カテゴリー「本」の記事

2012.09.16

【文学】ヴェルレーヌ詩集。

◆文学について書いたことは殆どないのです。

約10年半、日記を書き続けていまして、御存知のとおり、音楽に関しては何度書いたか分かりませんが、

文学や美術に関して書いたことが、殆どありません。


その理由は、簡単で、音楽に対してほど、他に傾倒したことがないので、

あまり、自信を持って自分の言葉で書くことが出来ないからです。


特に私は、非常に散文的な人間で、自ら「詩」を書け、と、言われたらひじょうに困ります。


文学は、どの言語でも、その表現力の極みにあり、さらに詩となると、繊細な感受性、持って生まれた「才能」が

ないと、どうしようもない気がします。

ですが、考えると、それは音楽とて、同じ事でありまして、私が大作曲家と同じような名曲を書くことは絶対に

不可能です。それでも聴いて、私なりに「美しい」「楽しい」「切ない」「悲しい」と感じることはできます。


最近、若いころに読んだ詩集をたまたま見つけて読むことがあります。

ゲーテ、ハイネ、ヘルマン・ヘッセ、ボードレールやコクトー、シェークスピア、ワーズワース、どれもいいのですが、

最近、ふと目にした、ヴェルレーヌ詩集(堀口大学訳)に、

惹かれております。

巷に雨の降るごとく、わが心にも涙ふる。かくも心ににじみ入る、このかなしみは何やらん?

あまりの言葉と表現の美しさに、読むと心が慰められます。

音楽にもある、優れた芸術の力だと思います。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

| | トラックバック (0)

2011.08.29

「鬼平犯科帳」(池波正太郎著)のすすめ。

◆本のおすすめをタイトルにしたのは初めてかも知れません。

拙日記・ブログを御愛読下さっている方々は御存知のとおり、

私は、今まで、随分と音楽に関して「お薦め」を書きましたが、本については

殆ど全く書いてません。

それは、特に積極的な理由があってのことではないのですが、先日、

うつ病からの回復--10年ぶりに本が読めた、ということ。

で書いたとおり、長い間本が読めなかったためだとおもいます。

病気になる以前は、若い頃から本を読むのが好きでしたが、

読めなくなってから、過去の本の話を書くのはなんとなく辛くて

避けていたのでしょう。そして、まず、難しいのですね。

新聞や雑誌にしばしば書評がのっていますが、その本の中身を引用せずに

読者に「読みたい」と思わせるような文章を書くのは大変難しい。

ですから上手く書けるかどうかわかりませんが、

故・池波正太郎氏が長い間文藝春秋社の「オール読物」に連載し、

文庫本になっている「鬼平犯科帳」(全24巻)

お薦めしたいのです。


◆名文句の宝庫。登場人物の個性。

「鬼平犯科帳」は機械的に分類すれば、「娯楽・大衆時代小説」ですけれども、

池波正太郎氏ご自身の豊富な人生体験があるからこそ書けた、

大変に味わい深い。分かりやすく言うと思わず膝を打ちたくなるような

「名文句の宝庫」なのです。それが、しみじみと伝わる。説教じみていないのです。

今は「デジタル」な世の中というのは短絡でしょうが、

何事も0ぁ1か。白か黒か。善か悪か。損か得か、の二分法になりがちですが、

「鬼平」を読むと、人間はそれほど単純では無い、という当たり前のことを

思い出します。これは、主人公である火付盗賊改方(ひつけ・とうぞく・あらためかた)、

長谷川平蔵の生い立ち(若い頃、継母に虐められてグレて下町で散々飲むわ、買うわ、チンピラと

ケンカをするわ。だったのですが、あるときから真面目になるのです)も関係するのですが、

人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ。(文庫版第2巻「谷中いろは茶屋」より。)

とかね。こういうのはザラなのです。


登場人物も極めてユニークです。

鬼平(書き忘れましたが「鬼の平蔵」の略です)の手下は無論、火盗改方(かとうあらため:火付け盗賊改の略称)

の部下である役人(同心ですね)がおりますが、その他に元・盗人(ぬすっと)だった者が大勢います。

彼ら(女もいます)は鬼平に捕まったものの、その人柄に惚れこんで、かつての仲間を裏切ることになる

(従ってそれがバレたら殺される)のを承知で、鬼平の密偵(いぬ)となっているのですが、彼らはしばしば、
盗人の風上にもおけねえ

という台詞を吐きます。鬼平犯科帳の世界では、「一流の盗人の掟」が存在します。それは、

(盗みに入るとしても)

    ・人を殺してはいけない。

    ・女を犯してはならない。

    ・盗まれてこまるような貧乏人からは決して盗まない。

これは「鉄則」であり、「急ぎばたらき」といって、強盗殺人をやるような

盗人は、「盗人の名を汚す外道」なんですね。


「一流の盗人」は、ある大店に泥棒に入ろうと決めたら、まず手下の一人を「情報収集」のために

その店の奉公人として送り込みます。その者は勿論非常に真面目に働いて、主人の信頼を得る。

それで、建物の間取り図をきちんと作成し、親分に渡し、犯行日には、内側から予定の時間に

鍵を開けて、一味の家宅侵入を補助する。親分はじめ一同は、金蔵から大金を頂くわけですが、

絶対、誰も気がつかないぐらい静かにやるのですね。で盗んだ後に、

「自分は○○という盗賊で、ちょっと金庫から頂戴しました。失礼。」みたいなメッセージを

残す。これぞ、「おつとめ」(窃盗のことです)の王道であります。


自分達が盗賊のころは、この掟は神聖不可侵だったのに、

「最近の盗人の野郎どもは」平気で人を殺傷するので、頭にきてるんです。

それで、今や、絶対の忠誠を「長谷川様」に誓っているのです。


◆やはり「説明」では限界があるので、引用させて頂きます。

音楽と同じですね。いくら「この曲は楽しいですよ」と書いてもなかなか、

聴いて頂けません。音楽を載せるようになってから、

読者の方からのコメントやメールをしばしば頂戴するようになりました。


文学でも、これは本当は「反則」ですけど、一部読んで頂いた方がはやい。

鬼平犯科帳の捕り物シーンよりも、鬼の平蔵が世の中「善悪だけでは割り切れない」と

考えていることが良く出ているシーンがあります。


これは、文春文庫ですと、鬼平犯科帳〈5〉に収録されている

「兇賊」という作品です。

設定は、長谷川平蔵が,ある夜、ぶらりと,町の中の芋焼酎の看板のある小さな居酒屋に入る。

(鬼平は時々夜の江戸を浪人風の格好をして見回るのです)。

その居酒屋の親父、鷺原の九平(さぎはらのくへい)は、もう老人ですが、昔は「一人ばたらき」(単独犯行専門)の盗賊です。

今は、「芋酒」や「芋なます」が売り物の堅気ですが、「おつとめ」の興奮が忘れ難く、

今でもときどき金持ちの家に忍び込み、「盗人の掟」を遵守して小金を頂戴してます。

さあ、その盗人の居酒屋に火付盗賊改方の「長官」長谷川平蔵が来ました。

「おやじ。熱い酒(の)をたのむ」

ふらりと入って来た中年のさむらいがあった。

ひとめで、

(浪人だな)

