カテゴリー「橋下市長・大阪市批判」の記事

2013.01.25

H市長、実名報道メディア。不作為(無視)が最も堪えるのですが。できませんか?

◆O市のH市長もテレビA(A新聞)にも「反応し」たら思うツボ。

あえて「H市長」「テレビA」と書いたのは、そうしないと以下の論旨と矛盾するからです。

近畿地方のO市のH市長の名前が何ヶ月もの間、見当が付きませんが多分、何百万回とTwitterに現れます。

遺族が名前は伏せてくれというのに、勝手にアルジェリアで亡くなった方の実名を報道するメディアのことも皆、ツイートします。


思うに、これこそ彼らの「思うツボ」です。

O市のH市長には、如何に論理的に何を言っても無駄です。

彼のTwitterアカウントを見たら、フォロアーが95万人を超えています。

彼の滅茶苦茶な政策決定や、独裁者的な言動が次第にエスカレートするのは、人々が反応するからです。

私如きが、ここに何を書いても無駄であることは、2005年9月の郵政民営化選挙、昨年12月の総選挙で

よく分かっていますが、読んで下さる方が毎日1,000人もいて下さるので、また書く訳です。

アクセス数ゼロの日が何日、何週間、何ヶ月も続いたら、多分私は完全に何もかかなくなることでしょう。


それはH市長とて、同様です。

彼に関するツイートが増えるほど、彼は嬉しい。彼への非難こそ彼の行動の原動力です。

アルジェリアでイスラム武装組織(といわれています)の凶弾に斃れた方々のご遺族の意に反して、

メディアが実名を出すのはテレビA、A新聞に限りません。故人の名誉の為、などは後付けの理由です。

要するに騒がれれば、当のニュース番組の視聴率は上がり、新聞の販売部数が増える。


◆市長もマスコミも、出来れば完全に無視することです。

O市のH市長は、前述のとおり「反応がある」ことが嬉しくて仕方が無いのです。

皆、彼に協力しているのです。テレビ局も同じです。「怒った視聴者が番組を見る」ことで

民放テレビが一番欲しがる「視聴率」が上がってしまいます。


O市のH市長に関してはまず、フォローを外す。

Twitterでもどこでもネット上で彼の名を書かない。完全無視。

テレビ・新聞なら、そのチャンネルを決して見ない。新聞は読まない

特に、市長は日本中からこれでもかとありとあらゆる論理、表現で

批判が集中してもビクともしないのですから、そろそろ「作為」は効果が無いこと。

完全に彼を無視して、言及し「ない」、「不作為」を徹底できたら、

多分、市長の態度・言動は急に変わると思います。

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2013.01.18

【世論】最善の大阪市長への反応は「完全無視」です。

◆批判しても、褒めても、橋下市長は嬉しいのです。

体罰が原因と思われる自殺者が出た高校のバスケ部を廃止にするとか、新入生を入れないとか、

大阪市長は大阪市の行政の最高責任者ですが、大阪市長=行政府ではありません。

民主主義では、基本的に国会でも地方自治体でも構造は同じで、国会は憲法第四十一条に、

国会は、国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である。

と書かれてます。

各地方自治体でも代議制民主主義ですから、原理は同じで有権者が選んだ議会が行政府たる

役所や市長の行動を監視する。従って重要な判断は議会に相談するべきで、弁護士資格を持つ

橋下大阪市長はそんなことは分かっているが、回りの一般市民はそう言う論理で攻撃してこられないだろう

と馬鹿にしています。


◆対象は何でもいいから、権力という刃物の切れ味を楽しんでいます。

橋下市長の発言内容の矛盾点を真面目に指摘しても、論理的な議論に応じる気はないようです。

大阪市音楽団を潰そうとしているところ、文楽の台本が古いとアホなことを言って助成金を廃止しようと

しているのを見て、私は最初は、

この人は自分よりも(経済的に)恵まれた環境で育った人に、強烈な嫉妬心を抱いているのだろう。

そういう人が職を失って、不幸になるところをみて「ざまあみろ」と感じる人品賤しい男なのだろう。

と、思ったのですが、言うことを聴いていると、自分が育った環境に近いような社会的弱者にも冷酷なんですね。

橋下徹大阪市長には、大阪市や日本の将来に関する、深い洞察や構想などは、無いと思います。

もちろん、「そんなことはどうでも良い」と口に出したら、市長に当選できなかったから、

一応、言語は羅列していますが、本心は「どうでもいい」だろうと思います。


不謹慎な言い方ですが、彼にとって、体罰とかなんとかどうでも良くて、

市長に選ばれたこと=白紙委任状を手にした=何でも自分の好きにして良い権力を入手した、

と勘違いしていて、その権力を振り回し、出来るだけ騒ぎが起きそうなことをいい、

回りが右往左往するのを楽しんでいるように見えます。


例えて言うなら、良く切れる刃物を買ったばかりの人が、刃の切れ味を試したくて色々なものを

切って見たがるのに似てます。切るものはなんでもいいのです。「刃物の切れ味」自体が快感なのです。


◆最も効果的な対処法は、「橋下市長の言動を完全に無視すること」です。

心理学で交流分析という分野があります。人間は、周囲の人間の反応(ストローク)を

求めていて、一番いいのはプラスのストローク(賞賛、尊敬)です。

しかし、マイナスのストローク(批判、反論)であっても、何も起きないよりはずっと良い。

彼の発言、大袈裟に言うと一挙手一投足に、いちいち世間が大騒ぎすること自体が

彼の自己存在感、自尊心を心地良く刺激してしまうのです。


従って、一番適切な対抗策は「完全に無視すること」です。

マスコミが、どれほど橋下大阪市長を取り上げても、絶対に反応しないことです。

彼はTwitterに自ら参加しています。

自分がTweetしたいのではないと思われます。

橋下市長は今までの経験から、「何を言ったら、メディアや大衆が騒ぐか」を

計算し、敢えて暴論・極論を主張していると推察されます。


残念ながら、こういうことは、私が出られるものなら出て訴えることが

出来ないので、Twitter、そしてこのブログで述べますが、

可能な限り「橋本発言」に大して「正論」で反駁することは控えるといいでしょう。

彼の発言はもちろん、ネット上で橋下という固有名詞が全く現れなくなったら

彼は、より一層「問題発言」をして、世の関心を惹こうとするでしょうが、

そこで、また皆さんが目を吊り上げ、口角泡を飛ばすのは逆効果です。

徹底的に存在を無視することこそ、最適な「橋下対策」であろうと思料します。

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2013.01.09

「<大阪・高2自殺>「最悪の大失態」橋下市長」←大阪市立の高校で起きた事件ですから、究極の責任は市長にあります。

◆記事:<大阪・高2自殺>「最悪の大失態」橋下市長(毎日新聞 1月8日(火)21時4分配信)

