カテゴリー「政治」の記事

2012.11.14

「首相“定数削減なら16日解散”」←意味がわかりません。

◆記事:首相“定数削減なら16日解散”(NHK 11月14日 18時15分)

衆議院の解散を巡って政局が緊迫するなか、野田総理大臣と自民党の安倍総裁らによる党首討論が行われ、

野田総理大臣は、安倍総裁らが衆議院の定数削減を来年の通常国会までに実現することを確約すれば、

16日に衆議院を解散する考えを表明しました。

これに対し、自民党は、野田総理大臣の提案に協力する方針を決定し、

政府・民主党は、具体的な解散・総選挙の日程の調整を進めることにしています。


◆コメント:今は解散・総選挙などしている場合ではない、と思います。

野田首相は、あまりの党内外のゴタゴタで思考が混乱したのでしょうか?

私は今日、ニュースを追っていて、訳が分からなくなりました。

今日、午後2時半過ぎのNHKニュースでは、

◆記事:首相“解散すると申し上げるつもりない”(NHK 11月14日 14時36分)

野田総理大臣と国民新党の自見代表が会談し、自見氏は、衆議院の年内解散に反対する考えを伝えたうえで、

14日の党首討論で、解散について言及しないよう求めました。

自見氏によりますと、野田総理大臣は「『解散する』などということは申し上げるつもりはない」と述べたということです。

と、報じられました。ところがそのわずか、1時間後。
◆記事:野田首相「16日に解散してもいい」 定数削減確約なら(日経電子版)(2012/11/14 15:22)
野田佳彦首相は14日の党首討論で、衆院解散について

「自民党が次期通常国会での定数削減を確約するなら、今週末の16日に解散してもいい」と述べた。

自民党の安倍晋三総裁の質問に答えた。

というニュースを読んだのです。

正確には、14時36分のNHKニュース、「解散すると申し上げるつもりない」は国民新党の自見代表を通しての伝聞で、

15時22分の「16日に解散してもいい」のは野田首相と安倍晋三自民党総裁との党首討論が映像に記録されているので、

1次情報(直接的情報)に近いです(本当の1次情報は、自分の目で見た情報です)。


それにしても、一日の中で、首相が衆議院の解散について安易に発言し、しかもその内容が

午前と午後では正反対、は問題です。


◆何が問題か?衆議院解散から総選挙、組閣、臨時国会まで審議が中止します。

今、民主党が政権を取ろうが自民党が取ろうが、どっちにしろ、「この人に任せれば大丈夫」というのは

いないのです。衆議院解散から総選挙まで、議員達はまた、当選することで頭がいっぱいになり、

本来の「国・国民の為」に存在することを忘れ、選挙対策に血道を上げる。その間、国会審議は止まる。それが問題です。


◆国政の最重要課題は「定数削減」ではない。

野田首相の思考はどうなっているのか、訳がわかりません。

まず、「何故、定数削減が、至上課題なのか?」ということです。

一票の格差に関して、最近、司法が「違憲」と言う判断を下してますが、

そんなの前から言われていることで、今、どうしても緊急的に決めなければいけないことではない。

定数を削減すれば、国会議員の歳費に使う税金が減りますが、それならば、、定数をいじらなくても、

国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律を改正して、

今、国会議員の歳費(月給)だけで、

第一条  各議院の議長は二百十七万円を、副議長は百五十八万四千円を、議員は百二十九万四千円を、それぞれ歳費月額として受ける。
とありますが、その他にも、文書通信交通滞在費を100万ももらっている。
第九条  各議院の議長、副議長及び議員は、公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため、文書通信交通滞在費として月額百万円を受ける。

キリがないので、省略しますが、国会議員に皆なりたがるのは、こういう「美味しいこと」があるからです。

国民が所得が減少して苦しんでいるのに、真面目に税金を納め、その税金から国会議員の給料が支払われているのに、

これが減らないのは、納得できない。要するに国会議員の収入を半分にすれば、少なくとも「無駄な税金」を減らせます。

定数削減しなくても、経済的には同じ効果を瞬間的にもたらします。それを、言わないのが政治家の狡いところで、

国会議員になるからには、今と同じ「美味しい特権」を享受したい。自分たちのことばかり考えているのが、明白です。

今度は単純にまた、自民党が与党になるのでしょうが、そんなのはどうでも良い。


政治家は、まず、国民の利益を代表しているのに、どう見ても、今、そんなことは彼らの頭から飛んでいます。


◆まず、福島第一原発の処理、全原発の廃炉の決定です。

まずやるべき事は、先日も書きましたけれども、人間が住める環境を、日本の領域内に確保することですから、

福島第一原発の、どこにあるのか分からない、メルトダウンした核燃料の所在の確認とその石棺に注力するべきです。

それから、大飯原発や柏崎原発の断層を調べるとかなんとかいってますが、調べてもいいですけど、

悠長なことを言っている場合ではない。断層があったら、原発再稼働しないとか、既に再稼働した大飯を止めるとか

何とか言ってますが、運転していようがいまいが、原子炉圧力容器には核燃料が入っていて、直下型地震が起きたら、

どんな建造物も壊れるのですから、のこり53基の原子炉は全て廃炉にするという決定をするべきですが、

国会で原発の話をしているのを最近見ていません。本会議でも諸々の委員会でも、今日の党首討論でも。


野田首相、安倍自民党総裁両方に

あなた方、何を考えているですか、政権争い以前に、日本そのものが潰れたらおしまいでしょう。

野田首相、安倍総裁だけではありません。他の政治家も官僚も財界人も国民もマスコミも、

「日本が放射能で極度に汚染されたら、国自体が終わりだ」ということからどうして目を逸らすのか、不思議でなりません。


◆景気対策。今週月曜に発表された7月-9月のGDPは三期ぶりに前期比マイナスでした。

内閣府が12日発表した2012年7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、

物価変動の影響を除いた実質で前期比0.9%減、年率換算で3.5%減でした。

マイナス成長は3四半期ぶりです。実質は「量」ですが、今はデフレですから問題は名目です。

名目成長率は前期比マイナス0.9%(年率3.6%減)でした。

いくら金融緩和を政治家が日本銀行に求めたところで、資金需要がないのですから、物が売れない。

売れなければ、需要と供給の法則で物価は更に下がります。私は何度も書いています。

来年4月で任期を終える白川総裁も、さすがにエコノミストとして本当のことを言いたくなったのでしょうか。

日本経済新聞に白川発言が載っていました。

◆記事:日銀総裁、過度な緩和期待けん制 外債購入「必要ない」(日本経済新聞 11月13日(火)朝刊)

日銀が市場や政界で高まる金融緩和への期待をけん制し始めた。

白川方明総裁は12日の衆院予算委員会で市場で根強い日銀による外債購入論は「必要ない」と主張した。

白川総裁は同日午前の講演でもデフレ脱却へ「最大限の努力を続ける」とした上で日銀批判に反論。

市場に供給するマネーを欧米のように積極的に増やすべきだとの主張には、リーマン・ショック後に増やした

資金供給量の名目国内総生産(GDP)比率は米欧と「同規模だ」と訴えた。

日銀が総裁講演などで「日銀批判」をテーマに取り上げて反論するのは異例だ。

緩和圧力が高まっていることへの警戒感が日銀内で広がっていることが背景にある。

さらに、
◆記事:日銀総裁、インフレ目標設定に否定的(産経新聞 2012.11.13 05:00)