と九平は見た。

薩摩がすりの着ながしに紺献上(こんけんじょう)の帯。

小刀は帯びず、大刀を落しざしにしている風体から、そうみたのであるが、

月代(さかやき)もきれいにそりあげているし、顔つきも、

(品のいい・・・・)

さむらいなのである。

「うわさにきいていたが、ここの芋酒は逸品だというじゃねえか」

くだけた口調で、そのさむらいは、

「あとで、もらおうか」

「へい、へい」

「すこし腹がへっている。なにか口へ入れるものはねえかえ?」

「芋なますがございます」

「喰ったことがねえな。おもしろい。だしてくれ」

「へい」

さっそくに例の九平得意の芋なますが出て、これを口に入れるや、

「うむ・・・・・」

深くうなずいたさむらいが、

「お前、若いときに修業をしたな」

ずばりといった。

「へ・・・・へい、へい」

二十一のときから二年ほど、九平は芝・大門の「八百蓑」(やおみの)という料理屋で

はたらいていたことがある。

「うめえぞ。こいつを女房のみやげにしたい。何か入れものにつめてくれ」

さむらいは金一分を九平にわたした。一分といえば現代の一万円以上になろう。

「それで、足りるか?」

「とんでもござんせん。いま、おつりを・・・・・」

「いらねえよ」

浪人のくせに

(大様(おおよう)なもんだ)

九平は、すこし、おどろいた。

このさむらいが、火盗改方の長官(おかしら)・長谷川平蔵の

巡回中の姿だとは九平、おもいもよらない。

「鬼の平蔵」の名は知り尽くしていても、その顔を

見たことがない九平にしてみれば、当然のことといわねばなるまい。

そこへ、

「じいさん。熱くしておくれよ」

と、柳原土手をまわって客の袖をひいている夜鷹(引用者注:娼婦)の

おもん、が顔を見せた。

おさだめりの縞もめんの着物に深川髷(まげ)。茣蓙(ござ)を

片手に抱えた姿で入って着て、

「おさむらいさん、ごめんなさいよ」

頬かむりの手ぬぐいをとった顔は、しわかくしの白粉に

塗りたくられ、灯の下では、とてもまともにみられたものではない。

おもんは、もう四十に近い年齢なのに、客の袖をひいているのである。

すると・・・・

「おそくまで、たいへんだな」

平蔵が、こだわりもなくおもんへ声をかけ、九平に、

「おやじ。この女に酒を・・・・おれがおごりだ」

と、いったものだ。

「あれ・・・・・」

と九平よりおもんがびっくりして、

「すみませんねえ」

気味の悪い色目を使いはじめる。

九平は苦笑をした。はじめは、

(この浪人さん、おもんみてえな化けものを抱くつもりかえ?)

そうおもったからである。

「おれも年でな。そっちのほうはもういけねえのさ」

平蔵は、おもんに語りかけて、

「ま、だからよ。体があったまるまで、ゆるりとのんで行きな」

声に、情がこもっている。

「すみませんねえ」

おもんの目から「商売」が消えた。

そのかわり年齢相応の苦労がにじみ出た。

しんみりとした口調になって、

「旦那、うれしゅうござんすよ」

「なぜね?」

「人なみに、あつかっておくんなさるからさ」

「人なみって、人ではねえか。お前もおれも、このおやじも・・・・・」

見ていて聞いていて、九平は

(この浪人さん、てえしたお人だ)

いっぺんに平蔵へ好感を抱いてしまった。

このようなさむらいを、六十になった今まで、

(見たことがねえ)

九平だったからである。

半刻(はんとき=一時間)も、平蔵はおもんと世間ばなしをした。

おもんが先に出て行くとき、

「はなし相手になってくれて、おもしろく時がすごせた。ありがとうよ」

平蔵は、おもんへ、いつの間にしたものか紙へ包んだ金をわたしてやった。

「こんな、旦那……すっかり御馳走になった上に……」

「いいから、とっておいてくれ。お前はそれだけのことをしてくれたのだよ」

おもんは泪ぐみ、深ぶかとあたまを下げ、土手の暗闇へ消えて行った。

「いいことをしておやんなさいました」

九平がいうと平蔵はこともなげに、

「当り前のことさ。あの女は、おれの相手をしてくれたのだ」

と、いった。

という調子です。火盗改方は司法機関です。おもんという夜鷹は

吉原の女郎よりももっと劣悪な条件、ござを敷いて、土手で客を引く、

遊女ですね。社会の最底辺です。本当は違法なのかもしれませんが、

昔、散々悪いことをして遊び世間を識っているこの火盗改方のお頭は、

この時代、そういう運命に生まれついた女はそうやって生きていくしか無い、

ことを熟知していて、せめて、ゆっくり飲んであたたまっていけと、

そういうシーンです。

ここだけ読むと分からないのですが、鬼平は本当の悪党には情け容赦無いのです。

散々強盗を働いた盗賊などは逮捕したら翌日には、はりつけにするし、

必要とあらば拷問も厭わない。悪い奴にはこれほど怖い人はいないのですが、

その合間に見せるこういう人情味の溢れた場面。

さらに、鬼平は人を殺傷していなければ、犯罪者にすら、情を見せることがあります。

そのコントラストが見事です。人の世は単純に割り切れる者では無い。

それが、よーく分かります。


因みにこれはフジテレビ系列で中村吉右衛門が鬼平役で長く続きました。

(この凶賊のテレビ版では、「おもん」を若村麻由美さんが演じました。綺麗すぎます(笑))

あれは、必ずしも原作どおりではない。大抵原作を尊重していますけれども。

映像から入ってもいいのですが、原作には池波正太郎氏特有の文体、

表記法の特徴があって、それが、作品の魅力の一要素になっています。


今思い出しましたが、過去なんども書きましたが、

元、メリルリンチ上級副社長、その後出雲市長、衆議院議員となった

岩國哲人(いわくに・てつんど)氏を私は最も優秀な国会議員だったと思っています。

岩國さんを重用しなかったのが今の民主党の最大の失敗なのです・・・

まあ、今はそれはさておき、その岩國さんが、大の鬼平ファンなのでした。


本のお薦め、やはり難しいです。騙されたと思って鬼平犯科帳読んで下さい。

どうしても面倒臭い方は、第一シリーズから全部DVDになってますから、ご覧下さい。

人間、このような「情」がなければいかん、とつくづく思います。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2011.08.20

うつ病からの回復--10年ぶりに本が読めた、ということ。

◆うつ病というのは、憂鬱なだけではなく、興味が無くなるのです。

17日、水曜日にいつもの大学病院の精神科外来に行ってきました。

1999年11月から2000年2月まで3ヶ月入院し、その後自宅療養を経て

復職し、通常よりも労働時間をやや短縮して勤務しています。


本論から外れますが、復職するときに、

きちんと、完全に治ってから出勤してください。

と、人事部が要求する企業があるらしいですが、それは無理です。

私も最初、それをやって失敗しました。


交通事故で骨折して、怪我が完治したから出勤するのとは訳が違います。

うつ病や、これが慢性化した気分変調症(昔の言い方だと抑うつ神経症)