大阪市立桜宮高校2年の男子生徒(17)が、主将を務めるバスケットボール部の顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、

橋下徹大阪市長は8日、記者団に対し、「きちんとした対応が取られなかった。教育現場の最悪の大失態だ」と高校側の対応を批判した。

「教育委員会に任せておけない。僕が責任をもって引っ張っていく」と話し、事実関係の解明について積極的に関与する意向を表明した。

橋下市長は、自殺をまねいた背景として「子どものSOSをきっちり受け止めるチャンネルが整備されていない」と指摘。

一方で、「僕が(子どもに)手を上げることもある。親がそうだから学校現場でも(体罰は)ある。

そうなったときに事後フォローをどうしないといけないのかだ」と話し、体罰が存在するとの前提をもとに、

体罰が起きた後の生徒への対処方法が重要との認識を示した。

また、いじめや体罰などの問題が起きた際に、市長が教育委員会に

指揮命令を出せるような条例案を検討するよう指示したことも明らかにした。


◆橋下市長が体罰を容認したか否か、は、問題の本質ではありません。

Twitterを読んでいると、多くのかたが、

橋下(市長)は体罰を容認(JIRO注:「奨励」と書く人もいます)しておいて、今更なんだ!

という趣旨のことをおっしゃっていますが、「橋下市長が体罰を容認(奨励?)していたか、否か」は、問題の本質ではありません。


この事件において、男性教諭の「体罰」と高校二年生の男子生徒の自殺に、因果関係があるかどうか、厳密には完全には

まだ、断定できないと思いますが(注:客観性を維持するために、敢えてこのような書き方をしています)、

仮定上の問題として、どう考えても体罰が自殺の原因(引き金)になっていたとしても、

橋下市長がそれを「現場の責任」にしようとしていることが問題です。


大阪市長は、大阪市行政(教育行政も、もちろん含まれます)の最高責任者ですから、

橋下市長が、(再び、「仮に」)体罰反対論者だったとしても、大阪市立の高校で起きた事件です。

大阪市の管轄下にある施設で起きた事件なのですから、市長の思想がどうであれ、

究極の責任は、市長にある。

極めて単純な理屈です。


◆人が死んだのですから、まずは弔意を表するのが常識です。

冒頭の毎日新聞の記事を読む限りでは、橋下市長は、事件が起きた責任は自分ではなくて

現場や教育委員会にある、と「憤りを隠せない」ような態度ですが、誤解を恐れずに書くならば、とても「嬉しそう」です。

本来は、常識として、「誰の責任か」と騒ぐ前に、まず、

自殺した生徒や遺族に対してお悔やみ申しあげる、

という意味の発言をするべきです。

毎日新聞の記事には、そのような橋下市長の発言は書かれていません。

橋下という人は、理由、きっかけは何でも良いから、他人を糾弾する理由が

出来ると、俄然張り切るようです。しかしこれは他人を糾弾する前に自らが最高責任者として謝罪するべきです。

まとめます。
1.弔事が全てに優先する。まず、なによりも先に、亡くなられた生徒さんとご遺族にお悔やみを申しあげるべきである。

2.橋下市長は事件の責任を、教育の現場にいる教師や大阪市教育委員会に押しつけようとしていますが、彼らは市長の「部下」だから最終責任は市長にある。

ということになります。責任者というのはどのような組織でもそう言うことでしょう。結果に対して全て責任を負う。

そのような基本的原則を無視して、徒に言辞を弄し、あたかも自分は、関係無い、とでも言いたげな、

橋下徹大阪市長の見識を疑います。

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2012.07.27

「<橋下市長>文楽を鑑賞 「台本が古すぎる」と苦言」←古典は古いから、古典だ。

◆記事:<橋下市長>文楽を鑑賞 「台本が古すぎる」と苦言(毎日新聞 7月26日(木)22時18分配信)

