カテゴリー「いじめ」の記事

2013.12.30

民放の「バラエティ番組」は「イジメ方講座」になってますね。

◆他人の身体のことを口にするものではない、という常識を無視しています。

なんというか、「劇的に低俗で下らない」ので、とても最初から最後まで見ることはないのですが、

最近は少しは持ち直しているとはいうものの、あまり景気が良くないので、

テレビ局各局は、多分、番組制作費を安くあげるためでしょう。

所謂「B級タレント」というのでしょうか。「お笑い芸人」とはいうものの、

彼らの「芸」などみたこともない、ギャラの安そうな芸能人を数だけ揃えて、

昔は、タブーとされていたそうですが、彼らの「内輪ネタ」を番組本番で話すのが普通となっています。


それ自体、「内輪」の話なのですから、自分達は面白くても、「お客様」である視聴者には少しも

面白くないばかりか、積極的に不愉快なのは、本来は、「口にしないのが常識」である、

他人の身体や知能に関する、ほとんどは、ネガティブな特徴を平気で話題にしています。

つまり、

お前、この中で一番ブサイク(ブス、デブ、ハゲ、バカ、等々)なんだから・・・

の類です。

これは、感心しません。というか腹立たしい。


同じテレビ局がニュースでは、
深刻なイジメの実態が改めて浮き彫りになりました

などという原稿をアナウンサーが読んでいる。


話がそれますが、テレビ局のニュース原稿というのは、何故、申し合わせたように同じ表現を使うのでしょう。
〇〇の実態が改めて浮き彫りに

とか、
関係者は大きなショックを受けています。

同じようなことですが、
ショックを隠しきれない様子でした。

等々、少し意識してきいていると、呆れるほど同じ表現を用いています。

ニュース原稿は、文学作品ではないので、「創造的」である必要はないのですが、

それにしても、言葉で何かを伝えることを商売としているのであれば、

原稿を書く人たちは、本来「他人とは違う表現、言い回し」を使おうとするのが普通だと思うので

とても、不自然に響きます。が、それは、本稿の本質からは逸脱します。


話をもとに戻すと、他人の身体のことを口にだすものではない。

これは、一般人の会話においても、最低限のマナーです。

「背が低い(高い)ですね」、「やせて(ふとって)いますね」、「やせ(ふとり)ましたね」、

「色が黒い(白い)ですね」、「顔が大きい(小さい)ですね」 、そして当然、「ブス(醜男)ですね」

というように、相手の身体に関することを口にするのは、

大変失礼なこと、「言ってはいけないこと」の筆頭に挙げられます。

しかし、テレビでは、その「いけないこと」をネタにして、

「擬似的な揉めごと」で騒ぐのが、あれは、テレビ局にも責任がありますが、

あまりにも常態化しています。


◆あれを子供が見たら、どう思うでしょうか。

残念ながら、最近の日本人は芸人だけではなく、一般人もまた、子供の頃に躾けなかった親や教師に

大きな責任がある、と思いますが、上述したような「常識」を知らない大人が多い。

私はうつ病になったあと、抗うつ薬の副作用でしょうか。一時期ものすごく肥ってしまい、

身長が162㎝なのに、体重が74キロ、腹囲が90センチぐらいになった時期がありましたが、

会社の人間で、以前から私を知っている人のかなりが、公然と

太りましたねえ。

といいます。流石に自分でもあまりにも見た目が醜悪なので、18キロ減量し、

体重56キロ、腹囲75センチに痩せましたが、これは標準体重以下で、こんどはすこし痩せすぎだったのは

本当のことなのですが、人間、無責任、というか、殆どの人は、他人なんか知ったことではないくせに、

こういうときだけはめざとくて、
JIROさん、どうしたんですか?ものすごく痩せましたね?何処か悪いんじゃないですか?