は、何しろ見た目はおかしくないので、なかなか理解されにくいですが、

これだけ情報を簡単に検索できる世の中なのだから、部下にうつ病が出た上司や

部長さんは、少し調べれば分かると思います。


この病気は脳内神経伝達物質のうち、とくにセロトニンのバランスに

変調を来すようです。気分障害という分類から分かる通り、気が変になるのではなく、

気分が異常に沈滞する。同時に身体全体のエネルギーが極度に低下するのです。

だから最初からフルタイムで働くと、必ず、また具合が悪くなる。


出社して数日は何とか我慢したが、その後休み、また、出て来ては休む。

というのが一番、会社としても使い難い。

時短でもいいから、毎日出勤する、と言う方が、まだ何かを任せられます。



話を戻します。

エネルギーが極度に低下すると、

何事にも興味がなくなります。週末など、本当に何もしないでゴロゴロしている

だけになる。そういう自分が何だか情けなくなるのは大変よく分かります。

しかし、動かないことによって、次第にエネルギーが回復するので、本人も周りも

無理に出かける(旅行はまだ、とんでもないです)、とか、本当は出かけたくないけど

出かけるとか、なにか気分転換を図る、とか、しない方が良いのです。


◆音楽を聴くのにもエネルギーが要ることが分かりました。

私は、一番症状が重いときから8年ぐらい、音楽を聴けなくなりました。


この日記は2002年から書き始め、音楽のことも書いていますが、

初めの頃は、昔聴いた音楽とそれをどのように感じたか、という記憶を頼りに

書いていました。自分から聴けるようになったのは5年ほど前です、ブログに音楽を

載せ始めたころです。それまでの数年は全然聴く気になれない。

コンサートに行くどころか、CDを聴く気持になりません。


一般に音楽を聴くのは受動的な行為で、エネルギーなど不要に

思われますが、私はこの時の経験から、

「音楽を聴くにもエネルギーが必要である」

ことが分かりました。「聴く」のが苦痛なときは「聞く」のも苦痛です。

うつ病患者の部屋で、親切のつもりかも知れませんが、「癒やしの音楽」

などをみだりに流さない方がいいです。


私は2006年頃から漸くCDが聞けるようになりました。


生の音楽を聴きに行こう、という気持になるにはそれからさらに2年を要しました。

2008年10月に自宅近くの杉並公会堂で、オーストラリア(オーストリアじゃないですよ)

室内管弦楽団が、ベルリン・フィルの首席フルート、エマニュエル・パユをゲストに

呼んだとき、10年ぶりに生をききました。それでもそれからトントン拍子に回復した

訳では無い。若い頃、健康な頃に比べたら、全然、コンサート通いの回数は少ないです。


◆長い間本が読めなかったのですが、最近非常に久しぶりに読めました。

うつ病に罹り、もう一つ辛い、というか情けなかったのは、本が全く読めなくなったことです。

以前は本が好きで、買いすぎていたぐらいなのです。

特にミステリーなど、次々に読破するのが好きでしたが、とんでもない。という状態になりました。

この日記を書き始めたのは2002年です。その後、ニュースを取りあげて論評しています。

それなのに、何故?と思われるかも知れません。

ニュース記事の情報量は、本一冊の数100分の1です。

これぐらいの情報量なら、脳が処理できるのです。


そして、時事問題日記を「書いている」のに「本が読めない」のはおかしい、

と思う方がおられることでしょう。

ご尤もです。私も病気になって初めてわかりました。読むより書く方が簡単なのです。

文章を書く場合、あまりにも当たり前ですが、自分の知っていることしか書けません。

自分が理解できていることを文字にするのです。

しかし、読書は、他人が書いたことを理解する訳です。

他人の思考に自分の思考を同調させなければ、理解できません。

自分と同程度の知能の持ち主が書いた文章ならば理解は比較的容易ですが、

自分より頭の良い人が書いた文章を理解するためには、大変なエネルギーが要るのです。


また、「小説を読む」ことは、とても高度な情報処理が脳内で行われていると思います。

小説を読むためには、設定(登場人物に関わること。背景となる世の中の状況など)を

記憶し、さらに、読み続けている間、今まで起きたことを覚えていないといけません。

あまり、上手く説明できていないので、おわかり頂けるかどうか・・・。


とにかく、うつ病になってからこの10年、小説を読んでも頭に入らなかったのです。

それが最近、漸く少しずつ、昔好きだったミステリーの類が読めるようになりました。

10年ですよ。

結構長かったし辛かったです。

私はかなり例外的に慢性化してしまい、また、うつ病の全ての人が

本が読めなくなるわけでは無いのですが、ネットは色々な方がご覧になっていますから、

もしかすると、三年目、五年目あたりで、「もう疲れた」という方がいらっしゃるかと

思いました。 私のような例がある、と知ることにより、多少気が楽になれば、

と思い、文章にしました。ご参考になれば、幸いです。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2011.05.03

【書評】隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ(小出 裕章 著)

◆真の科学者の良心と勇気。

小出裕章京都大学原子炉研究所助教の著書、

「隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ」は、今年の1月に出版された本であるが、

小出先生の「原子力発電は止めるべきだ」との結論は、何と40年前からの首尾一貫した主張である。


小出裕章氏は、元々原子力は平和利用すれば素晴らしいものではないか、

と考えて原子力を研究する学問を志したにもかかわらず、

1970年10月23日、女川原発建設反対集会に参加したときの住民の素朴な疑問、即ち

仙台に電力を供給する原子力発電所が本当に安全ならば、何故仙台近郊に建設しないのか?

との問いを考えた結果、
「原子力発電所は都会では引き受けられないリスクを持っている」

との答えしか得られなかった。

それ以降小出先生は、原子力を学問的に研究する人として、敢えて国策とは正反対の、

「原子力を推進すべきでは無い」という主張を40年間訴え続けた。

それは真理を追究する本当の科学者が良心に基づき選んだ、最も勇気ある行動だった。

その声を国や国民はまともに聞かなかった。

今からでも遅くは無い。国民必読の書と行っても過言では無いが、

ビデオ・ニュース・ドットコムのインタビューで、

「自分は福島第一原発の事故を防げなかった。」と辛そうに仰有る小出先生の胸中は、察するに余りある。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2011.03.10

【書評】人生案内「もつれた心ほぐします」(野村総一郎)

◆読売新聞(YOMIURI ONLINE)「人生案内」(心身)の回答を本にしたものです。

ネットが普及しても、やはり紙の新聞の方が便利な点はありますが、

紙だけの時代は、色々な新聞を読み比べるということは、余程、時間が有る人か、

情報収集を専門に行っている人以外にはなかったと思います。


ネットでは、紙面の全てが掲載されているわけではないけれど、紙のみの時代では知らなかった

自分が購読している以外の新聞の記事や「特集」や「コーナー」を知ることができます。


私は「紙の読売新聞」を購読したことがなかったので、ネットで始めて存在を知りましたが、

読売新聞のウェブサイト、YOMIURI ONLINE「人生案内」

特に私が、遷延性うつ病患者なので「心身」をよく読みます。


書こうかどうしようか迷いましたが、私個人が特定されるわけではないので

書いてしまいますが、この「心身」ジャンルの回答者の1人、

精神科医の野村総一郎先生は、私の主治医なのです。


「人生案内」「心身」の回答者は8人で、順不同ですが、交替で回答しています。


他の回答者には申し訳ないのですが、私が読む限り、野村先生の回答はとりわけ素晴らしい。

多分、新聞の担当者か、本の編集者(読売新聞の出版社ではない)の誰かもそう思ったのでしょう。

一冊の本にまとめられました。

人生案内もつれた心ほぐしますです。


◆「親身になる」とはこういうことなのか、と思うのです。

著者・野村先生は、精神科医であり、特に日本有数のうつ病の権威ですが、

この本に於ける、先生の回答は、「権威」とか「偉ぶった」姿勢とは完全に対極的です。



この本を読むと、人の悩みは実に多岐に亘っていること。悩みの無い人などきっといないであろうことを痛感します。

相談の内容は、「憎い母から離れられない」、「育児疲れから夫に辛く当たってしまう自分」という深刻なものから、

「宿痾(しゅくあ)『指揮マネ病』(?)を何とかしたい」など相談者自身、

実はユーモアで相談している場合まで非常に広範に及びます。

これほど「楽しい悩み」は、ひじょうに例外的なのですが「宿痾、『指揮マネ病』」は余りにも面白く、

本になる以前から私はパソコンに保存していたので、お読み頂きましょう。

◆【相談】「指揮マネ病」階下から注意(2007.06.12)

