カテゴリー「認知症・アルツハイマー、痴呆」の記事

2014.11.03

「尊厳死宣言の米女性死亡 自宅で服薬、家族に見守られ」←私は「公的自殺制度の提案」を既に書きました。

◆記事:尊厳死宣言の米女性死亡 自宅で服薬、家族に見守られ(共同通信 2014/11/03 13:51)

脳腫瘍で余命わずかと宣告され、「尊厳死」を選ぶと宣言していた米西部オレゴン州の女性

ブリタニー・メイナードさん(29)が予告通り1日、自宅で医師から処方された薬を服用し死亡した。

米メディアが2日報じた。

メイナードさんが活動を支持していた尊厳死を推進するグループのスポークスマンは、メイナードさんが自宅の寝室で、

家族ら愛する人たちの腕の中で穏やかに亡くなったと述べた。

メイナードさんは亡くなる当日、交流サイト、フェイスブックのページに

「愛する家族、友だちよさようなら。世界は美しいところ。旅はいつも私の最良の教師だった」などと書き込んだ。


◆コメント:放置、或いは治療しても最期は苦しむのが分かっているのに最期まで生きろという方が無責任です。

特にガンですが、いつまで経っても、頭が良いのが自慢の医学者たちが、

完全に治せるようにしてくれません。なまじ治療を受けると副作用に苦しみます。お袋でよく分かりました。

どんどん衰弱していって、そのくせかなり末期まで患者の意識が明瞭なのが、ガンの残酷なところです。


自分が死ぬ、と分かっていて、その過程を冷静に観察して静かになくなった方もいますが、ふつうは 無理です。

ガンにならなくても、人間というのは、好きで生まれてきた訳ではないし、

全ての人が、出来るだけ健康で長生きしたい、という大前提を無言のうちに強制するのは正しくない。

そこで私は、8月に

2014.08.18 公的自殺制度の提案。

を書きました。

反対の方の意見は宗教的理由(カトリックでは自殺は許されない)とかいいますが、日頃それほど経験なクリスチャンばかりでしょうか。

また、カトリックの信者をやめるのに何か決まりは無いはずです。信仰を止めたと思えば信者ではない。

また、医学者はこれは従来で法的に定義するところの「安楽死」や「尊厳死」ではない。自殺だといいます。

そうです。今までに無い制度だから創設に値いする。逃れがたい苦痛から解放されるまでは許されないとか、

そんなの、他人が決めることではない、と思います。痛みもない、冷静な状態で、あとのことはどうして、

それじゃ死にます、というのが悪い事でしょうか?

公的な自殺がないから、飛び込み(電車の人身自殺)が起きてみな「馬鹿野郎」とか「迷惑をかけないように死ね」とか

言うじゃ無いですか。だから制度化すればいい。少子高齢化の問題も解決します。

好きな事をして、好きなだけ食べて、飲んで、吸って、このままじゃ糖尿だ、肝硬変だ、あ、もう肺ガンだとなったら、

痛む前に、「じゃ、お先」、という方が健全です。

遺産分割の方法を被相続者が、生前にはっきりさせておけば子供達が揉めることもありません。


8月にも書きましたが、
「認知症になったら安楽死させて欲しい」

というやり方は、似てますが、いくらでも保険金殺人に悪用できるのでダメです。


もう一度繰り返します。好きで生まれてきたわけではないし、楽しいことなどもうなくてもいい。苦しまないうちに

既に十分生きたから死にたい、という「公的自殺制度」は、このニュースの様に余命が分かっていなくても

認めるべきだと思います。随分気が楽になります。自然に死ぬまでまたなくてはいけないから、

やれ、健康に気を付けようとか老後の資金は大丈夫か?などと下らない心配をしなければならないのではないでしょうか。

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2012.06.02

「福」までいきませんが、多少安心したことが、ありました。

◆私事で恐縮です。実の母が脳MRI検査を受けるのが確定しました。

自分の日記を溯ってみたら、初めて書いたのが約3ヶ月前です。4月末にもう一度書きました。

2012年02月25日(土) どうやら、実の母がボケ始めました。 (JIROの独断的日記ココログ版の同記事)

