カテゴリー「自然災害」の記事

2014.08.30

NHKスペシャル「地球大変動の衝撃 第1集 異常気象 "暴走"する大気と海の大循環」の私的まとめ。

◆NHKスペシャルを見たのを、私がまとめているだけです。

この記事は、NHKスペシャル、2014年8月30日(土)放送

巨大災害 MEGA DISASTER 地球大変動の衝撃 第1集 異常気象 "暴走"する大気と海の大循環

を私が見て、ノートに書いていたら間に合わないので、見ながら自分の言葉でICレコーダーに音声で、

自分の言葉でまとめたものをさらに整理して文字にしたものですので、聞き間違い、聞き落とし、

などがあるかもしれません。「私的メモ」ですので、正確性に関しては、保証できません。

悪しからず。


◆異常気象の原因は、偏西風の蛇行の固定化である。

今世紀に入ってからの異常気象は、誰でも体感的に或いは情報としては皆知っています。

原因をよく「偏西風の蛇行」という言い方をしますが、蛇行自体は、以前から存在している。

問題は、従来は蛇行しながら、その蛇行が西から東に移動しているのが普通だったのに、

偏西風の蛇行が「固定化」されてしまった。

偏西風がたとえば、南に曲がっている場合、その北側に寒気がもたらされる。

偏西風が北に曲がっている(山を作っている)場合は南から湿気を含んだ暖気が流れ込む。

今まではしかし、偏西風の蛇行位置が常に移動していたから、適当に寒くなったり暖かくなったりしたのであるが、

偏西風の蛇行が固定化されてしまった。


◆偏西風の蛇行が固定化されると、同じ気候が続き、極端化する。

前述のとおり、本来偏西風は蛇行しているが、その蛇行自体が全体として移動している間はいいが、

蛇行が固定化されてしまったが故に、ずっと寒気が北極圏から降りてきて、今までに経験したことのない

大雪をもたらしたり、逆に偏西風が北にカーブしたまま、の南側では以上に高温が続き大干ばつになったりする。


◆偏西風の蛇行が固定化したのは、インドネシア付近の海水温の上昇である。

世界の海の中でも熱帯、とくにインドネシア周辺の海温が従来から最も高いが、

今年は、それがさらに平年よりも0.5度から1度高い。ヤカンにいれた水の温度を0.5度上げるだけでも

そうとうな熱量を必要とする。まして、熱帯・インドネシアの海水全体の温度が0.5度から1度上がるということは

大変な熱量である。

熱い海水が水蒸気となり、上空に達し、液体に戻るときに「凝結熱」を発する。

インドネシアの海水温が高いが故に、上空で発散される「凝結熱」の量が普段よりも増える。

地球の大気は全体として、なるべく変化を小さくしようとするので、インドネシアの上空の空気が

異常に高いが故に、偏西風の寒気をもたらす部分が、

ここを冷やそうとし、その結果偏西風の蛇行が固定化したのである。


◆21世紀に入り気温・海水温の上昇がとまる「大停滞」(Hiatus=ハイエイタス)が起きているが深海温は上がっている。

地球温暖化と言われているが、この10年ほど、世界の平均気温、海面の水温は殆ど上昇していない。

これを「ハイエイタス」(hiatus=「停滞」)というが、世界中の気象学者がこの現象に注目した。

その結果、地球が受ける余分のエネルギーは、深海の海水温の上昇をもたらしていることが分かった。

深海の水温の変化だから、地上では分からない。しかし、ハイエイタスは長くは続かず、近い将来

再び、地表の気温、海面の水温上昇が起きると考えられる。ハイエイタスは、周期的に繰り返されることは

過去の経験(研究?)から明らかである。


◆ハイエイタス(大停滞)の後はこれまで以上に急激な気温・海水温の上昇が予想される。

ハイエイタスは長くても10年以内にはおわり、その後、再び地球「表面」の気温、水温は上昇する。

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、世界の平均気温は最大で4.8℃、上昇すると予想する。

日本近海の海水温は今世紀末までに2度から3度、世界で最も速いペースで上昇すると考えられている。

今世紀後半、海面水温が今よりも2度以上高くなると、どれほどの豪雨をもたらすのか、過去の気象現象を元に学者がシミュレーションした。

その結果、200ミリ以上の豪雨が降る範囲、面積が5割増加する。全体の雨量は3割増加する。

今までの記録を更新する「かつて経験したことのない雨」が降る可能性は日本のどこの地域にも存在する。


更に警戒すべきは「土砂災害」である。

専門家は将来、先日の広島とはタイプの違う土砂災害が起きる可能性を指摘する。

京都大学防災研究所の千木良(ちぎら)雅弘教授は、山が地下深くから岩盤ごと崩れる

「深層崩壊」という現象を研究している。

深層崩壊は数日間に亘って大雨が降った時に発生する。地下深くに染みこんだ水が岩盤ごと、

山全体が一挙にくずれる。2009年に台湾では、6日間に3000ミリの雨が降り、深層崩壊が発生した。

山の斜面が約800メートルにわたってくずれ、大量の土砂が押し寄せ、たった92秒間で1つの村が丸ごと消え、

400人以上の人命を奪った。


日本でも2000ミリの雨が数日、降り続くと、山が幅500メートル以上、全体として崩れ、それによる土砂は

3階建ての建物すら越えていく。数キロにわたって甚大な被害が発生する可能性がある。


◆海水温の上昇により巨大積乱雲(スーパー・セル)が発生し、竜巻が発生する可能性が高まる。

海水温の上昇によって懸念されるのは雨だけではなく、竜巻の発生が増えることである。

一昨年、茨城県つくば市を襲った竜巻。被害は幅500メートル、長さ17キロ。1,000棟を超える建物が壊れた。

今後、竜巻の発生頻度が増える可能性が危惧される。懸念されるのは、直径が10キロ以上の巨大積乱雲(スーパー・セル)の出現である。

大量の蒸気と上昇気流によって巨大積乱雲、弾いては強力な竜巻を発生させる。

つくば市を襲った竜巻もスーパー・セルから発生していた。

水蒸気量が増える今世紀後半には、スーパー・セルが発生する確率は全国で2倍から3倍に増加し、強力な竜巻が

発生しやすくなることも、気象庁のシミュレーションの結果、分かった。

関東平野では元来竜巻が発生しやすく、今後、大都市で今まで経験したことがないような巨大竜巻が発生する可能性も

否定できない。それがおきれば、重さ一トンのクルマが平気で巻き上げられ、そこら中に落下しうるのだから、

未曾有の大惨事が起きうる。


◆結論:自然現象制御出来ないが、情報の精緻化と入手の容易化を利用することができる。

地球全体の気温の上昇、海水温の情報を人間が制御することは出来ず、

極端化する気象現象を停めるという技術も全く研究されていないわけではないが、

当面、つかえそうなものはないので、個人で情報を利用する。

たとえばエリア豪雨などの降る範囲、時間はかなり正確に分かるし、スマートホンでも

気象衛星の映像や、降雨状況を知ることが容易になっているのだから、豪雨が迫っていることが

明らかなら、少し移動時間をずらすとか、窪地を避けるなど、個人での対応が肝要である。

【読者の皆様にお願い】
是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2014.08.26

「被災者にマンション無償貸し出し」←章栄不動産は立派ですが、本来、国がいち早くやることです。

◆記事:被災者にマンション無償貸し出し(NHK 8月26日 14時37分)