60歳代男性。少年時代からの癖が、ただいまピンチになり困り果てています。

若いころに指揮者小沢征爾さんのライブを見て、躍動感あふれる姿が脳裏に焼き付きました。

以来数十年、音楽を耳にすると、条件反射的に体を揺すりくねらせ、タクトを振るまねごとをします。

恥ずかしいので人前ではしませんが、一人暮らしのアパートの部屋にいるとパフォーマンスに陶酔している自分がいます。

音量には気をつけ、跳んだりはねたりはしないので、世間様には迷惑をかけていないと思い込んでいました。

先日、階下の新住人が来て「天井がきしみ電灯がゆれる。何をしている」とすごまれました。

とにかく謝り、事なきを得ましたが、落ち込んでいます。

そういえば、階下は人の入れ替わりが多いようです。

今は我慢していますが、ラジオから音楽が流れると体がむずむずしてきます。

私の“宿痾(しゅくあ)(持病)”である「指揮マネ病」とどう向き合えばいいのでしょうか。



◆【回答】

うむ。「宿痾指揮マネ病」ですか。

失礼な言い方になるかもしれませんが、これは珍しい悩みですね。

確かに現在困っておられる点についてはよく理解できましたが、音楽の楽しみ方にこんな方法があったのか! 

そのユニークさに思わずうなりました。確かにこれは陶酔感を得るための最高の手段でしょう。

以上のように感じましたから、あなたのこの楽しみ方はやめるべきではない、というのが、私の基本的考えです。

それでどうするか? 思いつき程度のアイデアかもしれませんが、

1階に引っ越せば問題がなくなるんじゃないかと思いました。

特に階下は、あなたのせいかどうかは別にして、よく引っ越されるとのこと。

それなら今の人が引っ越したあとに入るとか。

もう一つの方法。小沢征爾をイメージするから、喧騒(けんそう)が生まれるんだとしたら、

もっと静かな指揮者、たとえばカール・ベームとか(ほとんど動きませんよね)……

そういうイメージで陶酔に浸ることってできませんか? 

躍動感のある指揮も良いですが、抑制の効いた内面的な指揮もマネるに足ると思うんですが。

これを読んだ直後の外来の日に先生に、「先日の『宿痾、指揮マネ病』は面白いですね」と

申しあげたら、先生は「『宿痾』っていうのがいいですよね」と笑っておられました。

これほど、愉快な「相談」は例外ですけれども、ドクターは精神科医に限らず、

クソ真面目ではダメで、これぐらいのユーモアがないといけないと思います。

ドクターまで眉間にしわを寄せていたら、患者が一層心配になってしまいます。

精神科であろうが、他の診療科であろうが、それは同様だと思います。


さて、この本に収録された「相談」の中にははっきりと精神医学的な相談もあり、

そのような場合は、先生は精神科医ですから、医学的なアドヴァイスをしますが、

読売新聞の「人生案内」は、原則として「メンタルヘルス相談」ではなく「人生相談」なので、

先生は必要な場合以外、精神医学的な要素を回答に含めません。


最も新しい「悩み」は他人の目からは、言っては悪いが、他愛もないものです。
好きな漫画キャラの死 悲しい

漫画やアニメ好きの中学3年女子。忘れられない漫画のキャラクターがいて、その死から立ち直れません。

忍者が題材の漫画「NARUTO―ナルト―」に出てくる、イタチという登場人物のことです。イタチは弟のサスケのため、自分を犠牲にして死んでいきました。イタチを知ってから1年以上たちますが、彼のことを思うと、いまだに涙が止まらず、翌日に目が腫れるくらい泣いてしまいます。

最近は、イタチのいないこの世の中を生きていくのがつらいと感じるようになりました。現実と漫画の世界が違うことはわかっていますが、彼のことを忘れるのは絶対に嫌です。

他の漫画キャラクターでも、その人物が死んだりするとへこんでしまいます。ニュースで殺人事件を見たときも、たまに泣くことがあります。色々と感情移入してしまう私はおかしいのでしょうか。助けてください。(埼玉・I子)

これに対する野村先生の回答。
このご相談を受けて、私も「NARUTO」を全巻読み通してみましたが、やはりかなりハマりましたね。私の年ですらそうですから、若い感性なら、抜け出せなくなっても不思議はない。まあ、目が腫れるくらい泣いても、「忘れるのは嫌」と言われているわけで、この涙は不愉快な感情の表れというより、感動の涙なのかもしれませんが、「生きていくのがつらい」となると、やはりアドバイスが必要かも。

ちょっと青臭いかもしれませんが、次のように考えてみては? イタチは自分の使命を果たし、弟への愛を貫いた。これは美しい自己犠牲の生き方である。いや、現実に自己を犠牲にする必要はない。若い時には「美しい生き方とは何か」をイメージできるだけで、素晴らしい体験だと思うのです。このイタチの思いをあなたの心の片隅に留(とど)めていくことができれば、イタチも本望でしょう(漫画の作者はもっと本望に違いありません)。それにイタチはストーリー上では死んでいても、ページをめくればいつでも会えるのです。

感受性の鋭いあなたです。漫画、小説、映画や、時には現実の出来事の中で、これからも大いに感情移入を続けて行ってほしいです。(野村 総一郎・精神科医)

今日は、たまたま私は通院日で野村先生との面談(精神科でも診察をしばしば「面談」といいます)の日だったので、

この件についてこの欄をプリントアウトして持って行き、
先生、本当にこのマンガを全巻お読みになったのですか?

と、伺ったら、先生は、
ええ。読みましたよ。全部で55巻ぐらいだったかな・・・・。

と、こともなげにおっしゃるので、一瞬絶句しました。

野村先生は、現在の大学病院の副院長でもあるので、非常に多忙な方です。

緊急会議の為、外来を30分ぐらい中断しなければならないことがあるほどの忙しさです。

国立大学病院の教授で副院長ですよ?