日銀の白川方明総裁は12日、都内で講演し、デフレ脱却に向けて日銀がインフレターゲットを設定すべきだ

との意見に対し「物価も賃金も上がらない状況が長く続いた日本経済では現実的でない」と述べ、否定的な見解を示した。

その上で、デフレ脱却には経済成長力を強化し賃金の引き上げを実現することが不可欠と強調。

企業の新規事業の開拓が重要で「思い切った規制緩和など政府の役割も大きい」と注文を付けた。

全面的に賛成であります。

私は、今まで、何度も、いくら金融緩和、つまり金利は既にほぼゼロなんですから、日銀が国債などを買い取り、

資金を金融市場に供給しても、「総需要を喚起しないければ」つまり「個人消費が増えるように」減税するとか、

財政出動により公共事業で、需要創出しないと、デフレからは抜け出せない、という趣旨の記事を書いています。

白川総裁も要するにそういうことです。日銀ばかりに頼るな、と。

そういうことを、議論するのが今、政治家のやるべき事の2番目です。


いずれにせよ、選挙なんかして時間とおカネを無駄にするべきではありません。

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2011.09.14

臨時国会召集。今に始まったことではないが、議員ってバカ共は野次を飛ばすしか能が無いのか?

◆記事:臨時国会を召集 会期は4日間(日本経済新聞 2011/9/13 13:21)

第178回臨時国会が13日召集された。会期は16日までの4日間。

13日午後には参院本会議場に天皇陛下をお迎えして開会式をした。

野田佳彦首相の所信表明演説を受け、与野党各党は14~16日に衆参本会議で代表質問をする。

4日間の会期は13日午後の衆院本会議で、与党の賛成多数で議決した。


◆天皇陛下のお言葉全文=臨時国会開会式(時事通信 2011/09/13-13:10)

13日の臨時国会開会式での天皇陛下のお言葉全文は次の通り。

本日、第178回国会の開会式に臨み、全国民を代表する皆さんと一堂に会することは、私の深く喜びとするところであります。

ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。


◆コメント:野次を飛ばした奴をチェックできないかな。

日本国憲法第41条によれば、

国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。

思想に反対だろうが、賛成だろうが、内閣総理大臣が演説している間

ずっと野次を飛ばしている人間は、国会議員に相応しくない。


今日の所信表明演説の最初の僅か5分でこの有り様である。


2011年9月13日野田総理所信表明演説冒頭





誰が、どのような野次を飛ばしているか、各人の席にマイクを置いて録音すれば

簡単にチェックできるであろう。

こいつらは陛下のお言葉、
ここに、国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託に応えることを切に希望します。

に逆らっている。

全然、国権の最高機関としての使命を果たしていないし、国民の信託に応えていない。

こんな奴らが歳費(月給)だけで、129万円、文書通信交通滞在費として、月100万円その他を

受け取るのは税金泥棒以外の何者でも無い。ましてや、今は前代未聞の国家の危機である。

こんな時に、私欲(党利も私欲の一部である)を第一に動く人間に、国民は信託を与えたくない。

次の選挙で落選させる材料としたい。是非「不規則発言者一覧」を音声付きで、本会議と

全ての委員会で作成して欲しい。

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2011.08.29

<民主代表選>小沢元代表、戦略破綻 主流派の分断失敗←民主党代表選が小沢の顔色伺いであること自体が間違いだろう。

◆記事:<民主代表選>小沢元代表、戦略破綻 主流派の分断失敗(毎日新聞 8月29日(月)21時36分配信)

29日投開票された民主党代表選は、「当選圏外」(渡部恒三最高顧問)とさえ評された野田佳彦財務相が、

党内最大勢力を擁する小沢一郎元代表の支援を受けた海江田万里経済産業相を決選投票で逆転して当選を果たした。

基礎票で優位に立つ海江田陣営に対し、他の陣営は決選投票での逆転を目指して2位争いを展開。

元代表側は当初、グループ内に代表候補を欠くため「2、3位連合」を画策していたが、結果的に

「反小沢」の主流派と中間派が「2位以下連合」を結成して勝利した。元代表の戦略の破綻が鮮明に表れた。

「177票は立派な数字だが、負けは負けだ」

投票終了後、小沢グループの選対会合で元代表は「敗北」を認めた。

(引用者注:以下省略。全文は「ウェブ魚拓」(WEBキャッシュ保存サービス)参照


◆コメント:「民主党代表選=小沢の顔色を伺うこと」の構造自体が正しくない。

どのメディアも、民主党代表選は、民主党内の「親・小沢派 VS 反小沢派」の「戦い」であったことを

何の疑問も無く伝え、その詳細(一回目の投票から決選投票までの票の流れなどを

こと細かく報じて、それが「政治ニュース」になっているが、そんなことは本来間違っている。

民主党は与党で、その代表はほぼ自動的に内閣総理大臣になるのである。

民主党党員資格停止処分を受けている人間の顔色を見るのではなく、

東日本大震災の復興及び福島第一原発関連の処理を初めとする、「政策」を

聴いて、多少はマシなのを選ぶのが本道である。

民主党代表選のあり方は正しくない。というメディアが何故存在しないのか。

現実に、民主党員は小沢に睨まれるのが怖いが、それでもどちらを選ぶか

を判断しているのが「実態だ」と言いたいのだろうが、ならば、その実態が

よろしくないのである。


◆その報道を見聞きして、のほほんとしている有権者も正しくない。

メディアが何故、「政局」すなわち「政治家ニュース」と「政治ニュース」を混同するかというと、

それを視聴している有権者が何も言わないからである。


殆どの有権者は

民主党はダメだ

菅直人はダメだが、他に誰が(総理に)なっても同じだろう

と、したり顔でのたまうが、そのダメな民主党に政権を取らせたのは、他ならぬ

我々有権者である。

そういうと、
そんなことを言っても、前回の衆院選の時、これほどダメだとは思わなかった。

という。しかし、大人で、仕事をしたことがある人間ならば、

そんな言い訳は成り立たないこと、

つまり、仕事(選挙ならば、投票行動)は結果だけが評価の対象になることを識っているであろう。

「ダメかもしれないけど民主党に一度、政権を取らせてみよう」と判断した、我々有権者の「人を見る目」が

無かったのである。

ならば何が正解だったのか。そんなことは分からぬ。政権交替の時間にタイムスリップして、

やり直すことは不可能なのだ。

ただ、「駄目な民主党」が政権を握っている、その責任は究極的には

主権者である国民に帰する。それが代議制民主主義である。

それが不服ならば、直接民主制に国家体制を変換(出来るものなら、だが)するしか、ない。

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2011.03.01

「小沢系16人、本会議欠席へ=予算案、未明に衆院通過」←国会議員の「勤務評定」をするべきだ。

◆小沢系16人、本会議欠席へ=予算案、未明に衆院通過(時事通信 3月1日(火)0時43分配信)