広島市の土砂災害で自宅に住めなくなった人に、不動産会社が賃貸マンションを無償で貸し出すことになり、

空き部屋にテレビや冷蔵庫などが運び込まれました。

広島市の安佐北区と安佐南区では、土砂災害で多くの住宅が被害を受け、1500人余りが避難所での生活を余儀なくされています。

これを受けて、広島市の不動産会社が安佐南区を中心におよそ100世帯分の賃貸マンションを3か月間無償で貸し出すことになりました。

安佐南区中須のマンションでは、26日、空き部屋に不動産会社が用意したテレビや冷蔵庫などが運び込まれました。

不動産会社によりますと、家賃だけでなく、敷金や礼金も無償にするほか、光熱費の負担も免除するということです。

「章栄不動産」の高橋若衛法務部長は、「緊急の避難場所として住んでもらい、次の住居を探していただきたい」と話していました。

広島市によりますと、こうした民間の支援の動きが広がっていて、24日までに、マンションや戸建ての住宅など

このほか81世帯分が無償や安い価格で提供されることが決まっているということです。


◆コメント:2つ言いたい。1.日本人の褒め下手。2.被災者対策のノウハウが蓄積されない。

1つめ。

何度も書いています。日本人は何か不祥事をやらかしたり、とにかく何か「悪いこと」をした人や会社を叩くのは大好きですが、

この「100世帯分の賃貸マンションを3ヶ月無償で貸し出すことを決めた」広島県の

章栄不動産は、良いことをしたのですから、もっと大々的に、NHKと言えども記事の冒頭に固有名詞を掲げて賞賛するべきです。

私はこのニュースをTwitterでとっくにツイートしましたが、だれもRT(リツイート)しません。

日本人は誰かを非難したり、叩いたり、いじめるのは大好きですが、

善いことをした人や会社や団体を「褒める」ということを本当にしません。悪い癖です。

あたかも人を褒めたり、人に感謝すると「損をする」とおもっているかのようで、人間的に矮小にみえます。


2つ目。

被災者は住居を失ったのであり、その状況をもたらしたのが地震でも大雨でも、

現在の被災者の困っている状況、それ自体は同じで、国なり地方自治体なり公の機関のすべきことは

あきらかです。

民間の善意に甘えていないで、国が不動産会社から賃貸なり分譲マンションなり何なり、

住むところを借りるなり、買うなり、税金を使っていいから、早く被災者に提供するべきです。

避難所生活にはプライバシーがない、とか、いくら雨風が凌げても堅い、体育館などの床に何日も寝ていたら、

疲れるばかり、とかそういう状況が生じること。また、その状況がもたらす問題に関して、

直近では、東日本大震災で、日本人は散々、見たのです。


311の後には、あまりのストレスに、心室細動などの致死性不整脈や、ストレスにより胸部の動脈が裂けて失血死したり、

ストレスからくる高血圧で脳出血を起こしたりして亡くなる、など「震災関連死」が非常に多く、

福島県に限っていえば、直接死者数を震災関連死が上回った、と2013年12月17日福島県のまとめで分かりました。

前述のとおり、今回は大雨と土砂崩れであって、地震ではありませんが、そのストレスは

地震であろうが土石流であろうが、ものすごいレベルであろうことは容易に想像できる、と思いますが、

少なくとも国(政府)の動きを見ていると、僅か3年前の大災害から何も学んでいないようです。

ノウハウが蓄積されていません。あの時はたまたま、民主党政権であり、自民党は野党として、

政府・民主党の「対応の遅さ」を仕切りに国会で批判していた、と記憶していますが、自分達が政権を取り返したら

どうするか。全然考えていなかったようです。確か安倍首相は「日本を取り戻す」とか、舌足らずな日本語で

訴えていましたが、こんなことで、それができるのでしょうか。

【読者の皆様にお願い】
是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2014.08.22

日本人が薄情になっている気がします。広島土砂災害のニュースを避ける人たち。

◆記事:土砂災害で死亡 兄弟の葬儀が営まれる(NHK 8月22日 16時51分)