そういう方が、中学生の相談に答える為にマンガ55巻を読破(?)なさったというのです。


深刻な悩みは本にいくらでも載っていますので、ここでは敢えて載せませんが、

どんな悩み、回答者によっては冷たく相談者を突き放してしまうであろうような相談に対しても、

野村先生は、絶対に「冷たい」回答をしない。

「もつれた心ほぐします」や、今も進行中の「人生案内」「心身」における野村先生の回答を読むたびに、

人の悩みを「親身になって聞く」とは、正にこういうことなのだ、と頭が下がります。

読んでいると、こちらの心まで本当にほぐされます。

野村先生の真摯な姿勢は他の精神科のみならず、全てのドクター、医療従事者や、

「人生相談回答者」がお手本にするべきだと思います。

診察しない読者の心まで「治療し」てしまう。野村先生は超一流の「回答者」であり、「名医」です。

私はうつ病になって不幸だと思った時期がありましたが、そのおかげで野村先生に

診て頂いている、自分の幸運を、今は、かたじけなく思う次第です。

悩みがある方にも、無い方にもお薦めしたい本です。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

続きを読む "【書評】人生案内「もつれた心ほぐします」(野村総一郎)"

|

2011.02.14

「孤高のメス」と「決断―生体肝移植の軌跡」と「洪庵のたいまつ」。

◆昨年6月公開の映画を今日初めてDVDで観ました。

これは、評判だったし、「脳死肝移植」がテーマな真面目な映画だし、

既にご覧になった方の評判も大変良いのですが、

「孤高のメス」という映画、見よう見ようと思いつつ、

昨日やっとDVDで見ました。

映画の内容の詳しいことは、まだご覧になっていない方もおられるでしょうから、

公式サイトへのリンクだけ貼っておきましょう。

これは、大元はマンガで、小説の原作が孤高のメス―外科医当麻鉄彦ですが、

小説のモデルになっているのは、私が毎年11月13日に取りあげる

日本初の生体部分肝移植を行った当時島根医大(現・島根大学医学部)第二外科・永末直文助教授(当時)

だそうです。


「孤高のメス」はフィクションであり、日本で初めて、

移植(映画では、「脳死肝移植」という設定になっていますが)、


現実世界では、日本で札幌の心臓移植問題以降、兎にも角にも「移植」と名のつく手術を初めて行ったのは、

永末先生なのですから、小説「孤高のメス」の著者、大鐘稔彦氏は、

当然、永末先生のことを調べた筈です。

ネタバレになるので、詳細は描きませんが、映画で堤真一が演ずる、

主人公の外科医・当麻鉄彦は、全く「私欲」がなく、目の前の患者を救うこと以外は

頭に無い、という「医師とはかくあるべし」の見本のような人物。


◆永末先生が本当にそういう方なのです。

永末先生はじめ、日本発の生体肝移植を実行した、

旧・島根医大のドクターたちが書いた「決断―生体肝移植の軌跡」という本があります。

Amazonでレビューを書いているは私ですが、そのレビューを転載します。

日本で最初に生体肝移植をしたのは島根医大だ, 2005/10/16

日本で最初の生体肝移植を行ったのは、他ならぬ島根医大だ。

昭和40年代、北海道の大学病院が心臓移植手術に失敗して、執刀医が殺人罪の容疑までかけられてから、30年以上も日本の医学界では「移植」はタブーだった。

本書は、題名「決断」の文字通り、永年の禁忌を打破して、移植手術を行う「決断」を下すまでの葛藤と、術後の合併症と医師団との壮絶な闘いの記録からなる。

いずれも、貴重な記録だが、特に、手術を決める、当時の永末助教授の覚悟が並大抵ではなかったことが良く分かる。

「我々は肝移植を標榜している。赤ん坊は死にかけている。家族は結果は問わないから、手術をしてくれと言う。これでこの手術を断るなら、明日から肝移植の研究など止めよう」と、病院スタッフに語りかける場面はご本人の控えめな文体からも、ものすごい迫力が伝わってくる。

永末医師は、この手術に失敗したら大学を追われることを覚悟して、その時には故郷の福岡で開業すればよいと思った、と本書では書いているが、NHKの「プロジェクトX」に出演したとき、本当は、「医師も辞めなければならないかも知れない、そのときは私は英語が得意だから、塾で英語の先生をすれば、食べられるだろうと思った」といった。ここまで立派な先生がいたのか、と感激する。

杉本裕也ちゃんは残念ながら無くなったが、ご両親はそれでも、永末医師らスタッフに感謝していたことからも、医師の誠意が良く分かる。

島根医大の様子を見てから、京都大学や信州大学が次々に生体肝移植を行い、成功した。京大が書いた岩波新書の「生体肝移植」の方が本書よりも有名になってしまった。

だが、「初めにやること」ほど大変なものはない。永末医師の「決断」がなければ、今でも日本では生体肝移植は行われていなかったかも知れない。

本書は医療を語る書物の金字塔と言っても過言ではない。(注:色太文字は引用者による)

映画の「孤高のメス」しか知らない人は、もしかすると、
あんな立派な、私心が全くない、自らの医師生命が絶たれるかも知れない手術を行う医者など、現実にいるわけがない。

と思うかも知れませんが、永末先生は本当にそういうドクターなのだ、

ということが、私のレビューから、お分かり頂けると思います。

それは、先日ご紹介した緒方洪庵の言葉そのものなのです。


◆「洪庵のたいまつにある、洪庵自らへの戒めの言葉。

1ヶ月ほど前に、司馬遼太郎氏が晩年、小学校5年生の為に書き下ろした

「洪庵のたいまつ」という文章をご紹介しました。

2011年01月16日(日)「世のために尽くした人の一生ほど、美しいものはない。」「洪庵のたいまつ」--美しい一生を描いた美しい文章。ココログ

その文章の終わり近くに次のような一節があります。
洪庵は、自分自身と弟子たちへのいましめとして、十二か条よりなる訓かいを書いた。

その第一条の意味は次のようで、まことにきびしい。
医者がこの世で生活しているのは、人のためであって自分のためではない。決して有名になろうと思うな。また利益を追おうとするな。ただただ自分をすてよ。そして人を救うことだけを考えよ。
私は、「孤高のメス」の当麻鉄彦は、

緒方洪庵の教えそのままに行動しているように見えました。

更に、驚くべきは、「孤高のメス」の当麻鉄彦は架空の人物ですが、

そのモデルとなった、永末先生は、実在の人物なのです。

永末先生は、失礼ながら、緒方洪庵の「訓戒」を御存知だったかどうか分かりません。

少なくとも「洪庵のたいまつ」は、生体肝移植の当時、読んでおられなかったでしょう。

にも関わらず、永末先生と、島根医大第二外科のスタッフの皆さんの決断と行為は、
「人を救うことだけを考えよ」

という、洪庵の教えそのものではありませんか。

この世知辛い世の中にも、今この瞬間にも、そのようなドクターがおられる。

その事実に私は一層感動します。

映画「孤高のメス」をご覧になっていない方は是非ご覧になることを、

そして、「決断―生体肝移植の軌跡」を読んでいない方は、是非お読みになることを

薦めます。人間の最も美しい「心」が描かれている、と思います。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011.01.03

柴田トヨさん、詩集「くじけないで」を、元旦に、偶然、NHKで知りました。

◆昨年(2010年3月)に出版され、とっくに御存知かもしれませんが・・・。

私は元旦に、たまたま、ヒューマンドキュメンタリー「99歳の詩人 心を救う言葉」

を見て初めてしりました。栃木県在住の全く一般の方なのですが、

昨年白寿(99歳)を迎えた柴田トヨさんというご婦人の詩集、

「くじけないで」(ご本人の「くじけないで 朗読DVD」もあります。)