2011年度予算案は1日未明に衆院本会議で採決され、

民主、国民新両党などの賛成多数で可決、参院に送付される。

これに先立ち、民主党会派からの離脱を表明した渡辺浩一郎氏ら同党衆院議員16人は28日、

予算案を採決する本会議を欠席する方針を固めた。

16人は小沢一郎元代表に近く、菅直人首相の退陣を要求。

全員が欠席しても予算案は可決されるが、

首相には大きな打撃で、政権運営は一層険しさを増すことになる。

渡辺氏らは28日午後、都内のホテルで対応を協議。

「与党議員としての責任がある」と造反に慎重な意見も出たが、

「正統性がない」と首相を批判して会派離脱を表明した以上、予算案への賛成はできないと判断した。


◆コメント:議員は一度なってしまえば、勤務状況を国民から監視されていない。

小沢系議員が本会議に欠席したことは、国会議員として、民間用語なら「職場放棄」である。

予算案に賛成出来ないならば、本会議に出席した上で「反対」の意思を表明するべきである。


本会議に欠席した16人の国会議員は、本会議の時間帯に何をしていたのか、知りたい。


今回に限らず、議員は信じられないほどの高給取りであり、言うまでもなくその「給料」は

国民が額に汗した働いて納めた税金で賄われている。

にも関わらず、国会議員に当選するまでは土下座でも何でもするが、テレビの国会中継を

見ていると、全然「仕事をしている」ように見えない。

実際、本会議だろうが、様々な委員会だろうが、居眠りどころか、欠席ばかりしていても、

この連中は、毎月何百万という給料を貰い、JRに全国何処までもグリーン車に無料にのることが

出来る。


欠席しようが居眠りをしようが、有権者に分かりはしない、とタカを括っている。


◆WEBで全ての国会議員に毎日「業務日誌」の更新を義務づけてはどうか?

議員は、一度当選したら、本会議や委員会をサボって遊んでいても、会議中に居眠りをしていても、

民間の勤め人にように「人事考課」を受けない。だからたるんでいるのである。


この際、全ての国会議員にホームページ上で、毎日どのような仕事をしたのか、

「業務日誌」を更新することを義務づけてはどうか。

そうはいっても日誌だけなら、秘書に適当に「捏造」させ、やってもいないことを

書いておけば良い、という奴が、絶対にいるに違いない。

だから、本人の行動をビデオで撮影する。或いは、その日に出席した会議の

概要を本人が、ビデオカメラの前で説明する。説明の仕方で本当に分かって説明しているか、

居眠りをしていて、秘書にメモを取らせて、誤魔化しているのかおおよその見当は付く。

出来れば、毎晩、それを生中継して、リアルタイムで、有権者が議員に質問をする。

きちんと仕事をしていれば、答えられるだろうし、居眠り、欠席を誤魔化そうとしていたら、

すぐにバレる。


また、国会は立法府であり、国会議員の仕事は「法律を作ること」なのである。

思想や志の或る議員なら、勉強して「議員立法」の「法案」を提出するはずである。

(実際には、何もしていない議員の方が多いだろう)。

今まで、自分が提出した法案、今構想を練っている法案に関する説明も週一回、義務づける。


このようなことをただちに実現するわけにはいかない、と必死に言い訳するだろうが、

我々、有権者は国家の主権者なのであるから、自分が票を投じた議員が、

真面目に、給料に相応しい仕事をしているか、監視する「義務」がある。

それを可能たらしめるシステムを構築するべきだ。

こうすれば、サボってばかりいる奴を、次の選挙で、落選させることが出来る。

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2011.02.23

「経団連会長、『与野党議員は給料泥棒』と酷評。」←完全に同意します。

◆記事:<経団連会長>「与野党議員は給料泥棒」「予算より政局」と批判(毎日新聞 2月22日(火)8時10分配信)

日本経団連の米倉弘昌会長は21日の記者会見で、最近の与野党議員が

予算審議などより政局を優先して行動しているように見えるとして、「給料泥棒」と酷評した。

米倉会長は、自民党が早期に衆院解散に追い込む構えを強めていることに対し、

「国民の生活や国益を無視した行動。予算関連法案の審議を尽くしたうえで、政局化するならすればいい」

と述べ、予算成立を優先すべきだとの考えを改めて強調した。

その上で「(こういう局面でこそ)与野党の協力が必要なのに、今は国民のために何も仕事をしておらず、

(与野党とも)給料泥棒のようなものだ」と不快感を示した。

また、米倉会長は、民主党の小沢一郎元代表に近い衆院議員16人の会派離脱の動きについても、

「予算案や関連法案の審議が進み、これをどうしても通さなければならない時期に、与党の一員として無責任極まりない」

と苦言を呈した。


◆コメント:今回ばかりは、全く同感。

今回ばかりは、というのは、普段、経団連会長があまりにも「エラそう」だからである。

「経済団体連合会」は東証一部の大企業経営者の集まりで、

それらの企業が民主党にも自民党にも多額の政治献金をしているので、

政治に、大きな影響力を持つことは昔から良く知られている。

しかし、トヨタの奥田氏が経団連会長になった頃からだろうか。

「エラそう」にもほどがある、と思える発言が増えてきた。内政全般

のみならず、外交などに関しても「~すべし」調の表現が増えて来て、

いくら何でも、クルマ製造会社の元社長がそこまで偉いのかい?という感じに

なってきて、その傾向が続いている。だから普段は不愉快なので、都合の良いときだけ

発言を利用する形になるが、21日の米倉会長の言葉「与野党議員は給料泥棒」

に関しては、完全に同感である。


新聞の政治面に載っているのは「政治家ニュース」(政局)ばかりで

あり、政治そのもの、に関する議論は全く進展しない。


22日など、大事件ばかりである。

中東で反政府デモが起き、ニュージーランドの大地震で日本人が被災している。

1月のスタンダード・アンド・プアーズに続き、予想はされていたが、2大格付け会社の

一つ、ムーディーズが格付け見通し(格付けそのものではない)を引き下げ、

13道府県で野鳥の鳥インフルが確認され(2月22日 12時46分現在)、

新燃岳の爆発的噴火がまだ続くかも知れないと言っているときですら、

与野党議員の最大の関心事は、「小沢一郎をどうするか」なのだから

呆れてモノが言えない。国会議員は自分が次の選挙で

また、当選することしか考えていない。国民の生活は苦しいのに、

彼らは129万円の歳費(月給)と100万円の文書通信交通費(非課税)、

さらに毎月65万円の政務調査費と、公設第一秘書、公設第二秘書、および国会議員政策担当秘書の給料、

年間718万円のボーナスを受け取り、これは勤務評定が為されない。

居眠りをしていても、欠席をしていても分からないのである。

JRは全線どこまでも無料だし(グリーン車でも。)、飛行機のチケットは

月4往復まで無料である。これは、景気が悪くなり、国民が所得が減っても

真面目に働き、納めた税金に寄って賄われている。納税者が苦しくなっても、

その税金から給料を貰っている国会議員は、

「国会は、国権の最高機関であり国の唯一の立法機関である」(日本国憲法第41条)