広島市の土砂災害で亡くなった11歳と2歳の兄弟の葬儀が22日、広島市で営まれ、

参列したおよそ400人が最後の別れを惜しみました。

広島市安佐南区山本の平野遥大くん(11)と弟の都翔ちゃん(2)は20日、

自宅で、崩れた裏山の土砂に巻き込まれて亡くなりました。

2人の葬儀は22日、広島市安佐南区で営まれ、遥大くんの小学校の友達や保護者、

それに地域の人たちなどおよそ400人が最後の別れを惜しみました。

参列した人たちは、ひつぎを前に2人の名前を呼びながら「ありがとう」などと声をかけていました。

そして、遺影とともにひつぎを乗せた車が出ると、遥大くんが所属していたサッカークラブの子どもたちが

「都翔のシュートに大きな拍手」「遥大のシュートに大きな拍手」と掛け声をかけながら手をたたいて見送りました。

この掛け声はサッカーの試合でゴールを決めた選手に送られるもので

、一生懸命練習に取り組んできた遥大くんとの別れの時に呼びかけようと葬儀の前に決めていたということです。

母親の友人で参列した千葉市の37歳の女性は、「ことしも海水浴に一緒に行こうねと約束していたのに

今でも現実として受け止められません。優しいいい子たちでした。本当に残念です」と話していました。


◆コメント:この世の全ての悲しみに寄り添うことはできない、としても・・・。

話が大袈裟になりますが、全世界的な規模で考えれば毎分、毎秒世界の何処かで、誰かは亡くなっていて、

その1人1人の死を嘆いていたら、人間何もできませんけれども、比較的身近な同国、日本で起きた、

このあまりにも残酷な、気の毒な人々に対して世の中の関心が薄いことを腹立たしく思います。


これは私の主観というか、思い込みかもしれませんが、私の子どもの頃には、このようなニュースを見たり、

読んだりしたときに、もちろん、全然知らない赤の他人に起きた出来事ですけれども、

涙ぐむ大人やお年寄りが、大勢いました。


ところが今の世の中。自分さえ安全で、毎日が楽しければ、他人がどうでもいいのでしょうか。

私は、会社で世の中の情報をまとめて、社員にメールにして配信する仕事をしてますが、

20日に起きた広島の土砂災害のあと、あまりにも無関心でヘラヘラしている人ばかりです。

リアルな世界のみならず、Twitterを眺めていても、故意に趣味の世界に没頭したり、

辛い出来事で心を動かしたくない、というような、敢えていいますが「薄情さ」が気になります。

子供を送る親ほど辛い立場、というのはこの世に、他にありません。このニュースの音声を聞いて下さい。

生き埋めになった、11歳と2歳の名前を呼び、

絶対、死ぬな。

という、お母さんが叫んだ願いは、むごいことに、叶いませんでした。






暴論ですが、たとえテレビの画面を通してであっても、この光景に

胸が張り裂けそうな、悲しみを感じなければ、人間ではない、と私は思います。


冒頭に書いたとおり、世の中の全ての悲しみを、その当事者と同じように感じていたら、

人間なにもできませんけれども、このような悲惨な出来事が起きた直後、心情的に「喪に服する」

というぐらいの心遣いをするべきだ、と思います。


具体的には、いい大人は、おとなしくする。はしゃぐな、といいたいです。

殆どの世の人々は、こういう出来事が起きても、いつもと同じように自分の仕事に没頭していれば、

何も気にしなくて良い。職場の仲間と軽口をたたいてゲラゲラ笑っていて良い、と思って入るようすですが、

私に言わせれば、それは想像力がなさすぎる。他人の不幸に対する想像力の欠如を「薄情」というのです。


話が飛躍しますが、日本の首相が日本を戦争が出来る国にしようとしているのに、

のほほんとしている日本人が多いのは、

もし戦争で子供が戦地に送られたら、このお母さんのように、

多分、自分が死んだ方がマシだった、と思うぐらい辛い思いをする親が大勢、出る。

そこに思いが至らないからです。

人を思いやるとか、優しさ、とは他人様(ひとさま)の悲しみを感じられる

「想像力」ですが、今の日本人には、それが欠けている人が多い、と思います。

それが、私が「日本人が薄情になっている」と感じる理由です。

【読者の皆様にお願い】
是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2014.07.12

ゲリラ雷雨被害その後。とにかく危険です。

◆先月、三鷹・調布に「ひょうが積もった」翌日のことです。

このところブログの更新をサボりましたが、一番大きな理由は単純です。

エアコンが壊れまして、暑すぎて、ブログどころでは無かったのです。

6月24日(火)東京の三鷹市と調布市でひょうが降り、降るだけなならまだしも、

それが低地に溜まり、翌日まで融けない、ということがありました。その件も含めて、

2014.06.25 「大気不安定 関東甲信中心に猛烈な雨」←本当に異常な気象です。要注意。

この時に、拙宅の至近距離、高台でもなく、高い建物構築物もない、単なる住宅地の電柱に落雷があった、

という話を書きました。その中で、
幸い、電器製品その他は、無事でしたが

と、書きましたが、その後「無事ではなかった」ことが分かりました。至近距離に落雷し、

地面を伝わってきた電流が、通常は電器製品の帯電を防ぐ為のアースが逆に禍して、

アースから、エアコン室外機の一台に電流が入ったのでした。

幸い、エアコン全てではなく、3系統のウチの1系統を制御する室外機がこわれたのでした。

これは、やや特殊で1つの室外機で息子、私、家内の個室の室内機3台を動かしている、

「マルチ・エアコン」というシステムです。

最初はメーカーのサービスセンターの技術の人がきてくれましたが、

それが、落雷の週の土曜日。6月28日。


室外機の部品の多くが落雷で壊れている。落雷の被害というのはどこまで達しているのかわからないので、

明らかに、見て、壊れている部品を取り寄せて交換しても、他が壊れている、というケースがよくある。

多分、室外機も室内機も丸ごと全部新しいのにした方がいい。その場合、家電量販店は、マルチエアコンには

対応していないので、東京ならば、エアコン・パークという会社が個人のマルチ・エアコンも販売して取り付けているので

連絡するといい。とアドヴァイスをしてくれました。自分のメーカーの製品を敢えて薦めないのですから、