2012年04月30日(月)色々有りますなあ・・・。認知症の老人の病態に関して全く御存知ない方々へ。 (ココログ)

「心配で眠れない」というほど、私もヤワではないのですが、悩みの要素を分析すると以下のとおりでした。

  1. 「本当に認知症かどうかは脳のCT(断層撮影。X線写真の一種)なりMRI(Magnatic Resonance Image 磁気共鳴画像)を撮らないと分からない。とにかく「病気」であるのかないのか、「診断」が下らないと何も始まらない。もしも本当に認知症やアルツハイマーならば、放っておけば、症状が加速度的に悪化する可能性がある。

  2. これらの設備は、大きな個人総合病院か大学病院その他、ある程度の規模の病院しか持っていない。いずれにせよ、医師の依頼書(検査の必要性を明示する文書)が必要である。CTなりMRIだけ撮影するとなると「脳ドック」即ち「健康診断の一種」となり、保険が適用されないので非常に高い。そもそもこれだけ撮っても、「見立て」(診断)をするドクターがいなければ意味がない。

  3. 手っ取り早いのは、現在の母のかかりつけの開業医に、施設のある病院宛に検査依頼書類を書いて貰うことだ。母は元々高血圧だし、高齢(84歳)だから、近所の開業医に診て貰っているが、この女性開業医が無能で感情的で「検査を受ける必要が無い」と言い張った。

ちょっと分かり難いのですが、現在母は私と同じ杉並区の別の場所(マンション)に住んでいて、そこから徒歩2分ぐらいで行ける開業医があるのです。

年寄りですから、何か体調が急変した場合に、すぐに診てくれる医師は確保しなければならない、

というのでその開業医(年配女性医師)とは、一応懇意にしておきたいのです。


◆感情をコントロール出来ない人間は男女を問わず医師になるべきでは無い。

前段で、私が困っていたことを分けて書きましたが、最大の問題は3でした。

母本人は、認知症の症状の片鱗が見られるものの、まだ完全に思考能力が無くなったわけでは無いので、

「自分も、もうトシだから、一度脳の写真なりMRIを撮って貰った方が良い、という息子(注:私です)の進言は尤もだ」

と考えています。これ自体は非常に好都合で、ある程度痴呆が進むと意固地になり「検査など受ける必要はない」

と言い放つ。本人を説得するまでが大変なのです。母の場合はその手間は省けているので本来、好都合なんです。


それなのに。


脳の検査を受けるのを「邪魔し」たのは、ドクターでした。

母が現在、見て貰っている、開業医の女医が困ったひとで、医師である以前に「ヒステリー女」の典型なのです。

母が、
「かくかくしかじかで、息子にも勧められているから、一度脳の検査を受けたい。紹介状を書いて欲しい」

と頼んだら、たちまち機嫌が悪くなり、「特段の異常がないのに、そのような検査をする必要はない」と言い放った。

この女医は、私が下手に顔を出すと余計に、話がこじれそうなので、私は会っていないのですが、どうやら区の医師会でも、

「特に名医でもないが、やたらとプライドが高く気が強く、ヒステリックな困ったオバハン」と思われているらしい。

それは、同じ区内の他の医師に話を聞いたり、私が情報収集して、ほぼ明らかなのです。


理解に苦しむのですが、敢えてその「オバハン」の思考を言語化するならば、
医師である自分が必要と思っていなかったことを患者の側から申し出られて、腹が立つ。

という反応です。母には
もし、そんなの(検査のことですね)受けて、病変が見つかった所でどうするのですか!こんな高齢で開頭手術したら、却って危険かも知れないですよ?