文楽協会への補助金凍結を表明している大阪市の橋下徹市長は26日夜、

国立文楽劇場(大阪市中央区)で文楽の古典「曽根崎心中」(近松門左衛門作)を鑑賞した。

橋下市長は鑑賞後、記者団に「古典として守るべき芸だということは分かったが、

新規のファンを広げるためには台本が古すぎる」と苦言を呈し、演出方法を現代風にアレンジするなどの工夫を求めた。

橋下市長は大阪府知事だった09年に初めて鑑賞した際、

「二度と見にいかない」と酷評した。この日は、「もう一度古典を見たい」と鑑賞した。

市は今年度の補正予算案で、文楽協会への補助金を昨年度比25%減の3900万円計上。

橋下市長は技芸員(演者)が公開での面談に応じなければ補助金を支出しないとの考えを表明し、

非公開での面談を求める協会側とのすれ違いが続いていた。

この日は、鑑賞後に技芸員の楽屋も訪れ、非公開で懇談。公開での面談を改めて要望したという。


◆コメント:大阪市ってのは、専制君主制ですか・・・。

橋下徹大阪市長は、凡そ、「カネにならないもの」は無駄だ、という発想しかできない。

だから、もっと客を入れるように「文楽」自体を「現代風に」アレンジしろ、というのだろうが、

行政の長が芸術表現について、それまで、長年鑑賞してきた、いっぱしの「通」ならともかく、

「アドヴァイス」というか、この場合殆ど、「指示」か「命令」に近い印象だが、口を差し挟むこと自体が

間違っている。為政者たるもの、

「自分には面白さがよく分からないが、これをみて通じ合っている人たちがいる。様々な感受性を尊重しなければならない」

と考えるべきで、大阪で営まれる人間の行為は、全てが自分(橋下市長)の好みに合うようにしなればならないなら、

この国は最早、専制君主による独裁制がまかり通る中世に時間が逆戻りしたも同然である。


◆橋下市長は自分の発した言葉が論理的に矛盾していることに気がつかないか。

そもそも、橋下市長には、丁寧に批判して差し上げるだけ、有難いと思って貰いたい。

本来、批判する為に文章を書く時間が勿体無いほど、バカげている。

(文楽は)古典として守るべき芸だということは分かったが、新規のファンを広げるためには台本が古すぎる。

「古典」は「古い」から「古典」であり、現代風にアレンジしたら、それは最早古典ではない。

橋下市長は、文楽を見て、「古典として守るべき芸だということが分かった」という。

古典として守るべきならば、大衆に迎合してはいけないのである。


これを、音楽に当てはめるならば、
バッハの音楽は「古くさくて」、若者には受けないから、ロックバンド用に編曲しろ。

というようなもので、全く何も分かっていない。

この分だと、ベートーヴェンのシンフォニーが堅すぎる、といって、第九のフィナーレのソリストを

全員演歌歌手にして、コーラスをAKB48に演らせろ、とか、本気で言い出す可能性すらゼロではない。マンガである。

子供の頃、青春時代に芸術に触れる環境に育たなかったこと、それ自体は橋下市長の責任ではないが、

自分の趣味に合わないもの、自分に分からないものは、価値がない。あるいは儲からないモノは価値がない、

というその自分の価値観を根本的に反省するというプロセスが必要である。


と、随分紳士的に書いて差し上げたが、私の忌憚の無い気持ちを文字にするならば、

こいつはマスコミや、世間に毎日騒がれて、自己愛が異様に肥大している。

それに自分で気がつかない。死んでも治りそうに無い大馬鹿だ。

金正日は、オーケストラを創らせた(餓死者が出ている国で、それが良いとはいいきれないが)。

アドルフ・ヒトラーは、ワーグナーが好きだった。カネにならないからワーグナーの楽劇上演を禁止とは

絶対に言わなかった。

「芸術」に関しては、橋下大阪市長より、金正日とヒトラーの方がまだ理解がある。

それほど、橋下の主張は、彼の、超弩級の無教養さを表している。

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2012.05.27

大阪市教育委員会事務局 生涯学習部 音楽団 に出したメール。

◆出演料の上限が決まっているというので、ウラをとります。

ウィキペディアの大阪市音楽団 「存廃問題」を読むと、

次の記述がある。

大阪市音楽団は大阪市が直営事業として運営している音楽団であり、人件費や赤字分を大阪市が公費から支出している。

大阪市の平成22年度決算によれば、人件費を除いた楽団運営のための歳出額約9,100万円のうち、

入場料収入などで補えるのは約4,800万円で、差額の4,300万円と団員44人分の人件費約3億8,700万円を加えた

約4億3,000万円を大阪市が負担しているという。

(ただし、これについては、大阪市音楽団条例(昭和25年4月1日条例第33号)および大阪市音楽団規則(昭和32年4月1日大阪市教育委員会規則第4号)

により音楽団の活動に大阪市教育委員会の承認が必要であることに加え、

出演料が最大でも1回あたり1時間63,000円・2時間94,500円という、

40人規模のプロの楽団としては異例の破格値に押さえられているという事情もある)。

とのことである。今月中旬、
2012.05.10 大阪市音楽団は条例で収益を上げることが制限されているのに、「儲かってないから潰す」のは明らかな矛盾だろう。

の中でかいたが、大阪市音楽団は、大阪市文化振興条例により、収益を目的とすることを制限されている。
市民が地域において芸術文化に親しむことができるよう、芸術作品を鑑賞する機会の提供、公演等への支援、情報の提供その他の必要な措置を講ずるものとする。

というのは、つまり、高いチケットを高くするな、ということだが、

具体的な金額の制約がわからず、ウィキペディアで見つけたのである。

しかし、その根拠となる、「大阪市音楽団条例」と「大阪市音楽団規則」を大阪市のウェブで

探しても見つからない。そこで、大阪市に問い合わせのメールを送った。


◆メール本文。

担当部署を探したら、どうやら、【教育委員会事務局 生涯学習部 音楽団】へのお問合せ

なので、メールを送った。

本来のメールフォームには、当然、私の実名、メールアドレスを入力したが、

それは、ここでは省かせていただき、本文のみを掲載する。

次のとおりである。

ご担当者御中。

東京に住む音楽好きの会社員です。

報道によれば、橋下大阪市長は、大阪市音楽団の存続に否定的なお考えのご様子。

大阪市から大阪市音楽団への援助金額が多すぎるという理由のようですが、

大阪市芸術文化振興条例では、市民が芸術に親しみ安い環境を整えろとの文言があります。

ウィキペディア「大阪市音楽団」には、
「大阪市の平成22年度決算によれば、人件費を除いた楽団運営のための歳出額約9,100万円のうち、入場料収入などで補えるのは約4,800万円で、

差額の4,300万円と団員44人分の人件費約3億8,700万円を加えた約4億3,000万円を大阪市が負担しているという

(ただし、これについては、大阪市音楽団条例(昭和25年4月1日条例第33号)および大阪市音楽団規則(昭和32年4月1日大阪市教育委員会規則第4号)

により音楽団の活動に大阪市教育委員会の承認が必要であることに加え、

出演料が最大でも1回あたり1時間63,000円・2時間94,500円という、40人規模のプロの楽団としては

異例の破格値に押さえられているという事情もある)。」

と、記述されています。

私は色々検索しましたが、「大阪市音楽団規則」がみつかりません。何処に表示されているのかお教え頂けますでしょうか。

そして、もしも、WEB上で大阪市音楽団規則が見られるWEBページがないのならば、ウィキペディアの記述、つまり、
出演料が最大でも1回あたり1時間63,000円、2時間94,500円