には、大変繊細な感性で綴られた詩が載っている。


詩を書き始めたのは90歳を過ぎてからだと言いますが、

骨の髄から散文的な私にはとても、こういう詩は書けません。

昨年、口蹄疫で飼っていた乳牛を全て処分されて、本当に気の毒なぐらい

落ちこんでいた、宮崎県の畜産業の方が、この詩集で救われた、と言っていました。


◆ゴタゴタ説明するより、読んで、聴いて頂いた方が早い

ので、少しだけ引用させて頂きます。

引用元は「くじけないで 朗読DVD」です。


まずは、背景説明。

Introduction







というわけです。


次に作品。表題作のくじけないで。

くじけないで

ねぇ 不幸だなんて

溜息をつかないで


陽射しやそよ風は

えこひいきしない


夢は

平等に見られるのよ


私 辛いことが

あったけれど

生きていてよかった


あなたもくじけずに




くじけないで







次はご令息に宛てて。
倅(せがれ)に Ⅰ

何か

つれえことがあったら

母ちゃんを 思い出せ


誰かに

あたっちゃあ だめだ

あとで 自分が

嫌になる


ほら 見てみなせ

窓辺に

陽がさしてきたよ

鳥が 啼いてるよ


元気だせ 元気だせ

鳥が 啼いてるよ

聞こえるか 健一


倅(せがれ)に Ⅰ







ぐっと来ます。男は特にこういう言葉、弱いです。

次は、ハッとさせられます。
先生に

私を

おばあちゃん と

呼ばないで

「今日は何曜日?」

「9+9は幾つ?」

そんな バカな質問も

しないでほしい


「柴田さん

西条八十の詩は

好きですか?

小泉内閣を

どう思います?」

こんな質問なら

うれしいわ


先生に







こういうの、気を付けないといけませんね。

如何に、人間、先入観で他人を見てしまうか。


最後は、ご本人の朗読ではありませんが、

柴田さんの義憤が静かに表現されています。
神様





お国のため と

死にいそいだ

若者たちがいた




いじめを苦にして

自殺していく

子供たちがいる


神様

生きる勇気を

どうして

与えてあげなかったの


戦争の仕掛人

いじめる人たちを

貴方の力で

跪(ひさまず)かせて


神様






好みは人それぞれですが、

私が一昨日までそうであったように、

まだ、柴田さんの詩集を知らない方もいらっしゃるかと思い、

ご紹介しました。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010.06.01

iPad騒動--電子書籍に限って言えば、私はずっと前から利用している。

◆電子書籍自体は、前からありますよね?

ここ数ヶ月、新しい物好きの人はiPadの日本発売を心待ちにしていたようで、

ひと様が楽しみにするのは、無論自由なのだが、ブログやらTwitterでの世間の皆さんの騒ぎを見て、

何となく違和感(はっきり言って一種の不快感)を覚えていたのである。


そのきっかけは、今年の一月、知らない人の発言をネット上で目にしたときからである。

それは、

いま電子書籍に難癖つけている人って、かつてワープロソフトにケチをつけて「原稿用紙のマス目は日本の伝統文化」とかウソを言っていた人と同じ人ですね。

というものだった。私は、
今、電子書籍、電子書籍って急に騒ぎ出したのは要するにiPadを使いたいのだろう

と感じたのである。「電子書籍」自体はとっくの昔からある。

無料の「青空文庫」が設立されたのが1997年である。

有料の電子書籍書店も随分前から存在する。

少々面倒なのはファイル形式が統一されていなかったことである。

ドットブック形式と呼ばれる、ボイジャー社の「T-Time」というソフトで読み込むもの。

シャープが開発した、XMDF(Mobile Document Format)形式。「ブンコビューアー」というソフトを必要とするもの。

eBookJapanという電子書籍ショップの商品はEBIという独自のファイル形式で、これも専用ソフトを必要とする。

無論、皆さん御存知のとおり、青空文庫のように、最も単純なテキスト・ファイル(.txt)や、ブラウザで

そのまま読めるHTMLファイル、PDFファイルの電子書籍もある。

何種類もあって面倒臭いと言えないこともないが、私のように、

40才直前で初めてパソコンに触った、しかも「機械もの」が苦手な人間ですら、

各ファイル形式を簡単に使い分けているぐらいだから、大したことはない。


自分の日記を「電子書籍」で検索した結果がこれである。
2004年03月22日(月)  1914年3月20日、100年に一人の天才ピアニストが生まれた。名をスヴャトスラフ・リヒテルといった。

2004年06月11日(金)  「三菱自元社長、部下の進言聞かず」 それでも日本の製造業かっ!

2004年11月28日(日)  「それぞれの終楽章」阿部牧郎(直木賞受賞作品) 他人の人生は簡単に分かるものではない。

2005年08月15日(月)  「きけ わだつみのこえ」を読んだことがありますか?(その2) 書き写したから読んでみて下さいな。

2006年11月21日(火)  20年前の今日、伊豆大島・三原山が噴火したのですね。「電子ブック」あれこれ

この中の多くは、「プロジェクトX」の電子文庫を読んで書いたのである。

プロジェクトXは1話 105円で買えるが、これらの記事を書いたときのSharp Space Townというサイトは

リニューアルして、電子書籍の本屋さん Space Townブックスになっている。

無料で会員登録し(本当に買うなら決済用のカードを事前に登録する必要があるが)、ブンコビューアというソフトをダウンロードし、

インストールしなければならないが、何しろ私のような、オヤジでも出来るのだから、簡単である。

Space Townブックスの検索欄で「プロジェクトX」を探して見ると、

273件の検索結果が表示される。

つまり、以前から電子書籍の恩恵に浴していた私としては、

本当は、「まず、iPadありき」が本音の癖に、
いま電子書籍に難癖つけている人って・・・・

と言い出す人もかなり滑稽である。


◆iPadを使うかどうかは兎も角、お薦めの本。

完全に私の好みだが、いくつかお薦めする。

各(紙の)出版社が共同で運営している電子文庫パブリ

失礼ながら、最初の頃はかなり品揃えが貧弱で、読むものがなかなか無かったが、随分充実してきた。

ここから、岩城宏之さんのエッセイ集3冊

「棒振りのカフェテラス」は、世界中の音楽家との交友録だが、棒振りの休日、棒振りの控え室は、音楽とは関係無い。

岩城さんが一番好きな食べ物は実は何だったか。そうなった背景。NHK「きょうの料理」に2回も出た事があるが、

N響首席ホルンの故・千葉馨さんも料理が趣味で、2回出ている。どちらが先に3回目に呼ばれるか、という無邪気な話。

それから、前述のSpace Townブックス

ここでは、プロジェクトXは皆いいけれど、日本初の生体肝移植を決断した、当時の島根医大、永末助教授(当時)