という趣旨の発言をしたらしいのですが、医師の言葉とは思えません。

Googleで「脳ドックのすすめ」を検索すると何と、約131万件もヒットします。大学病院ではなく、

少し大きな個人病院は、皆、「年齢性別に関わりなく、一度受けておくといい」といいます。

それは勿論、病院経営上の配慮もあるでしょうが、今や全然特別のことではない。ましてや80歳を超えた母には、

本来、医師の側から検査を勧めてくれるぐらいでなければ困ります。


それなのに。

病気が見つかってしまったら大変だから検査を受ける必要が無いとオバハン先生は言う訳です。

これで、私は頭を抱えてしまったのです。

患者は医師の自尊心を満足させるために存在する人間ではありません。

患者が医師に隷属するべきでは無いのです。

そんなことも分からない人が医師であっては困ります。


◆捨てる神あれば拾う神あり。

ところが、事態は好転しました。

わすれてましたが、母は、2ヶ月に一回、心電図をとるために、

別の個人総合病院の循環器内科に通っていたのです。これはオバハン医師も知っていて文句を言えない。

母から金曜日(1日)電話があり、今日外来だったのだそうです。

総合病院でお世話になっているのは循環器内科のドクター(男性)ですけれども、母が

「脳」の件を頼んだら、「ああ、それはいいですね」とあっさり検査を受けるべく手はずを整えて下さったとのこと。

その病院は、オペもするし、救急指定ですから、CTもMRIも当然持っています。

早速来週には、MRIをとり、7月には結果が分かる。それからどうなるか、まだ分かりませんが、

とにかく、「脳の中を撮る」第一関門は通過します。その画像は脳外科のドクターが診るでしょう。

それで何か認知症なり、アルツハイマーなり、多発性脳梗塞が見つかるかも知れないし、或いはもっと深刻な

(例えば脳腫瘍とか)ものが見つかるかもしれませんが、分からないでやきもきしているよりは遙かに良いです。

診断がなければ、治療も不可能です。病変があるかどうか。あったとして治療可能なものかどうか、

まだ、先には色々あるのですが、「検査を医者がじゃまして受けられない」という

理不尽な状態からは脱することが出来るのですから、一つハードルを越えたことになります。

それだけで、私は今日は随分、気が楽になりました。

完全なる私事で失礼しました。

皆様、良い週末をお過ごし下さい。

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2012.05.14

身内が呆け始めているかもしれないが、どこに相談したら良いか分からない方へ。

◆男女問わず、ヒステリックな人は本当にハタ迷惑です。

なんて、実は、あまり偉そうなことを言う資格が私には無い。

ものすごく感情的な文章をたびたび、この日記にぶつけています。

ただ、言い訳するならば、その際「自分が感情を剥き出しにしている」ということは自覚して書いています。

そして、妙に理性的に紳士的に書くよりも、情緒的表現を用いたほうが、人々に訴える力が強いのではないか、

と計算している場合もあります(出来てない場合もあります)。


しかし、これでも、うんと若い時に比べたらある程度、感情を制御出来ています。


どのような職種の、どこの職場にも1人や2人は必ずいると思います。「機嫌屋」、とか「ヒステリック」な人。

これは、本当に迷惑だし、腹立たしい。誰でも不愉快なこと嫌なこと辛いことを大なり小なり抱えて、

しかし、職場では、なるべうそれを出さずに我慢しているわけですが、

特に、管理職の立場の人が「気分屋」であると最悪ですよね。

同じ事を報告をしても、あるときは、「ああ、構わないよ」というのに、起源が悪いと「ギャー!」と騒ぐ。

この世の中は「誰か」の為にあるのではないから、そうそう、あんたの気に入る事ばかり起きないよ。

むしろ、シャバでは嫌なことの方が多いのですからね。


◆実は、私事に関連してます。認知症疑診(私が勝手に「疑診」といってます)の母の件。その後。

今年で84歳になる私の母がちょっと認知症かアルツハイマーかわかりませんが、