に制限されているのが正しいの否か教えていただけませんでしょうか。

蛇足ながら、私は大阪市民でも大阪府民でもありませんが、そんなことは関係無く、

橋下市長の一存で、大阪市音楽団の廃止が決定されるならば、専制君主による独裁的政治だと思います。

大阪市芸術文化振興条例の立法趣旨に鑑み、大阪市音楽団は無闇に収益を期待されていないのにもかかわらず、

要するに「儲からないから全員、実質解雇」ということならば、それはあまりにも傲慢な、市長の暴挙です。

それを看過することが出来ないので、お手数をお掛けしますが、このメッセージを送ります。

お返事をお待ちしております。

以上である。多分、返事は来ないだろうが、暫く待つこととしよう。

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2012.05.21

「大阪市音楽団 市議からも「廃止反対」相次ぐ」←橋下市長自ら無給で働いたらどうですか?

◆記事:大阪市音楽団 市議からも「廃止反対」相次ぐ(MBS 2012年05月21日(月) 19時11分)

大阪市の改革プランで廃止の方針が打ち出されている市直営の音楽団について、

21日の市議会で議員から廃止反対の意見が相次ぎました。

大阪市音楽団に対しては市職員である団員の人件費や運営費など、

年間およそ4億6,000万円が支出されていて、市は音楽団を来年度で廃止するという改革案を打ち出し、自立した運営を求めています。

21日の委員会では、議員から「来年度の廃止はあまりに唐突だ」と反対の意見が相次ぎました。



「(レベルの高い)日本の吹奏楽のナンバーワンがシオン(大阪市音楽団)。ということはみなさん、世界で一番でしょ。

そんななかでその音楽団を手放す議論がされている」(自民党 太田晶也市議)

 「世界で一番ということであれば、ぜひ(演奏を)有料化して、チケットを売りまくったらいい」(大阪市 橋下徹市長)

<
さらにサックス奏者の女性から市長宛てに届いたFAXの朗読を交え、反論しました。
『私もこの音楽業界で生きていくために莫大な苦労をして、やっと仕事を、自分のポジションを手に入れました』。

そのような形でやっている音楽家は、この大阪市内、府内にはごまんといる」(大阪市 橋下徹市長)

橋下市長はこのように述べ、大阪市音楽団に対してチケット販売を行うなどの自立した運営を促しました。


◆コメント:大阪市音楽団の音楽家をクビにするなら、まず市長が無給で働いて範を垂れたら如何でしょう?

大阪市議会議員の中からも大阪市音楽団の廃止に反対意見が相次ぐというが、どの程度本気なのか。

遙か離れた東京都民である私ですら、ちょっと調べれば、大阪市音楽団が「大阪市芸術文化振興条例」により、

「儲けを目的とすることを制限」されていることが分かる。それは、10日前に書いた。

2012.05.10 大阪市音楽団は条例で収益を上げることが制限されているのに、「儲かってないから潰す」のは明らかな矛盾だろう。

この条例自体が変更されていないのに、何故反対する大阪市議会議員は、この論理的矛盾を指摘しないのか、と思う。

何だかんだいって、橋下大阪市長という人物は行政が文化を支援する必要はない、と思っているのは明らかだが、

今まで、芸術文化を振興することを任務としていた、音楽家という専門技術を持った集団が、音楽を好まない市長の為に、

いきなり路頭に迷わされるのは、あまりにも非人道的である。


同じ事を繰り返すが、橋下は、
「世界で一番ということであれば、ぜひ(演奏を)有料化して、チケットを売りまくったらいい」(大阪市 橋下徹市長)

というが、儲けてはいけないと言い続けてきたのは、政令指定都市、大阪市自身である。

何度読んでも、聞いても納得がいかない。

この他にも、橋下市長の施策は、あの稀代のペテン師、小泉純一郎にそっくりで、

あまりにも強者の論理に立ち、高齢者や、障害者や病人に、今以上の経済的負担を求め、

払え無いなら、勝手に野垂れ死んで下さい、と言わんばかりである。


◆1年半、無給で働いた、元・伊藤忠商事社長、丹羽宇一郎氏(現・駐中国日本大使)を見習ったらどうか。

このブログで過去に何度も書いたが、駐中国日本大使、丹羽宇一郎(にわ ういちろう)氏は、

1998年、経営危機にあった伊藤忠商事の社長に就任し、財務状況を詳しく調べた所、4000億円の不良資産を抱えていることを

発見し、全社員にこれを、次の決算で一括償却する(損失として決算書に計上する)と言った。

つい、先日発表された、今年の3月期のメガバンクの当期純利益が1行で5000億円ぐらいだったから、

どれほど、恐ろしい決断か、想像に難くない。

その状態から経営を立て直し2001年3月度決算では過去最高の705億円の黒字転換に成功した。

丹羽氏は、社長に就任し、経営を立て直す為に社員に奮起を促す代わりに、自分は社長の給料もボーナスも全額返上し、

1年半、無給で働いた。

さらに、日本有数の大商社、天下の伊藤忠商事の社長であるにも関わらず、黒塗りの社長送迎車を廃止して、

平社員と同じように、毎朝、電車通勤した(電車通勤は、経営立て直しに成功してからも続いた)。

昼飯は、伊藤忠商事傘下のファミリーマートのコンビニ弁当や同じく伊藤忠系列の吉野家の牛丼で済ませた。


橋下大阪市長も、弁護士として、また、タレントとしてずいぶんとご活躍であったから、その間

さぞや、稼いだことであろう。


サディスティックなまでに冷酷に大阪市音楽団のプレイヤーをクビにするというのなら、

まず、橋下市長自ら、市長在職中は、給料を大阪市に返納して、範を垂れたら如何だろうか?