のに、その構成員に相応しい仕事をしているとは到底認めがたい。

米倉経団連会長の言うとおり、今の国会議員は給料泥棒(=税金泥棒)だ。

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2010.11.19

「首相「私からもおわび」=暴力装置発言、仙谷長官を注意」←国会議員は自分の事しか考えていない。

◆記事:首相「私からもおわび」=暴力装置発言、仙谷長官を注意(時事通信 11月18日(木)19時51分配信)

菅直人首相は18日午後の参院予算委員会で、仙谷由人官房長官が自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて、

「内閣全体の責任者として、自衛隊の皆さんのプライドを傷つけることになったことは私からもおわびしたい」と陳謝した。

北沢俊美防衛相も「誠に残念なことだ」と述べた。

首相は同委員会終了後、首相官邸の執務室に仙谷長官を呼び、今後発言に気を付けるよう強く注意した。

自民党の丸川珠代氏は同委で、首相と防衛相の答弁に対して「謝罪では済まない」として、

「仙谷長官の問責決議案を求めていく」と表明した。

仙谷長官は同日午前の質疑で、「暴力装置でもある自衛隊」と発言。自民党の抗議を受け、直ちに撤回、謝罪した。


◆コメント:本気で議論している議員がいるか?

昨日、私は所用の為、会社を休んでクルマを運転して出かけましたが、

ラジオで国会中継を聴きました。

今に始まったことではないが、非常に腹が立ちました。質疑応答を聞いていると血圧が上がります。

何が腹が立つかというと、国家議員は「国民の信託を受けて、国益の為」に議論している「フリ」をしているだけなのが、

聞いていて明らかだからです。

菅直人政権も、ここまで無能というか、ドジというか、手の施しようがない、というのはがっかりですが、

野党になった自民党議員が、首相に質問するときも、本当に「国を憂え」ているのではありません。

尖閣諸島の外交上の失敗、ビデオ流出問題、大阪地検特捜部元検事による証拠捏造などは、

「与党いじめのための手段」であり、その事実自体は本心では「どうでも良い」と考えていることが、

口調から分かってしまうのです。

彼等は不況だろうが何だろうが、自分達は、苦しくも何ともないのです。


◆国会議員の年収は6,000万円を超えるのです。

国会議員の給料(歳費)その他に関しては、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律で定められています。

法律を決めるのは当の国会議員ですから(国会は立法府です)、自分たちにとって「美味しい」条件ばかり、

定めてあります。国会議員の収入はざっと以下のとおりです。


  • 歳費(毎月の給料):1,297,000円。年収にすると×12で(以下同様)15,564,000円

  • 文書通信交通滞在費:1,000,000円。1年で12,000,000円。

  • 立法調査費(月額): 650,000円。 1年で7,800,000円。

  • ボーナス(年間): 7,180,000円。

  • 秘書給与(年間): 23,000,000円。

  • ここまで、合計、: 65,544,000円(6,544万4千円)

  • さらに、勤続25年以上の議員には、特別交通費(月額)300,000円。

  • また、海外視察費、衆議院 170万円。参議院 165万円。

国会議員には、勤務評定(人事査定)がありませんから、居眠りをしていようが、

欠席しようが、立法府なのに議員立法をしたことがない議員も大勢いる。

しかし、それは全く問題にならないのです。

日本のサラリーマンの平均年収は、少々古いですが2005年、男性が222万7千円。女性が200万5千円でした。

日本人はおとなしいですが、血の気の多い国なら暴動が起きているのではないかと思います。

暴力はいけませんが、日本人も自分達の納めた税金がこんな連中の給料に使われていることを知るべきです。

書き忘れましたが、この他、国会議員はJR全線無料、飛行機も月4回まで無料など、様々な議員特権があります。


ですから、日本経済がいくら低迷しようが、本当は彼ら、彼女らはどうでも良い。

国会で首相を問い詰める、さも義憤に駆られたような質問は演技以外のなにものでもなく

如何に国会内で、良いタイトルを得てハクをつけるか。テレビが国会中継するときは、

地元の有権者に自分の姿を如何にアピールするか。どうしたら、次の選挙で再び当選し、この美味しい立場を

維持できるか。まだまだ、私らの知らないことが沢山あるのでしょう。

選挙になると、なりふり構わず土下座でも何でもするのは、それだけ国会議員は美味しいことがあるからでしょう。


選挙演説で「国会議員の数を減らす」と叫んでいた政党、政治家が沢山いたように記憶します。

実際に減らすとなったら、どの選挙区から減らすのか。下手をするとまた一票の格差が拡大します。

時間がかかるに決まっている。国民と痛みを分かち合う気持があるなら、法律を変えて、国会議員の年収を

半分にすれば、議員定数を変えずに済むのに、絶対にそれは言いません。やはり既得権は守りたい証拠です。

納税者は、経済的に破綻した人も含めて毎年3万人以上が自殺しています。私は、議員の歳費等は民間の所得水準と

スライドさせるべきだと思います。景気が悪いままであると、自分達も苦しい。そう言う状態にしないと、

国会議員の尻に火が点きません。今の議員は、
「自分がいつまでも国会議員でありつづけ、様々な恩恵を享受すること」

が頭の99パーセントを占めているのでしょう。誰も、ビデオや検察の証拠捏造を本気で考えてなどいない。

景気など知った凝っちゃ無い。但し、景気が悪いままだと、有権者の不興を買い、選挙で落ちるかも知れない。

そっちの方が心配なだけなのです。

代議制民主主義の限界でしょうか。

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2010.01.05

<鳩山首相>年頭会見「正念場の一年と覚悟」←鳩山政権の問題点は何か。

◆記事:<鳩山首相>年頭会見「正念場の一年と覚悟」(1月4日11時30分配信 毎日新聞)