その疑いがある、という話を過去2回記事にしました。

2012.02.26 どうやら、実の母がボケ始めました。

2012.04.30 色々有りますなあ・・・。認知症の老人の病態に関して全く御存知ない方々へ。

です。

感情をコントロール云々は、2番目の記事に出てくる、現在の母の主治医、女医Bと

実の兄(!)「感情をコントロール出来ない人」であるため、私がにっちもさっちも行かなくなって困ってるから書いているのです。

感情をコントロール出来ない人は自分がこれほど、他人を困らせているとは思っていないと思います。

人間、特にカッとなりやすい人は、怒る前に深呼吸って、あれ本当です。「本当に怒鳴る必要があるのか」と

考える訓練をするべきだと思います。

さて、今日は愚痴だけではなく、何とか活路を見出そうとしている、と言う話です。


◆まだ、どんなものか分からないのですが、同じような悩みを持つ方のために。地域包括支援センター。

今までのいきさつは前段でリンクを貼った過去記事を読んで頂くとわかるのですが、

非常に大雑把にまとめると、

1.今年のはじめから、私の母に「ボケ始め」を疑う「症状」が出ている(私はかつて祖母が本格的に呆けたので、勘で分かる)。

2.それが本当に「呆け」をもたらす、「認知症」か「アルツハイマー」か「多発性脳梗塞」かはCTなりMRIを撮らないと分からない

3.そのためには、それなりの施設のある病院に行かなければならないが、かかりつけの医者の紹介状、依頼状が必要である。

4.しかし、現在の母のかかりつけの開業医。年配の女医、ドクターBは感情的な人で、自分が言い出さないことを患者が言い出したと言うだけで不機嫌になり、

「頭部CTを撮る必要などない」とオカンムリ。

5.実の兄は、母が「呆け始めている」ことすら考えたくないらしく「頭部CT」の話をしただけで激怒している。

状態でした。金曜日、私が二ヶ月に一度の私自身の精神科外来でした。

日本有数のうつ病の権威の先生にかくかくしかじかという話しをしようとしていたら、

以前からの患者仲間の方が、有益な情報を教えてくださいました。

2005年の介護保険法改正で、全国の各区市町村に設置された、地域包括支援センターが、かなり親身に相談に乗ってくれるといいます。

私のようなケースでも、ドクターBの世話にならずにどうやって本人を説得して、必要ならば他の医師の診察を受け、紹介状を貰い、

あるいは、初めからCTやMRIがある病院の診察を受けるところまでの段取りの踏み方をプロが教えてくれるとのこと。


主治医の精神科教授にも伺った所、それは確かに良いアイデアかもしれない。とおっしゃいます

(「かもしれない」と確信的でないのは、私の主治医の専門は「うつ病」であり、認知症ではないからです。

確信的でないことを確信があるようにいうよりも、良心的です)。

地域包括支援センターは、調べるとわかりますが、各市区町村、極端な場合はケアをするのですから、相当細分化され、幾つもケアセンターがあります。

13日は母の日だったので、母に電話をしてそういう話をしたら、最近、最寄りの地域包括支援センターの担当者が来たというので、

名前を聞き出しました。電話番号は勿論直ぐにわかります。 

まだ、何とも言えませんよ。これで万事上手く行く、と決まった訳ではありませんが、

同じような状況で困っているけど、一体どこに相談したら良いか分からないという方が

おられると思い、ご参考までに記しました。

今、自分には、関係無いと思っている方も、いずれ、時間が経てば、ご両親は年を取ります。

呆けを絶対に防げると「証明された方法」は存在しません。ご両親どころか自分がやがては呆けるかも知れない。

考えたくないですけどね。そりゃそうですよ。そんなこと、誰も考えたくないけど、

どこから手をつけて良いかわからないより、知っていた方がいいです。

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2012.05.03

すみません。疲れました。

◆数日前に「インチキ更新」をしたばかりですが。