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2012.05.10

大阪市音楽団は条例で収益を上げることが制限されているのに、「儲かってないから潰す」のは明らかな矛盾だろう。

◆記事:橋下市長殿、いきなり市音楽団「ジ・エンド」?(読売新聞 5月7日(月)14時46分配信)

全国で唯一、自治体が直営する吹奏楽団「大阪市音楽団」が、橋下徹市長が発足させた改革プロジェクトチームから2012年度限りの廃止を迫られている。

橋下市長は「行政が楽団を抱える必要はない。(廃止後は)分限免職だ」と、音楽士(楽団員)36人の整理解雇まで言及する。

楽団員は7日午後、橋下市長に「性急な廃止はやめてほしい」と直談判する。


「1小節ごとの最初の音をしっかり出して」

管楽器ユーフォニアムを担当する三宅孝典さん(54)は4月25日、市立高津中(天王寺区)で約2時間

吹奏楽部の生徒18人を指導した。楽団が市立中、高校での音楽教育に楽団員を無償派遣する事業だ。

顧問の田中雅朗教諭(37)は「音楽団は市内の学校吹奏楽部を底上げしてくれている」と話す。

楽団は幼稚園や小学校対象の鑑賞会なども開催しており、所管する市教委幹部は「教育に軸足を置いている」と強調する。

しかし、橋下市長は「子どもたちに指導するために、税金でサッカーやラグビーのプロチームを抱えるのか」と主張。

楽団に市から独立した自主運営を求める。

楽団の維持経費は10年度、人件費を中心に約4億7800万円。

収入は10分の1しかなく、差額の4億3000万円を市が負担する。

学校や音楽ホールなどからの演奏依頼を受けて計94回公演し、入場者約7万2000人を集めたが、

うち8割超の79回は観客から料金を徴収していない。音楽鑑賞の機会を市民に安く提供するため、

条例で出演料を「1回6万3000円以内」と制限していることも収益が伸びない一因だ。

市音楽団と共演してきた作曲家の宮川彬良(あきら)さん(51)は

「どの楽団も国や自治体から補助を受けており、演奏収入だけでは運営できない」と言う。

市教委幹部は「2012年度限りの廃止はあまりに早すぎる」としており、市音楽団の辻浩二団長(59)は

「いきなり自立と言われても、そのための検討期間が必要だ。がけっぷちから落とすようなことはしないでほしい」と話している。

◆大阪市音楽団=1923年に元陸軍軍楽隊の有志が結成した「市音楽隊」が前身で、自力での運営が困難になったことから、

34年に市に編入された。70年の大阪万博に出演。大相撲春場所での国歌演奏も担当している。

楽団員は市職員で、現在33~59歳の男女36人。


◆コメント:条例で「儲けるな」と定めておいて、市長が「儲からないから潰す」とは何だ?

一応理屈を書くが、橋下市長を見ていると、凡そ、「文化的」とか「教養」とか

そのたぐいの「臭い」を漂わせる存在全般に対して、異常なまでの敵愾心を抱いていることが分かる。

だから、いくら正論を吐いても奴の言うことは変わらない。「文化を大切にしないのか?」という類の

言葉こそ、彼が反発心を刺激するのである。


しかしながら、上の記事。太文字で強調した部分は見逃せない。

条例とは、大阪市文化振興条例である。

出演料云々の細目まではここには定められていないので、さきほど、Twitterで、

大阪市音楽団に「その条例で定められた細目」を教えて欲しい、と依頼したが、

そう、瞬間的には入手出来ぬ。


但し、大阪市文化条例には、次の文言がある。

大阪市芸術文化振興条例 平成16年3月29日

第2条(定義) この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(1) 芸術文化 音楽、演劇、舞踊、美術、写真、映像、文学、文楽、能楽、歌舞伎、茶道、華道、書道その他の芸術に関する文化をいう。

(2) 芸術活動 芸術作品を創作し、又は発表すること(専ら趣味として行うものを除く。)をいう。

(3) 芸術家 芸術活動を行う者及び芸術活動を行う団体をいう。


第3条 (基本理念)本市における芸術文化の振興は、次に掲げる理念(以下「基本理念」という。)にのっとり、推進されなければならない。

(1) 芸術文化の振興に当たっては、市民及び芸術家の自主性が十分に尊重されるべきものであること

(2) 芸術文化は、市民及び芸術家の双方が支えるべきものであること

(3) 芸術文化は、市民が芸術家の活力及び創意を尊重するとともに、自らこれに親しむことにより、その振興が図られるものであること

(4) 芸術家は、その活力及び創意を生かした自主的かつ創造的な芸術活動を行うことにより、芸術文化の振興に主体的かつ積極的な役割を果たすべきものであること

(5) 芸術文化の振興に当たっては、多種多様な芸術文化の保護及び発展が図られるべきものであること



第4条(本市の責務)本市は、基本理念にのっとり、市民及び芸術家との連携を図りながら、芸術文化振興施策を総合的に策定し、及び実施するものとする。



第5条(市民が芸術文化に親しむ環境の整備)本市は、市民が優れた芸術文化に身近に親しむとともに、高齢者、障害者、子育て層をはじめ

広く市民が容易に芸術文化に親しむことができるよう、環境の整備その他の必要な措置を講ずるものとする。

第6条(地域における活動の活性化)本市は、地域において市民が積極的に芸術文化に親しむことが芸術文化の振興に資することにかんがみ、

市民が地域において芸術文化に親しむことができるよう、芸術作品を鑑賞する機会の提供、公演等への支援、情報の提供その他の必要な措置を講ずるものとする。


金額など細かいことは、他に文書があるのだろうが、大阪市のウェブサイトで読める文書である。

読めば明らかなとおり、大阪市音楽団のコンサートで、無料演奏が多かったり、有料でもチケットが安いのは、

つまり、収益が上がらないのは、

大阪市それ自体がが「文化振興」の為に、施策として定めた条例によるものである。

これほど、文化に対して、理解のある、本来誇るべき「文化振興条例」で、
「本市は(注:大阪市)、(中略)広く市民が容易に芸術文化に親しむことができるよう、環境の整備その他の必要な措置を講ずるものとする。