もっと失礼なのは、
ガンじゃないですか?検査受けた方がいいですよ。

と、全然冗談になっていないのですが、そもそもそういうことを言うのは無神経な人間ですので、

こちらの不機嫌な顔にも気がつかず、面白そうにいいます。こちらの健康など、関心が無いクセに。


このように一般の大人も「最低限のマナー」を心得ていない、ということは自分の子供に教えていないでしょうし、

子供達はさらに、前段に書いたとおり、テレビのバラエティーで、画面の中の「大人たち」が平気で、
お前、一番、ブスなんだから

と言い合うのを見る。これでは、悪いことだと認識しようがありません。

多分、こういうことを子供達は学校で平気で友だちにいうようになり、誰かが集中砲火を浴びたら、

恐らく、長く陰湿に続く、イジメのきっかけになります。

テレビと世間が子供に「他人のイジメ方」を教えているのも同然です。

そちらは放置して、「イジメを考える座談会」を「有識者」がわざとらしく話し合っても、

なんの意味もありません。

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2012.07.15

「大津いじめ」と同じ事が全国で起きているだろう。

◆大津市教育委員会はひどいが、あれが全国的傾向だと思わない?

いじめに関しては、大津がたまたま、事件が暴かれたから騒ぎになっていて、

先日も書いたけど、Twitterを眺めると、この世の問題は、「橋下大阪市長」と「大津いじめ」しか

存在しないのかい?とイヤミを言いたくなる。

大津市教育委員会や、今日記者会見した中学の校長のガラの悪さ。

そしてなにより、「何とかして責任から逃れたい」という気持ちが見え透いていて、

腹が立つというより、呆れてものが言えないという人が多いようだが、


大津ばかり糾弾している人達は、自分の街で同じようなことが起きているかも知れないとは

思わないのだろうか?