今日は、午前中から、太平洋側は明日(5月3日)にかけて

大雨の恐れがあるので、要注意という、ニュースが流れていますが、

本当なんでしょうね。

2012年5月2日 18時00分現在の天気図を見ると、紀伊半島沖に低気圧があり、前線が延びています。

これが次第に東に移動するのでしょう。つまり気圧が下がる。


低気圧を英語でdepressionといいます。うつ病もdepressionといいます。

勿論前者は気象用語、後者は精神医学用語で、互いに関連づけた訳ではありませんが、

実際、気圧がさがると、健康な方でも体調が悪くなったり、気分がやや抑うつ的になる場合が

あります。

うつ病患者の場合、それが一層堪えます。


それに加えて、

色々有りますなあ・・・。認知症の老人の病態に関して全く御存知ない方々へ。

を一昨日書きました。あれが、ずっしりと鉛のような重さで気分を重苦しくします。

この記事に、アドヴァイスを下さった方がいらっしゃいますが、

コメントを表示しないで欲しい、とのご希望ですので、

御礼だけ申し上げます。


ご親切に、開業医ドクターAもドクターBも関係無い。

脳ドックを受ければいいのだ、というご趣旨です。

ご尤もなのですが、「ドック」ですと全身の「人間ドック」にしろ、

「脳ドック」で、脳のCTやMRIを撮るとしても、これは「健康診断」ですから保険適用外で、

高いのです。私はうつ病をカミングアウトしていらい、給料もボーナスも減っているので、

一枚数万円もするCTやMRIを負担するのはしんどいです。

母の健診だから、母に払わせれば良いのですが、本人が病識がないし、

「(資産を私に)ぶんどられる妄想」を抱いているので、本人に負担させると、

また、あることないことを知り合いに吹聴される恐れがある。


だから。

本当は、何処か具合が悪いと。首にずっと鈍痛があるとか、慢性的な頭痛があるとか、

そういう「何らかの疾患の疑いがあるので、これを検査したいから写真を撮ってくれ」と

言う趣旨の紹介状なり依頼状をドクターに書いて貰うのが一番手っ取り早い。


昔からの主治医であるが、最近は母を診察していないドクターA、

現在のかかりつけ、ちょっとヤブかな?という女医・ドクターB。

2人とも無視して、検査設備のある老人外来を初診で受診するとなると、

一から病歴を説明しなければならない。

本人に任せたら面倒臭がって行かないでしょうから、私がつれて行くことになりますが、

(兄は母が痴呆かも知れない、といっただけで、激怒したので、話になりません)、

そうなると、会社を休んでということになるし、

何しろ私自身、まだ定期的に通院しているうつ病患者なんですから、

あまり精神的に負荷を掛けると、自分の症状が悪化しかねないのです(既に少し悪化してます)。

正直勘弁して欲しいのです。

頭が痛いです。


大きなお世話ですけれども、近年、これからの高齢化社会に向かって

「介護士」とか「ヘルパー」は「良い仕事」(引く手あまたという意味で)と

いうような論調を目にしますが、介護とかヘルパーとかいう言葉では、

あの地獄の辛さの雰囲気が伝わりません。

「ボケ老人の世話」というべきです。

勿論、呆けないで、身体だけ不自由な老人の面倒を見ることもあるでしょうが、

介護の仕事をして、一回も「ボケ老人」の世話をしないで済むということは

あり得ないと思います。

あれは、本当に発狂寸前になりますよ。

意地悪で書いているのではありません。専門学校のパンフレットなど見ると

如何にも「微笑ましい」光景が演出されてますが、あれが現実と勘違いしたら、

とんでもないことになります。

楽しい連休中に愚痴ばかりで申しわけありません。

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2012.04.30

色々有りますなあ・・・。認知症の老人の病態に関して全く御存知ない方々へ。

◆数ヶ月前に書きましたが、母がちょっと(かなり)怪しいのです。

詳しい事情は、約二ヶ月前に、

2012年02月25日(土) どうやら、実の母がボケ始めました。ココログ

