている市長部局職員約2万3千人分のメールの

点検調査をしていることを明らかにした。このうち、職員約150人分のメールのデータは、

同市長から委嘱を受けている市特別参与に提供していたことも判明。

調査については職員に事前通知しておらず、組合側の反発は必至だ。

橋下市長はメール調査について「業務命令」と断言した上で、

「市役所の組合問題、市役所の政治活動の問題について市民は疑いを持っており、

徹底調査をするのは市民の求めだと思う。徹底調査で実態解明する」と狙いを話した。

橋下市長が問題視する職員組合による政治活動の実態解明をめざす狙いがあるという。

同市長は「メールを消去されて証拠隠滅されてしまう可能性があると考えたからだが、そもそも事前に通知する必要はない」と話した。

調査は組合問題を担当する特別顧問で弁護士の野村修也氏を中心に進められている。


◆コメント:明らかに、憲法で「一切禁止」されている「検閲」に該当すると思います。

「検閲」とは、何かというと、
公の機関が、国民の表現行為の内容や思想を強権的に調査することをいう。

思想・意見の発表以前に行われる「事前検閲」と、発表後に行われる「事後検閲」があり、前者は国民の声を直接封じるので完全に、思想・表現の自由の侵害となる。

事後検閲は、事前検閲よりも弊害が少ないように見えるが、実際は隠微な形で事前検閲が行われるような事態を生みやすい。日本国憲法第21条第2項は、一切の検閲を禁止している。

(有斐閣「法律学小辞典」)

念のため、日本国憲法第21条を読んで見ましょう。
第二十一条  集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

○2  検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

憲法の文言には、「一切の」とは書いてありませんが、

例外があるときには、法律には必ず、「但し」という言葉が入ります。

逆にいうと「但書」がないときは、「例外なく」という意味です。


◆明日の大新聞社説が何と書くか。

橋下市長には、あの悪党小泉純一郎と思想内容は違うかもしれないけれど、

あまりものを考えない、大衆の人気を得る資質がある、という点で共通している。

しかし、あまりにも次から次へとやりたい放題で、権力という麻薬の中毒になりかけている

という印象を受けます。


それはさておき、これは、議論の余地がない。

橋下市長がやっているメールの抜き打ち調査はまさしく、

公の機関が、国民の表現行為の内容や思想を強権的に調査すること

以外の何物でもない。検閲です。

思想を調査し、その結果で解雇するとか拷問にかけるとかしなくても、

勝手に、大阪市職員のメール内容をチェックすること自体が「検閲」です。

そしてそれは基本的人権の基本、思想・表現の自由の侵害に結び付く可能性が極めて高い。

弁護士の橋下市長は、そんなことは百も承知の筈です。

つまり、「検閲」は「やってはいけないこと」だと知りながら

実行しているのですから、本当に悪い。


こんなの議論の余地すら無い。問答無用です。

明日の、全国紙、朝日、読売、毎日、日経を始め、大きな地方紙の社説が

この行為を「違憲だ」と書くかどうかで、その新聞の程度と根性が分かります。

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