鳩山由紀夫首相は4日午前、首相官邸で年頭の記者会見を行い「首相として原点、初心に帰り、

国民の皆さんのための政治を作り上げていきたい。その正念場の一年だと覚悟を決めている」

と政権交代の成果を急ぐ考えを強調した。18日召集の日程で調整している通常国会へ向けては、

09年度第2次補正予算案と10年度予算案について「早期に成立させるために全力を尽くしてまいりたい」と述べた。

首相は会見の冒頭、「100年に1度の大きな改革をやるために政権交代を実現した。これからがスタートだ」と強調。

「マニフェスト(政権公約)などで約束した子ども手当、高校無償化、農業者戸別所得補償制度を今年はスタートさせていきたい」

と10年度予算案の成立を優先させる考えを示した。

また、今年夏の参院選前に内閣改造を行う可能性について「一切考えていない」と否定。

「閣僚がころころ代わることで国民の信頼以上に世界の中で存在感が薄くなっている。

できる限り閣僚の皆さんには長く務めていただきたい」との意向を示した。衆参同日選についても「そのような発想はない」と否定した。

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡っては「数カ月の中で沖縄にも米国にも理解をいただき、

(政府・与党の沖縄基地問題)検討委員会でしっかり議論し、結論を出すことを約束する」と表明。

今年、日米安保条約改定50周年を迎えることを踏まえ「重層的な形で日米同盟を深化させる大事な年だ」との考えを示した。


◆コメント:民主党と鳩山は何を失敗したのか。

鳩山内閣発足時の内閣支持率は70パーセント台だったが、その後の無為無策に

さすがに国民はあきれ果て、12月18日に時事通信が行った世論調査では、遂に5割を切った。

昨年、リーマン・ショック後の世界景気の後退のスピードを白川日銀総裁は、
岩が崖から転がり落ちるような、という形容なそのまま当てはまるほど

と述べたが、今の鳩山内閣支持率の落ち込み振りは、それにそっくりだ。


どうしてこれほど急激に支持率が下がったのかと言えば、誰が見ても明らかな通り、

鳩山首相は「何も決められない」のである。

優柔不断とは正にこの時のために日本語に存在した言葉ではないかと思うほどである。

国民にしてみれば、極端に言えば、
少々間違ってもいいから、兎に角「何かを決断出来る」ところを見せて欲しい。

のである。それが、何も決められないから見ていてイライラしてしかたがない。

これが最大の支持率凋落の原因だろう。

特にやばいのが、普天間基地の移設問題で、最初の会談で、オバマ大統領に
"Trust me."(私を信用しろ)

と言っておきながら、結局何も決めないことを決めたまま、コペンハーゲンの温暖化会議、COP15に

逃げ出してしまった。そこには、オバマも来ていたので、鳩山首相は、「何も決められない理由」を

説明して分かって貰おうとしたが、アメリカ側は「口先男にあっても仕方がない」といって拒否した。

62歳の日本の首相が48歳のアメリカの大統領に、「こいつ、口ばっかりだ」と思われてしまったのである。

一般人が日常会話で使うなら別だが、日本国の政治の最高責任者が、米国大統領に
"Trust me."

という言葉を口に出す意味が分かっていなかったようである。


◆官僚を「敵」としか見なさなず、上手く使おうとしなければ無理に決まっている。

昔、田中角栄という政治家がいて、後に内閣総理大臣大臣になってから、金権政治を暴かれ、

ロッキード疑獄で、獄中の人になってしまったが、彼は、政治家としては、今の民主党よりも

遙かに上手だったようだ。何しろ小学校しか出ていないのに、30代で初めての大臣、

郵政大臣になったとき、東大法学部卒のエリート官僚が舌を巻くほど、記憶力がよく、

関連法規、制度全て暗記していて、統計の数字も頭に入っている。東大出もギョッとするほどだった。

歴史上の人物としては「金脈政治」の「汚い」政治家のイメージが先行してしまうが、

田中角栄は、議員になってから大臣になるまでの十年間に、大量の議員立法を実行していた。

当然それなりの勉強が必要だし、当時の大蔵省(現・財務相)や旧建設省(現・国交省)の屁理屈が達者な

役人相手に、交渉する術を身につけていたのである。


(誤解を避けるために書くが、田中角栄がいいとこばかりだったと言いたいのではない。

今の民主党があまりにも役人の使い方が下手だ、といいたいのである。)

そして角栄は、役人を上手く利用した。

以下は、当時、日本経済新聞のインタビューに応じた田中角栄の言葉である。

役人は生きたコンピューターだ。政治家は方針を示すものだ。

方針の決まらん政治家は役人以下だ。

役人と一度仕事をすれば(人間関係は)切れない(JIRO注:切れないのは結構だが、癒着されると困るがね。)

初めはケンカするんだ。すると(役人は)「何で、あんたの言うことを聞かなければならないのか」という。

私は「政党政治なんだよ。君が局長になれば、オレを利用するようになる」と。

するとあとで分かるのだね。「やっぱり自分が子供でした」と役人は自分で言うもの。

だから、役人はまた、自分のところにくる。

後半、ちょっと分かり難いが、田中角栄というのは、自分に楯突いてくる役人がいると、

普通は、左遷したり、極端な場合、地方に飛ばしたりするが、角栄はそいつを昇進させてしまうそうだ。

偉くして貰ったら、役人は文句を言えなくなる。如何にも永田町と霞ヶ関のドロドロした感覚であるが、

役人のコントロール法としては、上手い。


民主党は、全て役人を「悪人」であるという前提で出発し、政治家が全てを決めると言い、

大臣・副大臣・政務官の3人で全てをこなそうとしているが、各組織とも、何万という職員を抱える組織で、

恒常的に何らかの問題を抱え、また、毎日のように新しい問題が起きるのだから、3人で決めようというのは、

常識的・直感的に明らかに不可能なのだ。そこで方向を修正すれば良かったのに、意地をはるものだから、

国家が「多臓器不全」のようになっているのである。


◆来年度予算案概算要求額95兆円のすさまじさ。今年度の概算要求額、いくらだったと思います?

素人の政治家3人で何でも出来るんだ、と意地を張って役人を排除した結果、

来年度の概算要求額(各省庁が、翌年度に必要と見込まれる政策経費や人件費などを提示する。

今までは、各省庁が8月31日までに財務省に概算要求書を提出することが政令で定められていて、

財務省は経費などの査定を開始。政府は12月下旬に翌年度予算の政府案を閣議決定し、

年明け1月の国会に提出する慣例だったが、民主党政権はこれを廃止し、例の「事業仕分け」

で「無駄を削減する」パフォーマンスを繰り広げた)は、何と95兆円となった

財務省の役人がやっていたら、概算要求額の上限(シーリング)を設定していたのに、

民主党政権はこれをなくしてしまったからである。


因みに、昨年提出された、平成21年度一般会計概算要求額調はリンク先を見れば分かるとおり、

86.1兆円で、前年比+3兆円だったのである


つまり、誠に皮肉というか、滑稽というか、民主党は「如何に無駄な予算が多いかを国民に示す」といい、

あの「事業仕分け」ショーをテレビカメラの前で繰り広げたが、各省庁の要求内容がちんぷんかんぷんなので、

議論が成立しないまま、内容が分からないと「凍結」とか「圧倒的縮減」にしてしまった。

そして、9兆円削減するといいつつ、大騒ぎして7,000億円しか削れず、結局、来年度概算要求95兆円である。

ただひたすら役人を敵視した結果である。

こういうのは「餅は餅屋」で財務省の、これが商売としている役人に任せれば、少なくとも前年比微増で済んだ筈なのである。

これが、現実の民主党政権である。

大事なことは決められずに、アメリカにはコケにされる。

無駄を省く。政治家が全て決める。官僚は排除する、といった結果、

余計に予算が水ぶくれしてしまい、財源をどうしよう?といっている。


コントか?