に書きました。この時点で、一番懸念したのは、まずは専門医に診断を下して頂く為に、

脳のCTを撮らなければならない。

母がそれを承知するであろうか?ということでした。

私は、自分自身がまだ精神科に通院しているので、

前回の外来(3月末)の外来の際に、自分の主治医にかくかくしかじかと

状況を説明したところリンク先の2月の日記に書きましたけれども、

以前長い期間、母を別件(高血圧など)で定期的に見て下さっていた内科の

かかりつけのドクターと同意見でした。


つまり、認知症か、アルツハイマーか、多発性脳梗塞か分からないけれども
「何かを取られる(奪い取られる)」

という、妄想は、所謂「ボケ」(←本当は、この言葉は今は使用禁止らしいです)の典型的な症状の一つであり、

直接診察していないから、勿論断定出来ない(診断は下せない)けれども、

脳のCTなりMRIなり、専門家による検査と診断を受けた方が良いというのです。

まあ、それ自体は、祖母で経験済なので、覚悟していました。


で、冒頭に話が戻りますが、この「検査を受ける」ことを母が承諾するか否か、

ですが、こういうときには、いわば(私が勝手にそう言っているのですが)、

「別件逮捕」作戦。つまり、他に具合の悪いところはないか?と訊く。

首筋がいつも痛むとか頭が重いとか、80を越えれば何か不具合があります。

そういうことにかこつけて、
80歳を越えたら、一応脳の写真を撮っておいた方がいいとドクターが言ってたよ?

俺も受けるから一緒に検査、受けない?

と、いう具合に話を持っていきます。

幸いそれには成功しました。


◆次なる問題。ドクターB。

母が予想よりも簡単に、検査を受けることをOKしたので、

私は喜び勇んで、2012年02月25日(土) どうやら、実の母がボケ始めました。で書いた、

かつて母を見て下さった先生にその旨を報告し、早速CTの設備がある近所の病院へ紹介状を

書いて下さいと頼みました。この、以前からの知り合いのドクターを、ドクターAとしましょう。

ドクターAはしかし、ちょっと躊躇しました。

現在母は、ドクターAではなく、今、母が住んでいるところの最寄りの開業医、

ベテラン女医、ドクターBに見て貰ってます。


ドクターAは、医者同士の仁義として、本来なら紹介状は、

母の現在の主治医、女医Bに書いて貰うと良い、と言います

(それなら、最初からそういえばいいのに・・・)。


母にその旨を伝えました。何なら私が女医、ドクターBに挨拶に行っても良いから、と。

しかし、母に言わせると女医・ドクターBはベテランではあるけれども、はっきり言って

名医ではない。その時の気分で、患者にツンケンするような、ある種女の愚かしさの典型を引きずったまま

ドクターになったような人で、気難しいから、いきなり横から今まで面識のない、私が登場したら、

話がややこしくなる。母は(自分が認知症疑診の自覚はないのですが)とにかく、

女医・ドクターBに話してみると言います。


◆ドクターBはオカンムリ。

そして母が、今の主治医、女医・ドクターBにその話をしたら、女医・ドクターB(60代のオバハン)
は、

ろれつが回らないとか、強い慢性的な頭痛とか、特別な症状が無いのに、CTを取る必要はない。

と、「非常なるご不満」だったといいます。

とにかく、女医ドクターBは当時の女性としては大秀才で、旦那さんとは死別だったか離婚だったか

女手一つで医院を経営して、娘さんも医者にした、プライドの人なのですが、

患者から診ればそんなのは知ったことでは無い。

鼻には、ドクターBにCTを撮りたいと言う際、「せがれが一種に検査を受けようと誘ってきた」ことを言え、

と言ったのです。母はそう言ったそうです。

勘の良いドクターなら、ここで「ピン!」と来る筈です。つまり、自分の前ではこの婆さん、

極めて正常だけど、息子の前で何かおかしな言動があったのではないか?と。そこに考えが至らず、

自分が考えてもいなかったことを、患者の側から言いだした。

ただそれだけが不満なのです。


◆何故、ドクターBのご機嫌伺いをするのか?