私は、多分、全ての都道府県、市区町村で大なり小なり同じぐらいひどいことが起きていると思う。


◆「住んでみたい街No.1、「吉祥寺」を含む東京都武蔵野市で私が見たこと。

先日も書いたが、私はロンドン駐在の後、1997年に日本に帰り、武蔵野市の社宅に住み、

子供を武蔵野市立第△小学校という所に通わせたが、あまりのひどさに、あきれ、中学から、

せがれを、私立の中高一貫教育男子校に入れたのである。どんなに偏差値の低い私立でも、

公立中学よりは、マシだ、と言われているのが、当時の東京だった(今の状況を知らないので過去形にしたが、

今、改善されているかどうか知らん。)。


公立小学校では、いじめ云々の前に教師の質がひどすぎて、あれではいじめに

対処もへったくれも無いだろうと思う。


校長は、

子供が放課後校庭で遊ぶ時には、一旦自宅に戻り、ランドセルを置いてから、来るように。

という。何故なら、
それならば、もし校庭で怪我をしても、「帰宅後」の事故で、自分の責任ではなくなるから。

だという。呆れてものが言えない。校長は学校という「施設の管理責任者」でもあるのだから、

学校の敷地内で起きたことの最終的な責任は、何をどう言っても、校長に帰するのだ。


◆担任は、変態にアホ。

息子が3,4年の時の担任の男性教師はスケベ野郎で、父母の会と称して飲み会を開き、

なんと生徒の母親に「あんた、年幾つ?」とか「個人的にお付き合いしたい」とか

「あんたは看護婦の格好をしたら似合いそうだ」とか、あたかもエロビデオに登場する変態教師さながらであった。

これは、本格的に問題なので、幸い独りだけまともだった、教頭先生に言いつけたら、

その教頭も、文字通り絶句していた。

その時は譴責で済んだが、女児に手を出したような変態教師は、あれはどこへ行くかというと

なんと、武蔵野市教育委員会でほとぼりが冷めるのを待ち、また、現場にもどるという。

大津市教育委員会のあまりのひどさに愕然とした、といっている人が多いが灯台下暗し。

多分、貴方の住んでいる市区町村の教育委員会も、あのレベルだ。


せがれが5,6年の担任は、東京学芸大を出たばかりの新人女性教師だったが、

新人ということを勘案してもあまりにも問題外のバカだった。


修学旅行に行く際、万が一に備えて生徒全員が、保険証のコピーを提出した。

それを、その新人女性教師が、修学旅行先で全て紛失した。

言うまでもなく、健康保険証には個人情報が記載されていて、悪用されかねない。

大問題だが、その新人教師は、事の重大さがわからない。

適当に、使ったバス会社に電話して車内にのこっていないかどうか確かめ、

あっさり、「やはり、見つかりません」という。

こちらが、何としても探せと迫ったら、何と言ったか。

すいません。もう一度(健康保険証の)コピーを撮ってください。

コピーを撮っても仕方ないでしょ?こちらは原本をもっているのだから。

何が問題なのかすら理解できない。こうなると、「知能」の問題だ。

「責任逃れが人生の目的の校長」と「変態男性担任」と「ノータリン新人女性教師」である。

こんな連中が、根っからのワルのいじめに対処できるわけがない。


◆学校とか教師にいじめの解決を期待しても無駄だ。

様々なメディアで「有識者」が今回の「いじめ」自殺について、悠長なことをいっている。

あの程度の適当なことを言ったり書いたりして小遣い稼ぎになるのだから、結構な商売ですなあ。


現実は、自分の周りにもあると考えた方が良い。学校や教育委員会の対応など期待しても無駄だ。

親なら、子供が虐められているなら気がつくはずだ。

前回書いたが、繰り返す。

私は、自分のせがれが言葉を覚える時期にロンドンにいたため日本語の運用能力が遅れていて、

訳の分からないことをいうので、小学校で「キチガイ」といって虐められているとしり、会社の休みをとった(1日)。

学校に乗り込み校長と担任に、

子供がキチガイ呼ばわりされているのを見て見ぬふりをするとは何ごとか!

といった。次に、
これを放置するならば「人権擁護委員会」に訴える。

と宣告した。実は「人権擁護委員会」がどこにありどういう組織か、全く知らないが、

「人権擁護委員会」の一言で、想像以上に校長が真っ青になる。これは覚えておくと良い。


校長と担任を恫喝した後で、教室にいきなり乗り込み、
俺の息子を虐めたガキはどの野郎だ!

とどなる。実は予め息子から話しを聴き、写真を見て、分かっているが、そいつが名乗るかどうか、一応確かめる。

まず、名乗らない、しかし、名乗り出さなくても、分かってるから、

「貴様だな?」と、いじめっ子の腕を掴み、折れる寸前までひねりあげ、
今度、息子をいじめたら、殺す!分かったか!

といったら、返事をしないので、横っ面を張り倒しもう一度繰り返した。いじめっ子はよほど、恐ろしかったらしい。

以後、いじめはなくなった。

子供と「話し合う」とか「いじめっ子の人権」など知ったことではない。我が子の命を

親が身体を張って守ると言う態度を毅然と見せれば所詮はガキである。

多分、相手のいじめっ子は「これは、本当に殺されるかも知れない」と思っただろう。

厳密には、「今度やったら、殺す」と言うこと自体、脅迫罪の構成要件に該当するが、

そんなことに怯えていてはダメだ。

子供を育て、守るというのは、そういうことである。

動物としての本能的行動だ。「知的なアプローチ」など、何の役にも立たない。

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2012.07.09

「私が責任を取る」と言える人が少ないですね。

◆記事:大津市、遺族にいじめの日時特定要求 中2自殺訴訟(京都新聞 7月7日(土)16時49分配信)