これは本当であろうとおもって、その日(6月28日)にエアコンパークに電話したら、

まず、様子をみて見積もりに来てくれるのが、こういう時期だから、同様の依頼がたてこんでいて、

最も早くて、7月1日(火)。でその日に来てくれました。やはりこれは全部取り換えた方が、

確実だし、時間も短くて済むし、これは何とも言えないが費用も安くなるかもしれない、

というので、なるべく早く作業して欲しい、と、その場で発注したのです。


当然予想される状況ですが、なにしろこの時期ですし、こういう天候ですから、忙しい。

もしかすると、7月1日(火)から、2週間後になるかも知れないといわれたのですが、結果的には、

7月9日(水)つまり今週の水曜日に作業が終わりました。しかし、その間、落雷(6月25日(水))から2週間、

エアコンが、このPCがある自室で全く使えない。扇風機でなんとか凌ぎましたが、とにかく蒸し暑くて参りました。


◆新しいのに取り換えた直後から猛暑日だったので、それはツイているのです。

今の居所に半世紀以上住んでおりますが(結婚後しばらくは、他所に行きましたが)、

このような住宅地に落雷があり、それで電化製品が壊れるなど、全く予想だにしていなかったので、

そんなことが起きるのはツイていないのですが、新しいエアコンを設置した直後に台風8号が通過して、

東京は、11日(金)、12日(土)、最高気温が30度を超える真夏日となり、湿度も高いので、

このときに、まだエアコンが壊れていたら、やや大袈裟に言うと、生命の問題だったかもしれませんが、

その直前に新しい機械の設置が済んでいたということは、思いがけない出費は痛いのですが、

全体としてはツイていた、と考えるしかない。しかし、そんなことは私事です。

強調したいのは、先日申し上げたように、昨今のカミナリは本当に危険だ、ということです。


◆カミナリが好きで「鑑賞する」趣味の方、危険です。今までのカミナリと違います。

6月25日の記事にも書いたのですが、注意を喚起するために繰り返します。

昨今のカミナリは、過去の経験の延長上で考えると危険です。

上述したとおり、私が住んでいる住宅街で、私が生まれてこのかた50余年落ちたことがない

住宅街の電柱にいきなり雷が落ちたのです。たまたま、モノに落ちましたが、

そのそばを、人が歩いていたら、感電死した可能性が非常に高かったとおもいます。


「タカがカミナリ」ではありません。


また、落ちるタイミングが、「従来のカミナリ」と異なります。

今までならば、カミナリが次第に近づいてきて、「近いな」という、十分な予知可能性の後に

落雷がありましたが、今回、至近距離への落雷は、上空で少しカミナリがゴロゴロとなっているな、

と思っていたところに、いきなり
ドッカーン!

と来たのです。至近距離への落雷はかつても経験がありますが、これほどの

エネルギーがあったか。建物全体が反動で数センチ、ジャンプしたような感覚、と、

特にカミナリが嫌いでも怖くもない、家内が証言したので、本当だと思います。


私は子供の頃から、恥ずかしながら今に至るまで、カミナリが「怖い」人間です。

どうもあの音が至近距離で鳴ると、身がすくみます。

しかし、世の中には積極的にカミナリ好きという方がいて、こういう人は「派手な」カミナリほど

喜び、わざわざ屋外に飛び出して、稲妻や雷鳴を「鑑賞する」そうですが、今のカミナリで、

それを実行すると、冗談ではなく、「生命の危険」があるとおもいます。

何でもない、ごくありふれた平地の電信柱に前触れもなく落雷した、という一例だけからもそれは、

十分に推察できます。

昨今の気象現象は、昔の日本のそれとは違うことがあまりにも多いので、

今までの経験から類推しないこと。「タカが・・・」と考えないことを、おすすめします。

【読者の皆様にお願い】
是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2014.02.16

「大雪被害、死者15人に」←首相は何をしていたか。

◆記事1:大雪被害、死者15人に 群馬・南牧村など孤立(共同通信)(2014/02/16 22:45)

関東甲信と東北に記録的な大雪をもたらした低気圧は16日、三陸沖を北東に進み、

北海道と東北北部は荒れた天気となった。大雪の影響とみられる死者は、

14日の降り始めから群馬、埼玉など7県で計15人に上った。


◆記事2:山梨で男性凍死(共同通信)(2014/02/16 20:39)

大雪のため山梨県北杜市で動けなくなった車の運転手が死亡。凍死とみられる。大雪死者は14人目。


◆記事3:東京都が自衛隊に災害派遣要請(NHK 2月16日 15時36分)

東京都は、奥多摩町と檜原村で大雪の影響で道路が通行できない状況が続いていることなどから、

陸上自衛隊に災害派遣要請を行いました。


◆記事4:静岡県が自衛隊に災害派遣要請(NHK 2月16日 11時54分)

静岡県小山町によりますと、富士山の中腹にある須走地区は高齢者を中心に

およそ70人が暮らしていますが、雪でほとんどの道路が通れなくなっていて、

人の移動や物資の流通が滞っているということです。

このため、静岡県は、午前10時すぎに陸上自衛隊に対して須走地区への災害派遣の要請をしました。


◆コメント:国はどのように動き、首相は何をしていたか。

これだけの雪害であるというのに、15日(土)、首相官邸ホームページには何の災害関連情報も載りませんでした。

まさか何もしていないだろうということは、あり得まい、と思っていた私が迂闊でした。

安倍首相は何もしていません。日経の「首相動静」によると、

◆15日の安倍首相の動静(日経電子版)(2014/2/16 0:04)

午前中は公邸で過ごす。

▽14時25分 報道各社のインタビュー。この後、ソチ冬季五輪フィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手に電話。

▽14時54分 富ケ谷の私邸着。


◆16日の安倍首相の動静(日経電子版)(2014/2/17 0:47

午前中は富ケ谷の私邸で過ごす。

▽17時49分 赤坂の天ぷら料理店「楽亭」で支援者ら。

▽20時5分 私邸着。

因みに、話が前後しますが、NHKによると、
◆記事:政府 孤立や立往生解消に全力(NHK 2月16日 16時52分)