まだまだ問題はあるけれども、一度に書ききれないので、今日はこの辺で。

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2009.10.04

「中川昭一元財務・金融相、都内の自宅で死亡」←死因が何であろうが、人の死は、まず、弔うのです。

◆記事1:中川昭一元財務・金融相、都内の自宅で死亡(10月4日10時14分配信 読売新聞)

 4日午前8時20分頃、自民党の中川昭一元財務・金融相(56)が東京都世田谷区内の自宅2階ベッドの上で

うつぶせの状態で動かなくなっているのを妻が発見、「体が冷たくなっている」と119番通報した。

東京消防庁の救急隊員が現場に駆けつけたところ、すでに死亡していた。

警視庁世田谷署では病死の可能性もあるとみて、死因や詳しい状況を調べている。


◆記事2:中川氏急死 病死の可能性も 病理検査で詳しい死因調査へ(10月4日20時57分配信 毎日新聞)

4日午前8時20分ごろ、中川昭一(なかがわ・しょういち)元財務・金融担当相(56)が、

東京都世田谷区下馬5の自宅で死亡しているのを妻郁子さん(50)が見つけ119番した。

警視庁世田谷署によると、中川氏に目立った外傷はなく、遺体や室内の状況から事件や自殺の可能性は低いとみられる。

行政解剖では死因を特定できなかったが、病死の可能性があり、都監察医務院が病理検査で詳しい死因を調べている。

告別式の日程は未定。


◆コメント:ただ、ご冥福を祈る。

中川昭一氏は、旧・日本興業銀行(現・みずほ銀行)の銀行員でした。

親父さんの中川一郎氏が自殺して、銀行辞めて、父親の地盤を引き継いだのです。

一時は閣僚(金融相)まで務めたのに、8月30日の衆院選で落選。

選挙後、地元の後援会が落選した昭一氏を激励する会を催したのに、姿を見せず、支持者は激怒したそうです。

そんな話を聞いて、もう四面楚歌のヤケクソで自殺に走った可能性は十分に考えられます

(行政解剖で死因を特定出来なかった、との記述がありますので、本来憶測で書いてはいけないのですが)。

もしも自殺ならば、父も息子も自殺な訳で、誠に痛ましい、という以外に言葉を知りません。


中川昭一氏は、G7で泥酔して醜態を晒したり、問題は確かにありました。酒癖の悪さは本人の責任です。

当時、私はその件に関して批判的な記事を書きました。

しかし、中川氏が亡くなった今、その件については最早、再び論評しません。

ネット上、ブログや、mixi日記や、Twitterのつぶやきに、中川氏の死を茶化すような言葉が散見されますが、

それは不謹慎だと思います。

死因が仮にそれが自殺であろうと、なんであろうと、人の死は静かに悼むものです。

安倍内閣の時に松岡農水相が自殺しました。

その時にも私は同じ事を書きました。読んで頂きたいと思います。

2007年05月28日(月) 松岡氏の自殺そのものには言及を避ける。一般論。死んだ日から、死者に鞭打つことはなかろう。/【追加】日経のコラム「春秋」ココログ


謹んで、中川昭一氏のご冥福を祈ります。

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2009.05.29

初の党首討論所感。

◆記事:党首討論:詳報(注:冒頭部分のみ)(毎日新聞 2009年5月28日 東京朝刊)

【為参考】

URL:http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090528ddm005010074000c.html

(暫くすれば衆議院会議録に掲載される。)

画像・音声を視聴するには、衆議院インターネット審議中継のトップページにカレンダーがあるから、

2009年5月27日を選ぶ。すると、

2009年 5月27日 国家基本政策委員会合同審査会(党首討論)があるから、そのリンクをクリックする。

初めて見るときには、視聴方法でWindows Media Playerか、Real Playerか。ブロードバンドかナローバンドか選択する。

WMPでブロードバンドを選択し、鳩山由紀夫(民主党・無所属クラブ)をクリックすると再生が始まる。

上手くリンクできるか分からないが、一応。

鳩山由紀夫(民主党・無所属クラブ)



上手く再生出来ない方もおられるだろうから、最初の部分、毎日新聞が文字に起こしているので、少しだけだが転載する。

◆北朝鮮問題(省略)