大津市で昨年10月、マンションから飛び降り自殺した男子生徒=当時(13)=の遺族が、自殺はいじめが原因として

市などに損害賠償を求めた訴訟で、「校内で教師がいじめを見逃していた」との事実認定をめぐり、

市側が遺族に対し、いじめの日時や現場を特定するよう求めていたことが7日、分かった。

遺族側は「学校内部で起きたことを両親が特定できるわけがない。本来は市側が調査し、

明らかにするべきことではないか」と反発。

いじめの実態や自殺との因果関係を立証する責任は原告にあるとする市の姿勢を批判している。

学校が全校生徒に実施したアンケートでは、「一度、先生は注意したが、その後は一緒になって笑っていた」

「見て見ぬふりをしていた」など14人の生徒が、教師がいじめを見逃していた可能性を証言している。

遺族はこれらの証言などを基に、訴状で「教師が教室内や廊下で何度もいじめを見ていたが、慢然と見逃してきた」と指摘した。

これに対し市側は5月に大津地裁に提出した答弁書で

「いつ、誰が、どこでいじめを目撃したのか明らかにするように」と遺族に要求。

さらに「いかなる措置を講じれば自殺を回避することができたか」と逆に説明を求めている。


◆コメント:「責任を回避すること」を「人生の目的」とする人たちがいるのです。

大津市の事件に関して、ほとほとイヤになるのは、犯罪そのものの陰湿さもありますが、

記事の内容に端的に表れているように、学校関係者や大津市つまり、行政が、何とかして責任を回避しようとしている、

つまり、自殺に追い込まれた生徒のことよりも、自らの保身の方が大事だ、とかんがえているのが、

露骨に現れていて、それを表して平気でいられる様子、です。


死んでしまった生徒さんは、生き返らないので、その意味では取り返しの付かないことが

起きてしまって、それは何度も繰り返しているとおり、自殺教唆犯たる同級生が、まず

悪いのですが、

同時に、明らかに自殺関与罪、傷害罪、暴行罪、侮辱罪の構成要件に該当する行為が

継続的・反復的に実行されているのを知りながら学校や、教育委員会、さらには

市政の最高責任者、市長までもが、見て見ぬフリをしていたということです。


記事によると、大津市側が遺族に、

「いじめがあった証拠を示せ」

「どうすれば自殺を防げたか説明しろ」

と、要求しているというのですから、開いた口が塞がらない、とはこのことです。


しかし、分かるような気がします。今は、こういう人が多いのです。

私は息子を東京都武蔵野市立の小学校に入学させました。

今から14年前、1998年の事です。

その前の年、1997年7月末に、約4年間のロンドン駐在を終え、帰国して入れる社宅が武蔵野市だったのです。

帰国してから、入学するまで9ヶ月ありましたけれども、言葉を覚える重要な時期に英国の現地校に

通わせていたので(日本人学校が無かったのです)、言葉が中途半端でした。


そのため小学校入学後、息子は虐められてそれに対して抗議した話は、一昨日、
2012年07月06日(金)「イジメ」ではない。自殺教唆事件。「犯罪」である。 (JIROの独断的日記ココログ版)

に書きました。

しかし、イジメとは無関係に、公立小学校で呆れたのは、校長や担任の「小心者ぶり」です。

何とかして、ありとあらゆる責任から逃れようとする態度です。

例えば校長は、
放課後、校庭で遊ぶ時には、一度自宅に戻り、ランドセルを置いてからにして下さい。

という。その理由は驚くべきことに、
一旦帰宅した後、校庭で遊んでいてたとえ怪我をしても、それは帰宅後の事故であり、学校の責任ではなくなるから。

という「論理」なのです。空いた口が塞がらないという事を私は

この時に生まれて初めて本当に経験しました。


大津市もそうですが、学校やそれを監督する行政には、公立の施設である公立学校(小中高大問わず)

に対する、管理義務があります。

学校内で起きたことの責任は、授業時間中であろうがなかろうが全て校長にあり、

ひいては、その上位機関である市役所にあり、ひいては、市政の最高責任者たる市長に帰するのであります。

いじめがあったかどうか、調べてあったならばその日時、行為の内容など詳細を特定する責任は、

行政(大津市)にあるし、

どうやったら自殺を防げたか考えるのも、また、教育の専門家である教師とそれを監督する市の仕事です。

自分達がなんとか責められたくないということしか考えず、この責任を被害者の遺族に押しつけるなど、
おまえら、それでも人間か?