と定めたものを、要するに「自分が気にくわないから」無視するという。これは専制政治であり、

国政で与野党が揉めてばかりいて、何も決められないからと言って、

何でも容易に切り捨てる大阪市長の行為を正当化するものではない。

それとこれとは、別の話だ。これでは、北朝鮮と大差ない。

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2012.04.24

「資金難の交響楽団に2億円支援=大阪の信組」←良い行為は称讃されるべきだ。

◆記事:資金難の交響楽団に2億円支援=大阪の信組(時事通信 4月23日(月)17時0分配信)

近畿産業信用組合(大阪市)の青木定雄会長は23日記者会見し、

存続の危機にひんしている日本センチュリー交響楽団に対して「今年度から2億円程度の支援を行いたい」と述べた。

今後、楽団と具体的な支援内容について協議に入る。同楽団は、橋下徹大阪市長が府知事時代に補助金を打ち切られ、

昨年4月以降、スポンサー探しを進めていた。同信組は組合員から賛助金を募ることなどを検討。

青木会長は会見で「利益の一定割合を支援に回すことも考えたい」とも語った。


◆コメント:褒めるのが下手な日本人。

と、イヤミなコメント・タイトルにしてしまったが、まず強調すべきは、

近畿産業信用組合の青木会長、偉い!

ということである。

失礼な表現になるが、信用組合は金融機関としては、相対的に小規模な企業である。

それでも、日本センチュリー交響楽団に、年間2億円程度の支援をする、という。


一体メガバンクや、日本有数の大企業、もっと拡げれば一部上場企業の経営者は

何をかんがえているのであろう。


それぞれが、経常利益の0.1%ずつでも拠出したら、日本中のオーケストラや大阪市音楽団を

余裕で救えるだろうに。

(公平を期するために書くが、既に多くの大企業は既存のオーケストラに幾ばくかの援助をしている。

N響のコンサートに行くとプログラムの最後に「賛助会員」として多くの企業名が載っている。

あれは、スポンサーであることを意味しているが、潰れそうなオーケストラを救おうと申し出る企業は、ない)。

日本語で書かれているブログは、星の数ほどあろうが、今日最も取り上げられやすいのは、

京都で18歳の無免許の少年が3人の人(7歳の女の子、26歳の女性、そのお腹にいた子)を殺した

という話であろう。

それに関して私とて、勿論百万語が煮えくりかえっているが敢えて止める。

他に書く人がいくらでもいるだろうから。


私はこのブログで以前から何度も書いているが日本人は悪い事(人)を叩くのは得意だが

(日本人に限らないかも知れないけれど)、

良いこと、善いこと、めでたいことを祝ったり、誉め称えるのが実に下手クソである。

殆ど、人の褒め方をしらないのではないか?というぐらいである。


それは、マスコミの報道姿勢が大きく影響している。

どのメディアも、人の失敗や悪事や不幸を大きく取り上げるのは得意だが、

「いい話」を大きく取り上げない。現実の世の中では、良いこと、めでたいことも起きている筈だが、

暗い事ばかりを強調すると、大衆は世の中で悪い事「ばかり」が起きているような錯覚に陥る。


最初に、この件に触れたのは、
2007.02.06「バレエ:ローザンヌ国際コンクール 若手の登竜門、河野舞衣さん2位」←こういう事を大きく報じないから世の中暗くなる。

だった。その他、何度も、日本人の「褒め下手」について書いた。

チャイコフスキーコンクール演奏部門でヴァイオリンの神尾さんが優勝したとき、

チャイコフスキーコンクールには 演奏部門の他に、楽器製作部門があり、ヴァイオリン製作部門の1位と2位を

クレモナに工房を持つ、日本人の菊田さんと高橋さんが獲ったときにも書いた。
2007.06.16「チャイコフスキー国際コン:弦楽器製作で日本人が1、2位」←「良いこと」は大ニュースにならないのかい?

2007.06.21 チャイコフスキーコンクール・楽器製作部門優勝の菊田さんからもコメントを頂きました

また、毎年、日本の高校生が国際数学、物理学、生物学、化学など、「勉強のオリンピック」で金メダルを獲得している。

大新聞は、社説か何かで「若者の学力低下を憂える」ようなことを書いているくせに、彼らが毎年、勉強の五輪で金メダルを獲っているのに、

絶対に社会面のベタ記事(片隅の一番小さい活字の記事)でしか取り上げない。


だから、私は、毎年必ず書いている。
2007.07.23 「<国際物理五輪>灘高の2人が日本初の金メダル」←毎度、同じ事を書くが、何故「良い事」を大きく報じないのか?