の英断に感動する、裕弥ちゃん1歳 輝け命/日本初・親から子への肝臓移植

ヤマハのピアノを好んだ、ピアニスト、リヒテルの話、リヒテルが愛した執念のピアノ

いずれも105円。

最後に、池波正太郎氏の代表作、鬼平犯科帳シリーズ。鬼平ウェブ文庫

スミマセン。もう少し丁寧に紹介するつもりでしたが、力尽きました。そろそろ寝ます(現在、2010年06月01日(火)03時16分)。

いずれ改めて。

それでは失礼します。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009.07.24

【衆院選前特集】(その1)熟読・傾聴に値すると私が考えるサイト・本。

◆民主政策集の要旨が発表された、とメディアは報じるが民主党のサイトに載っていない。

今日は、メディア各社が、

民主党が23日発表した2009年版政策集の要旨

という言葉を使っているので、民主党のサイトの中を調べたが、

どこにも載っていない。政策のページを開いても、分からない。

マニフェスト/政策集に2009年07月23日(木)23時20分現在掲載されている

最新の「マニフェスト」は、2007年の参議院選挙の際のManifesto マニフェスト 2007である。

民主党の政策が発表された、と報じられているのに、肝心の民主党のサイトには何も載っておらず、

何故か時事通信が詳しく報じている。民主政策集の要旨である。

多分、ウソは報じていないだろうが、民主党の政策なのだから、民主党のサイトにまず掲示されるべきである。

時事通信を通して、「これが民主党の政策です」と言われても、時事通信が要約したり、一部割愛しているかも知れず、

全て民主党が本当に政策として発表したのかどうか、確認出来ない。変なことをする連中である。


◆民主党の政策を見て行く上で参考にすると良いと思われる、サイトと本。

色々なメディアがあるが、スポンサーには一切頼らず、ネットでの視聴料で運営されているビデオニュース・ドットコム インターネット放送局は、

AP通信・テレビ朝日などを経て、ビデオニュース・ドットコムを設立した神保哲生氏が実質独りで取材しているような、規模としては小さいが、

私が見たところ、最も信頼出来るメディアである。


言うまでもなく、私は、ビデオニュース・ドットコムと何の利害関係もなく、神保哲生氏と面識も全くない。

ただ、月額会費525円(税込)を支払って、以前から参考にさせて貰っている。

毎週土曜に更新される「マル激トーク・オン・ディマンド」は社会学者の宮台真司(首都大学東京教授)とゲストを交えて、

時のニュースを深く掘り下げて論じるが、私は、話が高度過ぎて(特に宮台氏は、社会学、経済学、政治学、歴史学上のテクニカル・タームを

多用するので)分からなくなることがあるが、それでも流石に年の功で何度か聴いていれば分かる。

ビデオニュース・ドットコムは政治の問題だけを取りあげるわけではないが、非常に勉強になる。


◆神保哲生氏がダイヤモンドON-LINEに連載を始めたのが民主党を知る上で重要である。

何だか、いきなり、ビデオニュース・ドットコムの宣伝のようになってしまったが、勿論、私の主目的はそういうことではなく、

ビデオニュース・ドットコム代表の神保哲生氏が、自身のブログで書いているように、

ダイヤモンド・オンライン(週刊ダイヤモンドの電子版)で連載を初めた。これが非常に参考になりそうだ。

なりそうだ、という書き方は失礼だが、それは、まだ連載を始めたばかりだからであり、他意はない。

神保哲生氏の連載は、民主党政権が実現すると、何がどう変わるか?である。

7月16日に第1回の記事が載ったが、冒頭からハッと目が覚める。

「まかせる政治」から「引き受ける政治」へ──マニフェストだけでは見えてこない民主党の政策理念

「この際、1度民主党にまかせてみるか」

東京都議会選挙での民主党の圧勝ぶりと自民党の惨敗ぶりを見て、「もはや政権交代は必至」の報道が乱れ飛ぶなか、

このように考え始めている人は少なくないはずだ。

しかし、民主党の政策を分析してきた筆者にしてみると、もしこのような「民主党にまかせてみる」という発想があるとすれば、

それこそ民主党が何たるかをまったくわかっていないことの証左だ。表層的なメディア報道に惑わされ、

きちんと民主党の政策を把握しておかないと、そういうことになる。(以下略)