と言いたいです。


◆私の中学時代の校長先生の話が、文春文庫「読むクスリ〈PART2〉」に載ってます。

私は東京都杉並区の公立中学をでました。

その学校は、平穏でしたが、とても印象深い校長先生がおられました。桜井保(さくらい たもつ)とおっしゃいます。

普段は穏やかですが、子供心にも、「この先生、本当に怒ったら、絶対に怖い」という一種に気迫がありました。

校長なのに、日頃、他に仕事がないときには汚れてもいい格好に着替えて、学校敷地の草むしりなどしているので

びっくりしたのですが、後で、文春文庫「読むクスリ〈PART2〉」に桜井先生の話が載っているのを読み、一層、驚きました。


◆昭和40年代の初めから「学級崩壊」は、あったのです。

以下、読むクスリを要約します。

生徒が教師に暴力を振るうようなことは、昭和40年代の初めからあったのだそうだ。

先生がひた隠しに隠していたので表面化しなかっただけだ。

桜井保先生は、12年間で3つの中学の校長を務めた(引用者注:私の学校が最後でした)。

昭和42年、初めて校長を務めたのは、世田谷区のある区立中学だった。桜井先生は唖然とした。

体育館の窓ガラスは殆ど割られて、廃屋のようだった。

すぐ隣に女子大があるのだが、体育の時間に校庭へ出てくる女子大生をのぞき見するために、塀に無数の穴が開けてある。

シンナーを吸ってぶっ倒れている生徒がいる。廊下を自転車で走り回っているのがいる。

職員室で先生達に話を聞くと、すでに7,8人の先生が生徒に殴られたという。

「えらいところにきた」、と思ったがひるむ様子は見せなかった。朝礼の時にはっきり宣告した。

「この学校では、生徒が先生を殴る、と聞いた。しかし、私が来たからには暴力は絶対に許さない」

聞いていた先生たちのほうが驚いた。

「あんなことを言ったら挑発するようなものですよ?」

「暴力は許さないと言ったって、向こうが殴ってきたらどうするのですか。こっちが殴り返すのは禁じられているのです。」

学校教育法第11条は「体罰を加えること」を固く禁じている。

桜井先生はこの11条が学校をダメにしたと信じていた。先生が殴り返してこないことを知っているから生徒がつけあがる。

何でもない、大したことがないことを「暴力だ」と親が騒ぎ立てる。ますます、学校は無法地帯になってゆく。

桜井先生は、
「殴ってきたら、殴り返せ。私が責任を取る」

と、きっぱりと宣言した。本気だった。

桜井先生は伊豆の神津島で育った。若い頃は漁船に乗っていたこともある。

50歳を過ぎていたが、素潜りで50メートルを泳ぐことが出来た。中学校のプールでしばしばこれをやってみせた。

プールから上がると悪童たちに、「お前ら、悪いことをすると放り込むぞ。沈めっこなら負けないからな」と冗談めかした示威行動をする。

それだけではない。

桜井先生は、校庭の草むしりをする。

ゴム長をはき、汚いシャツを着て、頭には手ぬぐいを巻いて、汗だくになって、やる。

校長先生自らが、皆の嫌がる汚れ仕事をしているのである。

世田谷の暴力中学では、先生は日曜日にこの「草むしり」をした。バイクに乗ったガラの悪い卒業生がやってくる。校庭を走り回ろうというのだ。

桜井先生は言った。

「私がここの校長だ。お前ら、何か用か?」

「ここは学校だ。遊ぶところじゃない。帰れ。」

不良どもは気迫に押されて、帰っていった。



次第に「あの校長、若い頃漁師で腕っ節は強いし、戦争がえりの命知らずらしい」という噂が生徒の間に広まった。

(引用者注:桜井先生の名誉のために書くが、先生は本来静かに本を読んでいる教養人である。

 好んで喧嘩が強いフリをしているわけではない。ヤクザっぽいところなど少しもない。ただ、「気迫」が違うのである。)

これだけで充分だったようだ。実際に先生が生徒を殴り返すような事態に至る以前に、

「あの校長、殴られたら殴れ、と先生達に言っている」話があっという間に生徒の間に広まった。

桜井先生自身の行動力、気力を見ると決してハッタリとは思えなかった。

校内暴力はピタリと止んだ。シンナーを吸う奴も、窓ガラスを割る奴もいなくなった。

草むしりをしていると、女子生徒が「お手伝いさせてください」と言ってきた。

あれほど荒廃していた学校がまるで、別の学校のように穏やかになった。

以上が要約です。


◆結論:「私が責任を取る」と言える人がいない。

大津市の今回の事件から、国政まであらゆる現場で、

「私が責任を取る」

と言い切る人が見られなくなった。逆に責任から逃げる事ばかりを考えているように見えます。

そして、そう感じるようになったころから、日本がダメになって来たように思います。

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2012.07.08

現実的な対処--大津の暴行、傷害、自殺教唆事件に関連して。

◆どいつもこいつも責任逃れ。

大津市に於ける中学生の犯罪に関して、次第に詳細が明らかになり、

要するに地域ぐるみで事件を隠蔽しようとしていたこと。

市長はそれをしっていたくせに、わざとらしく記者会見で涙を流し、

より一層のヒンシュクを買っていること、周知のとおりで、

敢えて記事を掲載する気にならない。

本件は犯罪だが、なんと、被害者の親が警察に3度も出向いたが、

警察が被害届の受理を拒否したというから、呆れてものが言えない。

同種事件は、恐らく日本の他の場所でも進行しつつあるのだろう。

それでは、現実には、どのように対処するべきか。

今の所、アゴラという雑誌の記事が1番有用性が高いと思うので、

今日は私の意見(は既に書いた)より、危機管理の専門家の意見を

そのまま引用したい。「参考資料」とされたい。

全文を載せないと、執筆者の意図が誤解される可能性があるので、

いつもより少々長いが、引用させて頂く。


◆記事:子供を学校に殺されない為に親は何をすべきか? - 山口 巌(アゴラ 7月7日(土)18時50分配信)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120707-00000302-agora-soci