というと、極めて簡単な理由です。何しろ今年84歳になる母ですから、

いつ、何があっても(循環器系か、脳血管障害かわかりませんが)おかしくない。

そういうときに「とりあえず、直ぐ近所の医者と普段から仲良くしておくこと」が割と大事だからです。


◆紹介状など無くても検査だけ受けるということが出来ればいいのですが、

施設のある病院が普段から行き着けの医者なら、何も紹介状など必要はない。

しかし、かつて、日常的に母が診て頂いていた、私の家の近くのドクターAの医院にも、

女医、ドクターBの医院にも、「医院」ですから、CTやMRIなどありません。

だから、とにかくドクターが

これこれの病気の疑いがあるから、検査したい。付いては貴院をご紹介するので患者(JIROの母親)を頼む。

と一筆書いてくれないと困ります。

検査だけ受けてもいいのですが、検査技師は検査を行うだけですから、

もし、母に、認知症か、アルツハイマーその他で有った場合、その施設でそのまま治療というわけには行かない。

繰り返しますが、普段からその病院の患者ではないのですから。

すると、CTなりMRIを撮り、何らかの病変が見つかったとして、誰に治療してもらうか、

ということです。女医・ドクターBは、勝手に検査を受けたと知ったらよけいにオカンムリでしょう。

仕方が無いので、その点も含めてもう一度、ドクターA(昔から母を知っているドクター。

こちらの方が新設)に相談します。


◆兄弟が理解してくれません。

前段までに書いた状況を、母の現在の住居のそばに住んでいる兄に話しましたが、

「ボケ」の困るのは、全ての人の前で「明らかにボケている」言動を見せるようになるのは、

相当症状が進んでからだ、という傾向です。

初期は、前回の日記ブログに書いたとおり、今回の私の母の場合は、

「息子(注:JIRO)が、マンションを『ぶんどって』私(母)を追い出してしまった」

という妄想の内容は完全に妄想なのですが、それを他人に話すときには、まだ、文法・語法、口調が

まともなのです。このため「ボケ老人」を知らない人からは、わたし(JIRO)夫婦が「悪者」として記憶されてしまう。


「呆け」はそれ自体悲劇ですが、周囲の人間を混乱に陥れるという点でも非常に迷惑なのです。

祖母が呆けたとき、兄は既に社会人で、地方の支店に配属されていたため、実態を知らない。

今回の母の話をすると、もともと「男のヒステリー」の人格的傾向が明らかな兄は、説明を

度々遮り、
CTのことなど、言われなくても分かってる。CTの説明なんか俺にするな!

と、どうして、そのようなことで私がどやしつけられなればならないのか分かりませんがとにかく直ぐに癇癪を起こす。

兄は、母と話していると極めて正常で、私が話しを誇大にしているように感じられる、といいます。

要するに、自分の母が、まさか「認知症・アルツハイマー」になりつつある、とは信じたくないのです。

それは、誰だって信じたくない。考えたくないですよ。

わたしだって同じ事です。


そこで私は、
私としても、母にCT検査を受けさせることなど面倒だし、母が呆けたと考えたくないのだから、

話を捏造するわけがないだろう!