記録的な大雪の被害を受けて、政府は16日、関係省庁の担当者を集めた会議を開き、

雪による集落の孤立や車の立往生の解消に全力を尽くし、

相次ぐ屋根の崩落について緊急に調査することなどを確認しました。

16日午後、都内で開かれた会議には、内閣府のほか18の省庁からおよそ50人が集まり、

はじめに古屋防災担当大臣が大雪の被害が出ている山梨県の横内知事とテレビ会議システムを通じて会談しました。

この中で横内知事は「主要な道路の復旧に全力を挙げるつもりだが、路上に止まったままの車が除雪の妨げとなっている。

人員や機材などの支援をさらにお願いしたい」と述べ、古屋大臣は職員の派遣を検討すると答えました。


とのことですが、

この国家の緊急会議、国民の生命の安全を確保するという政府の第一義的任務に関する会議に

安倍首相は出席しないで、夕方、天ぷらを外で食って帰宅したことになります。

首相が、果たして、正常な思考能力を維持しているのか、私は疑問に思うほどです。

呆れてものが言えない、という以外の表現を思い付きません。

【読者の皆様にお願い】
是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2014.02.15

「山梨県、積雪1メートル超 各地で車の立ち往生、雪崩の発生も」首相官邸HP「羽生選手へのお祝いの電話」

◆記事:山梨県、積雪1メートル超 各地で車の立ち往生、雪崩の発生も(The Huffington Post 更新: 2014年02月16日 00時11分)