朝日新聞の伝える所では、いじめ「先生は知っていた」 大津・中2自殺との事である。

“大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、学校側が生徒の自殺後に全校生徒を対象に実施したアンケートに対し、15人が「(いじめの事実を)先生は知っていた」と回答していたことが分かった。 生徒の回答には「先生も見て見ぬふりをしていた」「一度、先生は注意したけど、その後は一緒に笑っていた」などとあった。”

「先生」と言うのは担任の教師を意味するのであろうか? 仮にそうであれば、「クラス運営」が全く出来ていない事になる。「クラス運営」に於ける管理者不在である。これではクラスが無秩序、無規律となり今回の如き痛ましい事件の温床となってしまう。

しかしながら、教師も人間であり、得て、不得手があるのは止むを得ない。担当教科を教える事は得意でも、暴行、傷害、恐喝と言った、とても「虐め」とは言えない「犯罪」を常習的に犯す不良生徒の指導が苦手と言う場合もあるに違いない。

こう言った場合、「生活指導」を専門とする教師や、学年主任、或いは教頭、校長等のマネージメントラインがしっかり状況を把握した上で担任の手に余る様であれば、問題処理を巻き取るべきであったと思う。

どうも、学校としての危機対応のシステムが不在の如く見受けられる。或いは関係者の当事者意識の希薄さ(要は無責任)から来る謂わば人災の結果なのかも知れない。

教育委員会もどうも機能不全の様である。所詮官僚組織であり、縦割りで以て権益の及ぶ領域を確定し、教育現場を「聖域」化して来た訳である。

しかしながら、福島原発国会事故調読めば一目瞭然であるが、官僚は平時に仕事を回す事は得意でもイレギュラー対応は苦手であり、極めて無力である。

教育委員会であれ、学校であれ、本来問題がここ迄悪質化しておれば警察に通報し対応を協議すべきであった。そうすれば、生徒の自殺は防げた筈である。

教育関係者は教育現場を「聖域」等と思い込んでいる様であるが、実態は毒蛇がひしめく熱帯のジャングルの如く、子供達に取って危険極りのない場所なのである。これでは、北朝鮮政府関係者が自国を「地上の楽園」と称しているのと大差ない。

さて、問題はこの危険極りのない学校からどうやって我子を守るかである。

第一に、先ず子供に学校は危険極りのない場所である事を教える事である。

第二は、「虐め」は常態化しており、被害者になる事も充分に有り得、「特殊」な事でも「恥ずかしい」事でもなく、先ず親に報告する事を口を酸っぱくして教え込む事である。

最後は、今回の様に「暴行」、「傷害」の被害者となったら、何をさておいても病院に直行し医師の診断を受けた後、「診断書」を作成して貰う事である。そして、被害に至った経緯と「暴行」、「傷害」の具体的な内容を纏めた文章と共に被害届として警察に提出するのである。

念の為、コピーを準備しておき、今回の様に所轄が被害届を受理しないと言う事であれば、弁護士に付き添って貰い県警本部を訪問すれば良い。

大事なのは、「学校」や「教育委員会」と言った、保身に捉われまるで張りぼての如く機能しない組織に相談し、時間を浪費している間に子供が自殺してしまう事を回避する為、「診断書」の如き客観的正当性のある「証拠」を警察に提出し、後は「司法」の判断に委ねる事である。