といいました。何だか、話が曖昧なまま、電話越しでのケンカは終わりました。

私と兄とは元々仲が悪い兄弟なので、よけいに荒れる訳ですけれども、

私は誰も包括的理解者がいないので苦しいです。


前回の日記・ブログに書きましたが、

年配の方が、「何かを子供に奪われた」という趣旨の話を非常に本当らしく語り、

その子供が「あの-、母(父)が、変なことを言っていませんでしたか?」と尋ねてきたら、

本当に、子供が悪い奴の可能性がゼロとはいいませんけれども、かなりの確率で、

私の母と私との関係、と、同じ事が起きている可能性があります。

こんな、経験はしないで済むに越したことはありませんが、今、この瞬間も、

そのような呆け老人や、それによって自らが誤解されている状況に悩んでいる人が、

日本中に大勢いる筈です。こういうことが「ある」というのは、知識として

覚えておいて下さい。

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2012.02.26

どうやら、実の母がボケ始めました。

◆私事ですが、人に相談出来ずに困っている方が多いと思うので、書きます。

本来、「JIROの独断的日記」は私事を綴る日記ではないのですが、高齢化社会が進み、これから

一層、この問題は大きくなると思います。しかし、はじめてボケ老人に遭遇する人は

それが「ボケ」であることすら、分からないのです。


ですから、自分の気持の整理とストレスを緩和することも目的ですが、

他の方にも役に立つ情報を含むかも知れないので、敢えて書きます。


私の父方の祖母は25年前に92歳で老衰で他界しましたが、

最後の10年ぐらいは、呆けてました。


最初は、軽い物忘れとか、同じ話を何度も繰り返す、ぐらいですが、

やがて、妄想を抱くようになり、真夜中にリビングで地団駄を踏み、

鬼のような形相で立っていて、

皆(家族。当時は健在だった父、母、兄、私)が自分(祖母)に隠れて、この土地と家を売ろうとしている。

といいます。

今から考えると、明らかに精神科医の診察と治療に適応する状態です。

精神科が扱う領域は広く、その範囲ですが、この当時はまだ

今ほど、精神科(もう少し柔らかくいうと、「メンタル・ヘルス」でしょうか)の情報が啓蒙されておりません。

認知症や、アルツハイマー、等という言葉も世間に認知されていなかった。


そして、精神科への偏見は今でも一般の間にも医療関係者の間にも、残っていますが、

25年前は、もっと激しい偏見がありました。


父も祖母がもはや精神状態が普通ではないことは、分かっていたでしょうが、
母親を精神科(=キチガイ病院)に診せる

ことなど、考えたくも無かったのでしょう。何もしませんでした。

父や、既に就職して地方の支店に勤務していた兄は、ボケた祖母とずっと一緒にいるわけではないから

良いでしょうが、散々な目に遭うのは、専業主婦の母です。

徘徊したり、自分の排泄物を家具に塗ったりという激しい行為はありませんでしたが、

なんと言ったらいいのでしょう。とにかく、ボケた人と同じ家に朝から晩まで一緒にいると

発狂しそうになります。


母はよく耐えて、祖母の面倒を見たと思います。

私は、祖母のボケの初期の頃は学生だったので、父や兄よりは、母の苦労を知っています。

祖母のボケが進み症状がひどくなってからのことは、思い出したくありません。

しかし、皮肉なことに、今度は私の母が、ついに「ボケ」の症状を呈し始めたのです。


◆症状の出方。

私は5年前に昔の実家があった場所に建てたマンションの一室に住んでいます。

等価交換という方法で建てたので、私がマンションの「大家」ではありませんが、

15件の一室に妻子と住んでいます。それは、母の希望もありました。


ところが、最近、他所で、母は

「息子(注:私の事です)が、マンションを『ぶんどって』私(母)を追い出してしまった」

と吹聴していると聞き、仰天しました。人聞きが悪いにもほどがある。

この部屋は登記上、母と兄と私の共同所有となっている、つまり空間を見ても分からないけど、

民法上、所有権により三人の「持ち分」がある。母のそれを私が奪っているのではありません。


私の事ばかりではなく、友人や知り合い、実に色々な人の悪口が極度に多いのです。

その人達が母に何らかの害悪を加えた訳でも、加えそうな人達でもないのです。


どうも、おかしい。

私は、遺伝的に高血圧(本態性高血圧)なので1ヶ月に一回、近所のドクターに

診て頂いて降圧剤を処方して貰うのですが、そのドクターは、母のことを以前から御存知です。

今日、ちょうど月一回の診療日だったので、行ったついでに、母が事実無根の悪口をいうので閉口している

と相談したところ、間髪をいれず、
それは、ボケ始めでしょう。何かを「ぶんどられた」とか言っていませんか?

とおっしゃる。正にその通りなので、大変驚きました。

先生によると、ボケといっても認知症、アルツハイマー以外に多発性脳梗塞といって、

致命的ではないけれども、脳内の細い血管が詰まる小規模の脳梗塞が脳のあちこちで起きると

人格に変容をきたすことがある、とのお話でした。

いずれにせよ、一度頭部CTを撮る必要がありますが、何しろ当人(母)に病識

(自分が病気であるという意識)がないので、どうやって検査を受けさせるか。

ボケ始めの老人を抱えた人が皆遭遇する悩みです。

まあ、今日はこの辺で。また、何か大きな変化があったら書きます。

それにしても、自分の病が十数年かけて漸く少し良くなったと思ったら、

親戚に死にそうなのが二人いたり(昨年末時点では三人でしたが

先々週、1人、他界いたしました)、親がボケ始めたり、

よくも色々と起きるものです。

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