2週連続で記録的な大雪に見舞われた関東甲信地方。

山梨県内は14日からの大雪で、1メートルを超える積雪を記録している。tenki.jpによれば、

甲府は114センチの積雪を記録。生活に大きな影響が出ているという。

各地で車が立ち往生、家屋の倒壊するなど事態の深刻化を受けて、山梨県は15日

陸上自衛隊第1師団に災害派遣を要請したという。山梨日日新聞が報じた。

甲府地方気象台によれば2月15日22時現在、県内全域で大雪警報や雷、着雪注意報は解除されており、

強風、なだれ注意報が発令されている状況。

しかし、依然として大雪の影響でJR中央線をはじめ鉄道各線が不通、16日も始発から運転を見合わせる予定。

車道も、東京都や長野県をつなぐ国道や県道が全面通行止めとなっている。

このため、明日以降は、救助や物資の輸送が困難になることが予想される。

雪崩による被害や、食料の不足、山間部の孤立などが懸念され、

山梨県議会議員の小越智子氏も災害救助を求めている。


◆コメント:首相官邸HP、15日の新着情報「安倍総理は羽生結弦選手へお祝いの電話をかけました」のみ。

記事にあるとおり、

山梨県は15日、陸上自衛隊第1師団に災害派遣を要請したという。

そうで、ライフラインが切断されている場所では、ホテルに従業員、宿泊客が孤立していて、

食料はあと1日しかない、と言うし、停電なら、暖房やトイレ(最近のトイレは水を流すにも電気が要る)、

食料を保管する冷蔵庫も冷えていないのだから、食べ物が腐り始めたら、大変です。


この情報が、首相の耳に入っていないとしたら、内閣官房は何をしているのか、と思います。

Twitterを見ると、官邸のTwitterアカウント宛に「山梨を助けろ」という善意の一般人の無数のTweetが

よせられているというのに、首相官邸ホームページ新着情報。

2月15日の更新は、
安倍総理は羽生結弦選手へお祝いの電話をかけました

だけです。

いくら内閣官房が休んでいても、安倍首相は各メディアが全国の「雪害」情報を続々と報じているのに、

一刻も早い、孤立住民の救出を命令していないとしたら、怠慢にも程があります。

自衛隊の「集団的自衛権行使に基づく、他国の支援」以前に、国家の一義的責務は、

国民の「平和的生存権」という最も基本的な人権を確保することにあるのですから、

今のままが本当だとすると、怠慢のそしりを免れません。

【読者の皆様にお願い】
是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.10.19

【台風26号】大島町長を糾弾するのは酷だと思います。

◆避難勧告を出さなかったといいますが。

伊豆大島が台風26号によって甚大な被害を受けたのは周知の通りで、

犠牲者が増えたのは、町役場が避難勧告を出さなかったからだ、と

大島町長に対して非難囂々すが、平成3年以降、伊豆大島が大きな自然災害を

受けた記録はない。台風が近くを通ったことが何度もあるはずですが、それでもこれほどの大雨や

それによって、土砂崩れが起きた、という経験があるのならば、非難されるのは仕方が無いかもしれません。


また、これが台風ではなくて、東京湾を震源とする311クラスの大地震で津波が予想される、という状況だったならば、

これは2年半前に、日本人なら誰でも記憶している、あの恐ろしい津波の破壊力を予想できますから、


これもまた、当然避難命令を出す、というか住民が自主的に高台にある避難所に逃げるべきだったでしょう。

何でも「誰か」の責任にしたがる昨今の日本ですが、伊豆大島の住民とて、10年に一度の勢力の、強い台風が

接近していることは、NHKニュースなどを通じて知っていたはずで、それでも逃げなかったのは、

伊豆大島が、台風で大被害を受けたという経験が無かったからでしょう。


そんな中で真夜中に避難命令を発するかどうか。

過去の経験から判断することは、やむを得ないと思います。


要するに結果論です。


物凄い勢力の台風が来ることがわかっているのに、特別な指示を出さなかったのは、

例えば、東京本土の殆どの企業とて、同じです。

16日の通勤時間帯に首都圏が暴風雨圏に入ることは、気象庁が前日15日に臨時記者会見を開いて

極めてはっきり予測し、「不要な外出は避けて欲しい」とまで言っていました。