2009.07.25 「国際数学五輪、日本2位=過去最高、副島さん総合トップ-物理も全員メダル」←どうして「良い話」を「小さく」取りあげるのか

2010.07.18 「過去最高に並ぶ金1、銀3=日本代表の高校生―国際生物学五輪」←偉い。

2010.09.29 「金1、銀3で日本3位=国際地学五輪」←何度も書くが、何故「良いこと」を「小さく」報じるのか。

2011.07.18 「物理五輪、日本の高校生3人が金 銀も2人」「生物学五輪、日本の高校生3人が金メダル」←女子サッカーもいいけどさ。

2011.09.20「<地学五輪>日本代表の高校生4人全員メダル 渡辺さんは金」←毎年書くが何故「勉強五輪」金メダルはベタ記事なのか。

これだけ、日本人が「金メダルを毎年」獲得していることを知っていた人の方が少ないであろう。

メディアが悪いのである。


◆今日の結論:1.大企業はオーケストラを助けろ。2.日本人は「褒める」ことを覚えろ。

最初の日本センチュリー交響楽団支援の話から、話題が逸れたが、言いたいことは要するにその2つだ。

橋下市長は大阪市音楽団を潰そうとしているし、大阪フィルが潰れても構わないと思っている。

大阪府民に呼びかけても反応がない。素人吹奏楽の連中も(何たる恩知らずかとおもうが)、

Twitterなど見ていると、自分の楽器の練習の事ばかり書いている。プロが路頭に迷っても知ったことでは無いらしい。

こうなったら、クラシック好きの大企業経営者を見つけた方が早い。

大企業の社会的貢献ということが今、しきりに言われている。企業が自社のイメージを気にする世の中なのだ。その意味ではチャンスなのだ。

一億円だろうが四億円だろうが、世界に冠たる日本を代表するメーカーや、メガバンクにとっては、

それぐらい痛くも痒くもない。これに株主代表訴訟を起こすバカもいないだろう。

東証一部上場企業とは日本の頂点にある企業群のはずだ。オーケストラぐらい、助けろ。


メガバンクが経常利益数千億のくせに何にもしないのに、

日本センチュリー交響楽団支援を決めた、地域金融機関たる、近畿産業信用組合は立派である。

それがひとつ。


もうひとつの結論。

一般論として、世の中が暗く見えるのは、311の後は実際に深刻なのだが、

本当に深刻なことの訴え方は不十分で、殺人事件などばかり取り上げるメディアにも原因がある。


今の日本は確かに崖っぷちだが、悪い事「だけ」が起きているのではない。

良い事、善い行い。優れた人物、業績、功績を「大きく」取り上げるべきだ。

以上。

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2012.04.12

北朝鮮も橋下市長も、「煙突男」と同じだ。周囲が騒ぐほど、相手の思うツボだ。

◆記事1:防衛相 米司令官と連携を確認(NHK 4月11日 17時14分)

田中防衛大臣は、日本を訪れているアメリカ太平洋軍のロックリア司令官と会談し、

北朝鮮が人工衛星としている事実上のミサイルの発射に備え、

自衛隊とアメリカ軍が情報の共有を図るなど緊密に連携して対処する方針を確認しました。

アメリカ太平洋軍のトップのサミュエル・ロックリア司令官は、北朝鮮が人工衛星としている事実上のミサイルの発射期日が迫るなか、

在日アメリカ軍の状況などを視察するため日本を訪れており、防衛省で田中防衛大臣と会談しました。

この中で、田中大臣は「自衛隊とアメリカ軍の連携は非常に重要であり、引き続き協力をお願いしたい」と述べました。

これに対し、ロックリア司令官は「自衛隊とアメリカ軍の緊密な連携は、長きにわたる日米防衛協力の成果だ。

今回の北朝鮮の事案についても日米で認識を共有しており、協力して対処する必要がある」と述べ、

自衛隊とアメリカ軍が情報の共有を図るなど、緊密に連携して対処する方針を確認しました。


◆記事2:橋下市長、楽団が1億補助金競うコンテスト提案(読売新聞 4月10日(火)23時29分配信)

大阪市の橋下徹市長は10日の大阪府・市統合本部会議で、在阪の交響楽団などが1億円の公的支援を競うコンテスト案を提示した。

起伏のある未舗装のコースをバイクで走るモトクロス場を大阪城公園内に特設し、

レースイベントを開催する構想も提案した。今後、実現性を検討するという。

補助金見直しを進める市の改革プロジェクトチームは大阪フィルハーモニー交響楽団(大フィル)への

年1億1000万円の補助金の25%カット案を打ち出している。

橋下市長は「補助金をもらうのが当たり前になっている。賞金1億円のコンテストを開き、楽団同士で競わせてはどうか」と提案。

音楽イベントの開催など優勝楽団への特典にも言及した。


◆コメント:北朝鮮も橋下市長も、周囲が騒ぐほど「思うツボ」。

記事のタイトルに「煙突男」と書いたが、これは若い方には、補足説明が必要であろう。

今では、日本人の住居には、「風呂場」があるのが普通になったが、

映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズを見ると分かるとおり、昭和30年代から40年代初期は

まだ、「風呂」を自分の家に持っている世帯のほうがむしろ少なかったので、

全国いたるところに、必ず「銭湯」があった。

銭湯には「煙突」がある。その煙突によじ登り、

飛び降りるぞ。死んでやるんだ!

と叫ぶ奴が、しばしば出現した。飛び降りると言われると、野次馬は集まるし、

お巡りさんも放っておく訳にはいかず、当時のニュース映像を改めて見ると、

お巡りさんには、失礼だが、滑稽なぐらい、必死に、飛び降りないように説得する。


これこそが、「煙突男」の目論見。騒いで欲しくて煙突によじ登ったのであり、

はじめから、飛び降りる気などない。ただ、人に構って欲しいのだ。


多分、実際にやった例はない、と思うが、本当は「煙突男」が「飛び降りるぞ!」と言ったら、

知らん顔して

「ああ、そうですか、ご自由に。他人にぶつかると迷惑ですから、この印を狙って飛び降りてね?」

とやったら、ほぼ間違いなく「煙突男」はたちまち意気消沈して、「すみません。下ろしてください」

と言ったことであろう。


北朝鮮と橋下は百歩譲って「煙突男」ほど小児的心理ではないとしても、

私見では、両者は本質的において「煙突男」と同一の、所謂「構ってちゃん」の行動原理に基づいていると思料する。


◆落ちついて考えること。北朝鮮の場合。

北朝鮮がミサイルに燃料の充填をはじめたこと、弾頭には、化学、又は生物兵器の弾頭を搭載しているかも知れないこと。

日本か他のアジア諸国のいずれかの領土に弾頭が落下するかもしれず、日本は米軍と共同で厳戒態勢にあること、

などが報じられている。

しかし、北朝鮮が故意に、日本(にせよいずれに国にせよ)の領土内を「狙っ」て弾道ミサイルを発射するとは

考えられない。

北朝鮮が核を保有するのは、アメリカは、核を持つ国を先制攻撃することがないのを知っているからである。

特に、先代・金正日は、核を持っていないが為に、言いがかりをつけられて、戦争をしかけられたイラクの悲劇を見て

一層、「抑止力」としての核保有の重要性を確信し、その思想はデブの息子に引き継がれているのは間違いない。

もしも、北朝鮮が何処かの国にミサイルを落としたら、米国にボコボコにされることを知っている。

相手に先に攻撃させておいて「やりやがったな?」と反撃する、という形にするのは、真珠湾を見れば分かるとおり

アメリカの常套手段だ(ルーズベルト大統領は、真珠湾攻撃の内容を全て事前に知っていながら、ハワイには教えず、

日本に奇襲させておいて、「汚いジャップ」の印象を米国民に植え付けることに成功した)。

また、北朝鮮中枢部は、

ミサイルを発射するぞ!