◆国のあり方

鳩山 時の総理がこの国をどのようにしたいか、ビジョン、理念がまずあり、

それに基づいて具体的な政策を作り上げていくことが極めて大事だ。今までの自民党は、総裁総理になることが目的で、

何をやるかが決まっていない。だから結果として、官僚任せの政治になってしまっているのではないか。

先日の党代表選で申し上げたのは「友愛社会の建設」。この国では社会におけるきずながずたずたに切れている。

人の幸せを自分の幸せと思える世の中にしたいと思っている。

今の日本の政治はまったくそうなっていない。なぜそのようになってしまったか。

麻生 人に対する情愛を掲げられることに異論はない。

ただ問題は、理念、抽象論ではなく、現実問題として我々は100年に1度という経済危機に直面している。

数え上げれば切りがない現実論を抱えており、それへの対応は時の政権に最も重要な案件だ。

私どもは「小さくても温かい政府」を(就任直後の)7カ月ほど前に申し上げた。

ほころんできている福祉面に関し、きちんとやっていかねばならないと申し上げている。

私どもこそきちんとした理念をそれなりに申し上げている。「政権交代」と言うが、政権交代は目的ではない。

我々から見ると民主党は、社会保障問題も、安全保障問題も、極めて不安を抱かざるを得ない。

鳩山 理念的なことは聞かれなかった。残念だ。政権交代は目的ではない。

スタートラインだ。そこから新しい日本が生まれる。

一つ具体例を申しあげたい。それは三鷹第四小学校の例だ。教師のほかに200名のボランティア教師がエントリーされ、

20人のクラスに1人の先生と3、4人のボランティアがつき、子供たちに個人指導して落ちこぼれがなくなっている。

子供も満足し、ボランティアも子供に幸せを与えて幸せを感じている。

みんなが人の幸せを自分の幸せに感じることができる、社会のきずな。これからの日本を築き上げていく原動力だ。

こうした社会を作り上げるには、冷笑するような人たちに去っていただかなくてはならない。

今の麻生政権、自公連立政権は官僚主導の政権だ。私たちは国民、市民、生活者に視点を当てた政権を作りたい。

中央集権的な発想をやめ、地域のことは地域に任せる、地域主権の国づくりに変えていく。

業界中心の縦国家に対し、我々は市民の連帯を大事にする横社会を作り上げていきたい。

新しい政治を作る発想にどうして麻生政権はならないのか。

麻生 例の全体像がよく見えない。それを全国でやる場合に、具体的に政策にしていかないと見えてこない。

「それぞれの居場所」との話も極めて抽象的だ。政策として具体化していくのが最も大切だ。

我々は学者や評論家をしているわけではない。また「官僚目線」というが、公務員が誇りを持って公、

国家のために尽くすようにしてやるのが基本。官僚バッシングだけやってもうまくいかない。

鳩山 極めて上から目線の麻生首相らしい答えだ。政府による解決は、金がかかりすぎ、ある意味での悪平等という弊害に陥る。

市場原理にすべてを委ねると、弱肉強食の世界に入ってしまう。だから今、第3の道を模索しなければならない。

今までボランティアとかNPOなど、政治の光が与えられてこなかった分野に光をあてる。コストもかからない。


◆コメント:全部を聴いていないので、最終的な評価はまだ出来ないが、この部分だけを読むと鳩山は抽象論が多すぎる。

最初に断っておくが、私は現在、支持する政党はない。この討論と、過去の経験を元に所感を書く。


鳩山民主党代表が「国のあり方」で述べたことは、原理的には正しい。

国家の政治の最高責任者は、「日本をどのような国にしたいか」という思想を有するべきである。当然である。

しかし、民主党は「友愛社会の建設」。これがどうにも頂けない。訳の分からない新興宗教じゃないのだから。

間違っていないけど、当たり前すぎる。こういう事ばかり言っているから、ピンと来ない。

そして現実性に乏しい。

人の幸せを自分の幸せと思える世の中にしたいと思っている。

ほぼ断言するが、未来永劫、そんな世の中は出来ない。人の幸せは妬ましく、他人の不幸が蜜の味であるのが、

残念ながら人間の本性である。政治によって、人間の本性を簡単に変化させることは、不可能である。

そもそも、「何が幸福か」は人それぞれ違う。全体に共通する「幸福」を極大化することは極めて困難である。

抽象論でもどうせ、何か云うなら、
不幸な人、気の毒な人が少しでも少なくなる社会

の方が、適切である。即ち、突然の病気、災害、家族の死、犯罪の被害に遭う、など、本人の責任に帰さない原因により、

経済的に困窮し、社会的に弱い立場に置かれる人がいつの時代にも、必ずいる。こういう人々にどのように

政治の光を当てるか、は、政治を担当する者が考えるべき大きな責任である。


◆自民党も何が目標だか分からない。

民主党が「友愛社会」の建設を目標とする一方、自民党のスローガンは「小さくても暖かい政府」だそうだ。

それは、一体何をどうするのか?小泉政権の時代に社会保障、セーフティ・ネットがズタズタに壊された。

医療費の国庫負担を少なくするため、治る見込みの無い末期ガン患者は無理矢理退院させられ、自宅で死んで下さい、

という世の中である。末期ガン患者特有の疼痛が患者を襲っても直ぐに医療従事者が駆けつけられるわけがない。

医師、看護師など医療従事者は、外来と病棟で手一杯。過労死寸前である。その合間に「往診」出来る訳がない。

末期ガン患者は、自宅で長い間激痛に苦しむ。家族は見ているしかない。残酷な世の中にしたのは小泉自民党である。

今更「暖かい政府」は無いだろう。

そう言えば「宙に浮いた年金」5千万件の照合を1年で終わらせると安倍晋三が宣言したのが2年前である。

あれはどうなったのだ?今だに照合出来ていないだろう。全然。

新型インフルが起きて、厚労省は「ラッキー」と思ったかも知れない。

社会保険庁の作業の進展を報告して欲しい。国民から預かった金がどこに言ったか分からない、では許されない。

税金は取り忘れない癖に。


◆どの政党が政権を取ろうが国民に取ってはどうでも良いことなのだ。

党首討論で、鳩山も麻生も政権を取ることが目的ではない、とうそぶいている。

まあいい。どちらの政党も、山積する経済、社会保障、教育、安全保障などについて、何をどうするつもりなのか。

分かり易くはっきり、箇条書きにしてサイトに掲載して下さい。話はそれからだ。

国民としては、景気が持ち直し、社会保障が修復され、教育が少しはマシになり、安心な生活が送れるのならば、

どの政党が政権を取ろうが、誰が内閣総理大臣になろうが、知ったことではないのである。


民主党に肩入れするつもりはないが、鳩山代表を見ていて、2005年9月の郵政民営化選挙の時の経験から全然何も教訓を得ていない、

と思った。あの時、小泉は、

この選挙は、「郵政民営化」の是非だけを問う選挙だ。

とうそぶいていたが、実際には、自民党のサイトには選挙期間中から自民党 政権公約2005 120の約束

が、掲載されていた。この中に、2007年に「税制の抜本的見直し」(といったら増税に決まっている)を行う、と書いてあった。

だから、私は2005年9月の選挙前に、

2005年09月07日(水) 【衆院選】自民党が勝利すると、こういうことが起きる。ココログ) を書いた。

しかし、所詮、市井の一般人がブログで何を書こうが読む人の数は知れている。

あの郵政民営化選挙の際、代表は岡田だったが、私は、「どうして『自民党が勝ったら、こういうことが起こりますよ』と言わないのか」と、

不思議で仕方がなかった。民主党はまだあのとき負けた原因が分かっていないように見える。



鳩山代表は、いきなり「友愛社会の建設」が目標だといい、自民党にもそれに相当するものを示せと言った結果、

「小さくても暖かい政府」が麻生の答えだった。こういう抽象論をいくら言い合っても、学者や評論家じゃないのだから、意味がない。

民主党の意味する「友愛社会」は如何なる政策、法制度の改革を考えているのか。そしてそれは、どのようなメリットをもたらすのか。

自民党の「小さくても暖かい政府」は毎日100人も自殺者が出るほどの末期的不況にこれ以上対処しようがないのか、新たな施策はあるのか。

北朝鮮で首領様が死んで軍がヤケクソになって、核弾頭を搭載したミサイルをぶっぱなしそうになったらどのように対処するのか。

今回は弱毒性だったが、強毒性のH1N5型インフルエンザウイルスによる、本格的なパンデミックが起きたときに備えて、医療体制をどうするのか。

「友愛」や「暖かさ」だけでは、何も分からない。分かるように提示してくれ。

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2009.01.30

「民主・岩國議員、政界引退を表明『大学教授に専念する』」←岩國議員を重用しなかった民主党の愚。

◆記事:民主・岩國議員、政界引退を表明「大学教授に専念する」(2009年1月28日22時27分 読売新聞)

民主党の岩國哲人衆院議員(72)(比例南関東)は28日、党本部で記者会見し、

次期衆院選に出馬せず、今期限りで政界を引退する考えを表明した。

岩國氏は「米国と中国の大学で10年以上務める客員教授の職務に専念する」と説明した。

岩國氏は前回衆院選で神奈川8区から出馬したが、小沢代表の要請を受け、昨年11月、同1区に国替えすることを決めた。

同1区では国民新党が公認候補を決めていたことから反発し、岩國氏の公認決定が遅れていた。

民主党は同1区に独自候補を擁立する方針で、候補者の選考を急ぐ。

岩國氏は島根県出雲市長を経て1996年衆院選で初当選。当選4回。


記事2:小沢代表に国替えを命じられた岩國哲人が公認漏れの危機(週刊文春12月 4日(木) 11時52分配信)

(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20081204-00000000-sbunshun-pol)