今日、第二回目の記事が載ったのであるが、私が要約すると次のようなことが書かれている。

即ち、民主党の政治のやり方をキーワード一つで象徴させるならば、「ディスクロージャー」(情報開示)である。

民主党の政策を見ると、どのようなテーマでも「ディスクロージャー」が出てくる。


今まで、日本の政治や役所の仕事はあまりにも開示されなかったが、民主党は何でも公表しようとしている。

ということは、有権者は政府が何をやっているか、情報を入手することが出来るのだから、「知らなかった」では済まない。

民主党政権になったら、この情報を知った上で、自らがどのように行動するのかという選択を迫られる。

その覚悟が皆、本当にあるのか?というのである。なるほど。

また、注意すべき神保氏の指摘は、
民主党は、実行するつもりの政策を全てマニフェストに書いているのではない。

あそこに書くのは、選挙前に有権者ウケが良いことを並べてある。それを実行しなかったら公約違反になるが、

逆にそれ以外の政策を実行しても公約違反とはならない。

という点である。これも、なるほど、と思った。

私が個別の事柄で以前から気になっていたのは、以前代表を務めた前原という男は、憲法を改正し、

あるいは政府の公式見解を変更して、集団的自衛権の行使を可能にしようとしていて、その点に関して、

他の民主党執行部は特に反対意見を表明していないことである。


◆神保哲生氏はメディアの使命を自覚しており、公平性を保っているので信頼に足る。

ビデオニュース・ドットコムを見るような人は、多分相当理屈っぽい「論客」が多いから、私の見解に反対、

という方もおられよう。それは自由だが、私は、ビデオニュース・ドットコムは信頼性の高い、非常に有益な情報源だと

思っていて、それは即ち、神保哲生氏の見識を信頼しているのだが、選挙前に是非私も読まなければ、と思っている本がある。

当の神保氏が著した民主党が約束する99の政策で日本はどう変わるか? という本である。

まだ読んでいないから、詳しいことは書けないが、明日には届くはずなので、いずれ、所感を書く。

勿論、物事を最終的に判断するのは自分であるが、全くよりどころがない状態から勝手にゼロから思想を構築するのは

難しいので、今まで民主党を観察してきた人物の意見を参考にしよう、ということである。

そして、これも言うまでもないが、この1冊で全てを決定するのではなく、まだ40日あるのだから、様々な人の意見を参考にしながら、

民主党と自民党のマニフェストなり公約をよく読んで、最終的に自分の政治的意思を決定するべきである。


今日書いたことは、あくまでも私の「お薦め」であるから、JIROはアテにならない、と思われる方は、無視して頂いて結構だ。

言うまでもない。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009.07.11

村上春樹氏の話題作「1Q84」に曲名が登場する音楽を集めました(一部ですけど)。

◆村上春樹氏の小説って、よく分かんないんですが、「アンダーグラウンド」が強烈でした。

これは、世間でよく言われることではないか、と思うのだが、村上春樹氏の小説のファンは女性が多く、

男性は、よく分からない。「男性が」と普遍化してしまうと怒られそうなので、正確に書くならば、

少なくとも、「私が」よく分からないのである。かつて、「羊をめぐる冒険」を女性に勧められて読んだが、

正直に書くならば、「何のことだか、分からない」状態だった。

ずっと頭の上にクエスチョン・マークが3つぐらい点滅していたような感覚だった。


誤解していただきたくないのだが、私は、村上春樹悪く言うつもりは全くない。

小説は分からなかったが、地下鉄サリン事件の被害者をインタビュー(無論、依頼に応じてくれた人だけ)した、

「アンダーグラウンド」を読み、村上氏のお人柄に大変感心した。

ものすごく僭越な言いようだが、私は、勿論、村上春樹氏にお会いしたことはないが、

もし会ったら、気が合いそうな気がするのだ。


◆新作「1Q84」に曲名が出てくる、クラシック音楽を一部集めました。

村上春樹氏の新作、「1Q84」が、大変好評のようだが、私は読んでいないのです。

読んでいないが、CDショップからのメールに、「1Q84に使われている、クラシック」の一覧が載っていたので分かったのです。

一目見て、村上氏は相当音楽がお好きなことは明らかです。有名曲から、かなりマニアックなものまで様々です。

全部を集めたらとても今夜中に作業が終わらないので、小説に出てくる順番どおりではないと思いますが、

CDショップの情報を頼りに、小説中に出てくる音楽の一部を集めました。


まず、ヤナーチェクのシンフォニエッタ。これは、実演を見るとびっくりします。

ステージのオーケストラ以外に楽器を配置して、演奏させることがある。この「別働隊」を「バンダ」というのですが、

ヤナーチェクのシンフォニエッタの最初と最後にはトランペット12本とトロンボーンなどによる。大規模なバンダが、

例えばサントリーホールなら、二階の客席後方などにずらりと並んで、壮大に吹くのです。

映像があったらお見せしたいのですが、見つからないので、音だけ。

この曲のみならず、本日載せた音楽、いずれも音が大き目だと思います。お手元でボリュームを調整して下さい。

ヤナーチェク:シンフォニエッタより、冒頭のファンファーレ。







これは生だと、相当な音量です。ちょっとウルサイぐらい。

しかし、斬新な音楽です。


次は、バッハの平均律クラヴィーア曲集から二曲。バッハの平均律は第1巻と第2巻があって、それぞれ24曲ずつ。

つまり全部で48曲になるのですが、村上春樹氏は、1巻の一番最初の曲と2巻の一番終わりの曲を使っているとのこと。

まず第1巻の一番最初の曲。リヒテルの演奏でどうぞ。

J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番ハ長調BWV846 前奏曲とフーガ







始めの分散和音ばかりの所は、「グノーのアヴェマリア」の伴奏に使われています。


次は、一番終わりつまり第2巻の24番です。

J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第2巻第24番ロ短調BWV893 前奏曲とフーガ







次はバッハの3大宗教曲のひとつ、「マタイ受難曲」。

J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV244 ざんげと後悔の思いで







今日の最後。これは、イギリスの作曲家、ダウランド(1563 - 1626)という人の「ラクリメ」という1本のリュートと5本のヴィオラ・ダ・ガンバ

(両方とも、画像検索していただいくとどんな楽器か分かります)の為の合奏曲集です。1604年に刊行されてます。

まず、聴いて下さい。

ジョン・ダウランド(John Dowland, 1563 - 1626)「ラクリメ」より 「古いラクリメ」







これが一番驚きましたね。ダウランドの生涯は、1563-1626です。J.S.バッハが1685-1750です。バッハよりも100年以上も先に

生きていた人で、この時代の音楽は、クラシックもバロックも通り越して「古楽」とか言います。この領域まで通じているという人は

少ないと思います。しかし、古楽愛好家もいるわけで、この作品も勿論CDがあります。

Lachrimae: Dowland Consort, Lindberg です。



まだまだ、「1Q84」には、様々な曲が出てくるようですが、それはまた、改めて。

それでは、皆様、良い週末をお過ごし下さい。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

2010年参議院選挙 | 2012年衆議院選挙 | 2013年6月都議会議員選挙 | 2013年参議院選挙 | 2014年2月東京都知事選挙 | 2014年衆院選 | ANA | BSE | EU | IT | JAL | LINE | NHK | SNS | TPP | Twitter | あまちゃん | いじめ | おすすめサイト | お祝い | お詫び | アイドル | アニメ・コミック | インターネット | インチキ更新 | インフルエンザ | ウィキリークス | エッセイ | オウム真理教問題 | オバマ政権批判 | オペラ | オリンピック | オーケストラ | クラシック | クラシック音楽 | クリスマス | クールビズ | コンクール | サヴァリッシュ先生 | ジャズ | スポーツ | セキュリティ | テレビ | テロリズム | デフレ | トヨタリコール問題 | トランペット | ニュース | ノロウイルス | ノーベル賞 | バレエ | パソコン | パラリンピック | ビデオ・ニュース・ドットコム | ピアノ・ピアニスト | ブログ | マスコミ批評 | メンタルヘルス | ヨーロッパ経済 | ヴァイオリン | 世界同時不況 | 中国 | 中東情勢 | 事業仕分け | 交通・運輸 | 企業 | 何でも直ぐに忘れる日本人 | 公的自殺制度 | 共謀罪 | 冠婚葬祭 | 冤罪 | 募金 | 北朝鮮 | 医療 | 協奏曲 | 原発 | 反論 | 受験・試験 | 口蹄疫 | 号外 | 司法 | 吹奏楽 | 国会・国会議員 | 国際法 | 在日米軍 | 地球温暖化 | 声楽 | 大阪 | 大阪府・大阪市 | 大飯原発 | 天体観測・天文学 | 子育て | 学問・資格 | 学童保育 | 宇宙 | 安倍政権批判 | 安倍晋三自民党総裁批判 | 室内楽 | 小出助教 | 小泉政権批判 | 尖閣諸島 | 市場介入 | 弔事 | 弦楽器 | 御愛読御礼 | 御礼 | 心と体 | 情報管理 | 愚痴 | 感染症 | 憲法改正 | 戦争 | 打楽器 | 政治 | 救命救急 | 教育 | 文房具 | 新年御挨拶 | 日本人の褒め下手 | 日記・コラム・つぶやき | 映画 | 映画・テレビ | 暴風・突風・竜巻・風水害 | 書評 | 木管楽器 | | 東北地方太平洋沖地震 | 東日本大震災 | 松本龍復興担当相 | 森麻季さん | 構造改革 | 橋下大阪市長 | 橋下市長・大阪市批判 | 欧州危機 | | 歌謡曲 | 歴史 | 母のガン闘病記録 | 民主党 | 民主党批判 | 気象現象 | 水野倫之解説委員 | 法律 | 消費税 | 為替 | 為替・株・債券市場 | 熱中症 | 牛肉放射能汚染 | 特定秘密保護法 | 犯罪 | 猛暑 | 環境保護団体 | 環境問題 | 皇室 | 社会福祉 | 福島原発 | 福田政権批判 | 私事 | 科学 | 税制 | 節電 | 紅白歌合戦 | 経済・政治・国際 | 翻訳 | 職業 | 臓器移植 | 自殺問題 | 自民党批判 | 自然災害 | 自衛隊海外派遣 | 航空機事故 | 芸術 | 菅直人政権 | 菅直人政権批判 | 被災地支援 | 裁判員制度 | 要人・国賓 | 訃報 | 認知症 | 認知症・アルツハイマー、痴呆 | 語学 | 選挙 | 郵政民営化 | 野田政権批判 | 金管楽器 | 金融危機 | 金融市場 | 金融政策 | 集団的自衛権 | 電力 | 電力不足 | 音楽 | 領土問題 | 鳩山政権批判 | 麻生政権批判