しかし、東京の会社の人事・総務・管理などの各部は特別の指示を出しませんでした。

それほど、強い台風なら、鉄道の運行に支障がでることや、暴風の中、ものが飛んで来るかも知れないから、

気象庁が「外出を控えろ」といっているのに、「何としても、会社に来い」というのは、

大袈裟に言えば「非人道的」な選択で、倫理的に非難されるべきです。

何も対策を講じなかったのは、明らかに怠慢です。犠牲者が出なかったのは、偶然です。

結果論で人を責めることは誰でも出来ます。卑怯だと思います。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2013.10.14

台風26号は大型で非常に勢力が強いので、無理に通勤通学するのは止めましょう。

◆日本人はこういうときに、妙にクソ真面目ですが。

16日(水)の朝、台風26号は房総半島をかすめるようなコースを通るのではないか、

西側のコースを進むと、上陸して東京のド真ん中を進むことになります。

いずれにせよ、16日は、気象庁の予想では、都心が暴風雨域に入る可能性がかなり高い。


どうしても16日に職場にいなければならないという方は、明日から、勤め先か、その至近距離の

何らかの宿泊施設に泊まる方が良いし、単なるサラリーマンや学生は無理して通勤通学しない方が良い

と思います。電車が混乱するから、と言う以上に本当に暴風雨域に入ったら、ものが飛んで来たりして危ないからです。


◆こういうときに平然を装うのが、悪い癖です。

311以降、会社では、帰れなくなったときの為の数日間の食料や水を備蓄したり

準備に余念がありません。それはそれでいいのですが、地震は起きるかどうか、わかりません。

一方台風は、衛星画像ではっきりと見えているし、進路も分かっている。かなりの確率で危険な状態に

陥ることが分かっているのに、なんとなく「そういうのをいちいち気にしないのが大人だ」とでも言いたげな

変な精神風土があります。


しかし、そんなに無理をして組織に忠誠を誓った所で、実は組織は全然感謝していません。

私の所属する部署は比較的年配が多いので、年に1人か2人、ガンや心臓発作で亡くなる人が出ます。

その度に本当に嫌になるのですが、最近の大人は「喪に服する」ということすらできず、

訃報が伝えられたその日のウチにアッというまに普段と同じように、軽口をたたきながら、ヘラヘラと

仕事をしている人間が大部分です。

サラリーマンなんて、自分が思っているほど、大事な存在ではない。

代替要員はいくらでもいるのです。会社なんて、命を危険に晒してまで行くところでは、ありません。


◆一昨年(地震の年)の東京に関していえば、台風の方が困りました。

誤解を避けるために念のため強調しますが、東日本大震災が起きた2011年の東京の話です。

地震が起きた日は、JRが早々と終日運休を決めたので、私は仕方なく、千代田区から杉並区まで

約14.5キロを歩きました。同じ年に台風が東京を直撃しました。


この時のほうが困りました。何しろ暴風雨の中歩いて帰ることはできません。

結局なんとか地下鉄を乗り継いで帰宅しましたが、久しぶりに内蔵が破裂するのではないか、

というほど、混みました。


◆結論:16日は無理だと思ったら、休みましょう。

ものすごく大変な思いをして通勤・通学をしたところで評価されるわけでもないし、

運悪く事故にまきこまれたり、遭難して死んでも組織は何とも思いません。

また、行きは良くても帰りに電車やバスが通っているか分からない。

日本気象協会の予報をみたら、今日(15日)は、早目に帰宅。16日の通勤・通学時は注意が必要、

と書いてありましたが、注意したところでどうなるか分かりません。

無理するのは止めましょう。

また、主婦の方は明日のウチに買い物その他、用事があるなら済ませておいた方がいい。

この方が現実的で、適切な提案だと思います。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2012.05.07

「関東で竜巻 1人死亡55人けが」「国内で最大級規模の竜巻か」←竜巻が福島第一を直撃したらどうなっていたか。

◆記事1:関東で竜巻 1人死亡55人けが(NHK 5月6日 23時15分)