次期衆院選に出馬する予定の民主党の衆院議員のうち、未だに党の公認が下りていない現職が二人いる。

岩手四区から東京十二区などへの国替えを検討している小沢一郎代表と、神奈川一区の公認内定者にとどまっている

当選四回の岩國哲人元副代表(比例南関東ブロック)だ。

出馬する選挙区が確定すれば自動的に公認される小沢氏と違い、深刻なのは岩國氏である。民主党の選対関係者が解説する。

「現職組はほとんど九月中旬の第一次で公認されています。小沢氏は別にして、この時点で漏れたのは岩國氏と東京十九区の末松義規氏の二人だけでした。

『情勢調査の数字が悪すぎる』という理由です。ほかの役員から『情において忍びない。現職は一律でいいじゃないか』

と再考を求める意見も出ましたが、小沢代表は頑として首を縦に振りませんでした」

落ちこぼれコンビは十月下旬の第二次公認で明暗を分ける。「相手候補との差が縮まってきた」として滑り込んだ末松氏に対し、

岩國氏は「努力が足りない」とまたも小沢氏に蹴られた。

しかも従来の選挙区の神奈川八区では無所属の江田憲司氏に勝てないと烙印を押され、国替えまで言い渡されたのである。

踏んだり蹴ったりはさらに続く。岩國氏は神奈川一区への転出を受け入れ、小沢氏同席の下で十一月十九日に横浜市で記者会見を開いた。

今度こそ「公認」のお墨付きを得られると本人は思ったに違いないが、小沢氏は言質を与えなかった。

情勢調査を実施した上で判断するという原則論に加え、神奈川一区で独自候補擁立を決めている国民新党から

『岩國氏を公認するなら南関東ブロックでの選挙協力を白紙に戻す』と横やりが入ったためです」(前出・選対関係者)

岩國氏はメリル・リンチでニューヨーク本社上席副社長まで務めた元国際金融マン。

島根県出雲市長時代にはアイデア市長として全国的に知られ、ユーモアに富んだ演説には定評があり、党内で五指に入る人気弁士だ。

見るに見かねた後見人格の羽田孜元首相が小沢氏に会い「政策面でも選挙でも彼は党に貢献してきた。

そうした要素も考慮してやってくれ」と頭を下げたが、小沢氏側近の一人は、

「国民新党の郵政票はバカにならない。『大事の前の小事』と代表は考えているのでは」

と非公認に終わる可能性が小さくないとの見方だ。(週刊文春12月11日号「THIS WEEK 政治」より)


◆コメント:岩國さんを重用しなかった民主党の愚かしさ。

岩國さんは、多分、現職国会議員の中で最も有能な人材である。

元・メリルリンチ本社上級副社長だった人である。この意味が分かる人には、分かるであろう。

メリルリンチは、かつて、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーと共に、米国の3大投資銀行の一つだった、超巨大金融会社であった。

007年以降のサブプライムローンショックで巨額の損失を出し、昨年、バンク・オブ・アメリカの買収されてしまったが、

リーマン・ブラザーズが破綻するとか、メリルリンチが買収されるなどということは、ほんの数年前まで、

地球上の誰も予想だにできなかった。それほどの世界に冠たるファイナンシャル・カンパニーなのだ。


そのメリルリンチ本社(日本法人ではない)の上級副社長だったのが岩國哲人(てつんど)さんである。

元々、東大を出て日興証券に入社したが、ロンドン支店勤務になった。人事異動で帰国の内示が出たが、

娘さんの教育の関係で英国に残りたかった岩國さんは、日興証券を辞めて、モルガン・スタンレー・ロンドンに転職した。

そこで頭角を現し、欧米の金融界では、優秀な人はよりよい条件の会社に転職するのがむしろ当然で、

ついに、天下のメリルの副社長に(勿論、日本人としては初めて)就任した人である。

マンハッタンの億ションに住み、毎朝、でかいリムジンが迎えに来る。帰りも当然同様である。

生き馬の目を抜くウォール街で、殆ど頂点にまで上り詰めることがどれ程ものすごいことか。

イチローが大リーグで活躍したり、世界一のオーケストラ、ベルリン・フィルの第一コンサートマスターが日本人の安永徹さんである、

ということに匹敵するぐらいの偉業だ、といっていい。


◆メリルリンチ上級副社長から、故郷の出雲市長に。

岩國さんが、メリル・リンチ・ニューヨーク本社上席副社長に就任したのは、1987年だったが、その僅か2年後、

1989年、故郷の島根県出雲市の市長に出馬してくれないかと頼まれ、メリルを辞し、出雲市長選に出て当選した。

立候補時の公約(100だったか、110だったかやや記憶が曖昧)を次々と実行し、就任後、わずか2年で「出雲市」は、

トヨタ、ソニーなどと並び日本で最も優れた「企業」として、JMA(日本能率協会)マーケティング最優秀賞を受賞した。

前代未聞、空前絶後のことだ。

その頃のいきさつは、岩國さんの著書、男が決断する時―国際金融界から出雲市長へを読まれたい。

金融界の代名詞ウォール街で大成功した人にとってみれば、大して難しい仕事ではなかったのであろう。

岩國さんは、国会議員としても非常に有能だった。

私は、2005年9月の「郵政民営化選挙」の際、読者から「どういう体制が望ましいと思うか?」と訊かれたので、

岩國哲人氏が民主党党首となり、民主党が政権を取るのが理想です。

と答えたことがある。それは、「お前はどこの政党の誰を支持するのだ」とのお訊ねがありましたので(既に書いてるんですが)。 に書いた。


2005年1月の衆議院予算委員会で当時の福井日銀総裁を参考人招致した際、

ゼロ金利が政策が続いたいることにより、国民が失った得べかりし利子が累計で154兆円である、と証言させたのも岩國さんである。

「消費者物価マイナス脱す 量的緩和、解除へ一歩」←日銀の「解除条件」を良く読め。

岩國さんと福井総裁の質疑応答を衆議院会議録から引用しているので、ご覧頂きたい。

こういう発想が出来る国会議員は他にいない。一企業の経営と国家全体の経済(マクロ経済)は、

厳密に言えば異なる専門性であるが、岩國さんほど、経済・金融・財政に通暁している人はいない。

これほどの人物であるのに、12月、記事2に転載した「週刊文春」を読み、

小沢一郎は今度の衆院選で岩國氏を公認にしないつもりであると知り、愕然とした。

最も優秀な国会議員を公認しない小沢は恐らく、岩國さんがあまりに優秀なのが、恐いのであろう。

しかし、小沢が代表になる前も、民主党は岩國さんを党の要職に就けていなかった。

民主党で本当に信頼出来る議員は、岩國さんと、社会保険庁の年金掛け金流用に始まり、

年金台帳の管理の杜撰さを全て暴いた長妻昭衆議院議員ぐらいのものだ。

2007年7月の参議院選挙で、野党が参議院の過半数を取ることが出来たのは、長妻議員のおかげ、といっても決して過言ではない。


岩國さんは極めてまともな仕事をしているのだが、それだけでは通用しないのが、政治家どもの世界なのだろう。

散々汚い世界を目の当たりにして、岩國さんはいい加減嫌気が差したのだろう。

これで、私がかつて民主党を支持した理由はなくなった。しかし、だからといって自民党が良いとも思えない。

ただ、岩國哲人さんほどの人材を重用しない民主党のバカさ加減が良く分かった。

仮定上の話だが、もし、岩國さんが内閣総理大臣になっていたら、今の自民党の誰よりも斬新なアイディアを発案していただろう、

と考えると、残念でならない。

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