山口巌 ファーイーストコンサルティングファーム代表取締役

警察は物的証拠がない事を理由に(面倒なので、というのが真相だろう)、

被害届の受理を拒んだ。ならば、傷害の診断署を医師に作成して貰い、

顧問料はかかるが、法律のプロである弁護士を雇って対処する。

と言うぐらい本気にならなければならない状況だったのである。

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2012.07.07

「イジメ」ではない。自殺教唆事件。「犯罪」である。

◆「イジメ」というと「大人が出て行くほどでは」という印象になる。これは犯罪である。

滋賀県の事件は「イジメを苦に自殺」と犠牲者を主語にするから印象があまくなる。

容疑者を主語にして、

中学生による、同級生への自殺教唆事件が発生した。

と、報ずるべきだ。何らウソではない。

自殺の練習をさせていたかは、自殺教唆の構成要件該当性に影響しない。

ある人間が他人に向かって、しつこく「自殺しろ」といい、その結果自殺したら、自殺教唆であり、

自殺しようとしているものを目の当たりにして自殺の実行を助けたら自殺幇助(ほうじょ)である。

刑法第202条 人を教唆し若しくは幇助して自殺させ、又は人をその嘱託を受け若しくはその承諾を得て殺した者は、六月以上七年以下の懲役又は禁錮に処する。

我が国には、少年法という悪法があり、根っからのワルは、たとえ人を殺しても「少年」なら死刑にならないことを知っている。

この自殺教唆犯の中学生もイジメの首謀者などと生っちょろい言葉を使うから、本質がみえなくなる。

少年法とて、少年は「犯罪を侵さない」とは考えていない。犯罪者であっても、

未成年なら刑罰を軽くしろと言っているだけだが、

少年に対して刑罰が軽いのは、「犯人はまだ少年で将来があるから」という論理であるなら、

そんなことを考える意味はない。


人1人を自殺に追い込むほどの人間は、根っからのワルだ。

親が言い訳しているところから見ると、こいつら親も犯人も本当は悪い事をした

と知っていて、なんとか罪から逃れようとしている。出来損ない。神様が人間を作るとしたら、

失敗作である。

出来損ないの人間の「将来」などを考慮する必要は無い。


13歳だろうが何歳であろうが、或る行為が「悪い事」だと知っているのに、それを実行したのだから

社会が悪いとか環境がどうのとか、関係ない。

自殺教唆犯たる本人が悪いのである。

それだけのことだ。

こんなのは、本当は死刑で良いと思うが罪刑法定主義が近代刑法の原則で、

自殺教唆は、7年以下の懲役だというから、懲役七年の実刑に処すればいいのである。

虐められた側も黙っていてはダメだ。

私なら、もしも我が子がこのような目に遭って自殺させられ、

犯人が少年法により、直ぐにシャバに出て来たら、

24時間つきまとい、メガホンで
見て下さい。これが人ひとりを自殺に追い込んだ悪魔の顔です。

と責め続ける、犯人の家族にもやってやる。自殺するまで続けて復讐する。


しかし、子供が犠牲になってからでは、本来、遅い。


親は、子供が死ぬほどいじめられているときには、、ガキのケンカの域を逸脱しているのだから、

本来、もっと早く、この自殺教唆犯を半殺しにすべきだった。これは、動物として当然だ。

動物は我が子を襲う敵がいたら、親が敵を襲い、子供を守る。そのレベルだ。


◆親が出ていって、相手のガキを張り倒せ。

私の子どもは幼少期、ちょうど、日本語を習得する時期に私の仕事の都合でロンドンにいて、

小学校入学の9ヶ月前に帰国したが、日本語の語学力の発達が遅れていた。

このため、小学校入学してしばらくすると「キチガイ」などといって虐められていることが分かった。

ただ我が子の場合、ケロッとしているので、他の情報経路で確認した。

私は、会社を休んで学校の職員室と校長室に向かい、

生徒の1人がキチガイと言われているのを放置するのは何ごとか!

と怒鳴り、さらに息子をイジメていたガキを見つけて、腕がへし折れる寸前の力で掴み、
お前。今度やったら、殺すぞ。

と脅迫した。この行為自体、歴とした脅迫罪の構成要件に該当するがそんなことは構わない。

それ以後、「イジメ」はなくなった。


なにより大事なのは、自分の命にかえても、子供の命を守る、尊厳を守る、という親の、大人の本当の気迫を、相手のガキに叩き込むことだ。


なんど滋賀県のような悲劇を繰り返しても、「話し合えば、分かり筈」などと悠長な事をいう人がいる。

甘い。

「話し合い」でイジメがなくなるなら、1,000年も前にこの世からイジメは消滅している筈だ。

肝心なのは、他人に嫌な思い、痛い思いをさせて歓んでいるガキには、
そう言うことをしたら、自分も死ぬほど痛い目に遭う

ことだ。

「有識者」が何十時間離しても、無駄であることは間違いない。100%確かだ。

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