というたびに、世界中がてんやわんやの騒ぎになるのを、100%意識している。

多分、その世界中の報道映像をかき集め、情報統制されている自国民に見せて、
見ろ、世界は偉大な我が国をこれほど、恐れているのだ!

とやれば、生まれつき首領様は偉大である、と洗脳された人民は、

何百万人もが餓死するほど食い物がなくても、新指導者、金正恩を崇拝し、革命は起きない。

国家の独裁体制は維持される。結果的に、世界は北朝鮮の体制維持に協力しているのである。

北朝鮮がミサイルを発射する、と発表したら、自衛隊や米軍は警戒態勢を取らざるを得ないが

それを、マスコミが大々的に報じてはいけない。全世界的に無視するべきである。


◆落ちついて考えること。橋下大阪市長の場合。

最近、橋下大阪市長の言葉を、メディアが報じない日はない。

しかし、少し落ちついて考えると、橋下は大阪市長である。内閣総理大臣でも官房長官でも野党党首でもない。

タカが、1地方自治体、大阪市の行政の責任者である。

大阪市の政策に日本全国の市町村が従う理由もなければ、橋下が何を言おうが、国政に関係無い。

これもまた、マスコミが過剰に報じるから、ただでさえ「権力」という痲薬の中毒になっている橋下の

肥大した自我を一層拡大してしまう。薬物依存のようなもので、世間の反応に耐性が出来てしまうと、

より大きな反応を、橋下は欲するようになる。かくして、段々発言が過激、かつ支離滅裂になる。


繰り返すが、全国に数え切れないほどの市町村があるのに、

大阪市長の発言だけを毎日、日本国民全体が知らねばならない合理的理由は存在しない。

記事2に於ける橋下市長の発言は、いくら何でも芸術及び芸術家をバカにするにもほどがある、と、

40年前小学校5年から今に至るまでオーケストラを愛する私は、肚の中で百万語が煮えたぎっているが、

それを露わにしては、「反応するな」という、本稿の趣旨に反するので、これ以上書かない。

ただ、大阪市民、日本国民全体ともに、わずか7年前、「改革をとめてもいいんですか!」の一点張りだった

小泉純一郎を熱烈に支持し、その結果かつてない、格差社会が出来てしまったことや、

自民党が再び政権担当するのが困難なほど破壊されてしまったことを忘れたのであろうか?

調子のいい、或いは、奇抜な言辞を弄する奴には、注意が必要だ。


◆結論:無視することだ。

北朝鮮も橋下も「煙突男だ」と書いた意味は以上である。

無視することこそ、両者への最善の対応だ。

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2012.04.06

「橋下市長、市音楽団員の配転認めず『分限免職』 」←大阪市の「誇り」と思えないのですね。

◆記事:橋下市長、市音楽団員の配転認めず「分限免職」(読売新聞 4月6日(金)8時28分配信)

大阪市の橋下徹市長は5日、市が同日発表した施策・事業の見直し試案で「2013年度に廃止」とされた

市音楽団の音楽士36人の処遇について

「単純に事務職に配置転換するのは、これからの時代、通用しない。仕事がないなら、分限(免職)だ」と述べた。

市改革プロジェクトチームの試案では、音楽団を「行政としては不要」としつつ、市が正職員として採用してきたことから、

「配置転換先を検討」としていたが、橋下市長は

「分限(免職)になる前に自分たちでお客さんを探し、メシを食っていけばいい」

と述べ、配置転換を認めない意向を示した。

市音楽団は1923年に発足。国内唯一の自治体直営の吹奏楽団で、市公式行事での演奏や有料公演などを行っている。

市は公演収入などを差し引いた運営経費や人件費として年約4億3000万円(2010年度)を負担している。


◆コメント:大阪市有権者の民度を端的に示している。

大阪市は、2007年3月末で、消防局音楽隊を潰しました。

あの時は全国から署名が集まりました。私もブログに記事を書きました。

2007.01.08 大阪市消防音楽隊が経費削減の為、廃止されかけている。議員の政務調査費を減らしたらどうですか?/【変更】署名受付延長

しかし、結局廃止されてしまいました。橋下の「は」の字も関係のない、5年前の話です。

してみると、結局大阪市民の民度の問題でしょうね。橋下の言いぐさも、最近なんだかやたらと偉そうですよね。

「分限(免職)になる前に自分たちでお客さんを探し、メシを食っていけばいい」

大阪市音楽団の問題に限らず、最近の「橋下発言」を読むと、

あたかも自分が急に「偉大な人間」になったような錯覚に陥っているように見えます。

独裁者に近い心理状態で危険なものを感じます。


西洋音楽の本場、ヨーロッパでもオペラハウスなどは、もうかりません。本来、そのように成立したものではない。

オペラハウスや、オーケストラその他芸術団体は、資本主義経済体制が出来る前から存在していた組織であって、

民間企業のごとく収益の極大化を究極の目的として存在するものではない。

つまり、元々赤字で、今もこれからも赤字なのです。

しかし、その存在を市民が誇りに思っているから行政が補助しても、誰も文句を言わないのです。



大阪市音楽団って、東の佼成ウィンド、西の「市音」てぐらい、日本の二大プロ吹奏楽団なのですが、

そういう音楽演奏団体があることは、本来、大阪市の「誇り」として認識されるべきだと思います。

ただ「稼がないから」、クビ、という論理ならば、つまり経済的な基準だけで判定したら、

大阪市長自身1円も稼いでいない。大阪市の職員とて、同じ事。戸籍係が1円でも稼ぎますか?

まあ、こういう人を市長に選んだ大阪市民は、大阪市消防局音楽隊のときのことも併せて考えると、

この程度の民度の人達なのでしょう。 大阪市音楽団廃止に賛成の大阪市民を軽蔑します。

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