6日午後、茨城県つくば市など関東の広い範囲で竜巻や落雷などによる被害が相次ぎ、

竜巻で住宅が倒壊して中学生1人が死亡したほか、落雷で1人が重体となっているなど55人がけがをしました。

この竜巻などで住宅の屋根が飛ばされるなど少なくとも490棟以上の住宅に被害が出ています。


6日午後1時前、茨城県つくば市で竜巻が発生し、北条地区を中心に市民からけが人や住宅の被害などの110番通報が相次ぎました。

警察などが調べた結果、竜巻でつくば市内の広い範囲で住宅の屋根が飛ばされたり車がなぎ倒されたりしていて、

少なくとも100棟以上の住宅に被害が出ています。

また消防によりますと、中学生1人が死亡したほか37人がけがをしました。

死亡したのは、つくば市北条の中学3年生、鈴木佳介(14)さんで、倒壊した一戸建ての自宅から見つかり、

病院に搬送されていたということです。

つくば市の北隣の筑西市の大関地区などでも竜巻の情報が入っていて、少なくとも24棟の住宅が被害を受けたということです。

さらに常陸大宮市の野田地区でも午後1時ごろ突風が吹き、1人がけがをしたほか、住宅4棟に被害が出ているということです。

このほか常総市で建物4棟が被害を受けたほか、ひたちなか市ではひょうが頭にあたり、73歳の男性が軽いけがをしました。

一方、栃木県真岡市と益子町などでも突風が吹き、真岡市の消防によりますと、

真岡市、益子町、茂木町の3つの市と町で9人がけがをしたほか、合わせて11人がけがをしました。

また、合わせて360棟以上の住宅などに被害が出ているということです。

さらに落雷の被害も出ていて、午後2時すぎ、埼玉県桶川市坂田にある犬を遊ばせるための民間の施設に落雷があり、

宮代町の関根順子さん(40)と長女で小学6年生の彩加さん(11)の2人が雷に打たれました。

2人は病院に運ばれて手当てを受けていますが、長女の彩加さんは意識がないということです。

また、近くに8歳の次女と関根さんの妹もいて、2人とも足のしびれを訴えていますが、けがの程度は軽いということです。

警察によりますと、関根さんたちは飼い犬を連れて施設に遊びに来ていたところ、

雨が降ってきたため敷地内の木の下で雨宿りをしていたということです。

このほか、群馬県富岡市でも物置のトタン屋根が強風で飛ばされ、70代の男性がけがをしました。


◆記事2:国内で最大級規模の竜巻か(NHK 5月6日 23時15分)

竜巻に詳しい防衛大学校の小林文明教授は「上空の寒気と強い日ざしで大気の状態が不安定になっていたのに加え、

強い南風が吹きつけたため、発達した積乱雲が神奈川県から茨城県、栃木県にかけてあちこちで発生し、

その結果、各地で竜巻が起きたと考えられる。被害の状況は車が横転したり、一部の家屋が跡形もなく壊れたりするなど激しく、

風速が70メートルを超えた可能性もあり、国内で起きた竜巻の中でも最大級の規模かもしれない。

ことしは今月に入っても寒い日が続き上空に寒気が入りやすくなっているため、

今後も日ざしが強くなると大気の状態が不安定になって竜巻が起こるおそれがあり、注意が必要だ」と話しています。


◆コメント:これほど広範囲に「竜巻」「突風」「落雷」で甚大な被害が生じているが首相官邸は動かない。

昨年の東日本大震災以降、特に意識するため、記憶に残るのだろうが、

例年とはことなる気象現象が続いている。

昨年は、台風が首都圏を直撃したり、

各地で豪雨による被害が生じた。


今年に入ってからは、例年から豪雪で知られる地域の人々が「生まれて初めて」

というほどの大雪が降り自衛隊が出動した。

ちょうど1ヶ月前、4月3日には、東北日本海側の低気圧が全国に25メートル級の

暴風をもたらした(因みに秒速28メートルが時速100キロである)。


今日は関東を中心として「竜巻」による大きな被害が出た。

今までにも日本で局地的に「突風」や「竜巻」や「落雷」の被害が出たことはあるが、

日本で「竜巻」が、これほど広い範囲に甚大な被害をもたらしたのは、初めてでは無いかと思う。


茨城県つくば市の、竜巻の直撃を受けた建造物の破壊され方は尋常ではない。


誤解を恐れずにいえば、あの写真だけを見せて、「昨年、東日本大震災の津波被害に遭った建物だ」

と人に言えば、そのまま信じるであろう。


ただごとではない。電力供給網がずたずたにされ、市民生活に大きな影響を与えている。

不安定な大気の状態は、深夜になってからは北海道で大規模停電をもたらしている。


ニュースを聞いていて、ふと、気がついたがこれに対して国(政府)は全く関心がないらしい。

首相や官房長官。今は、防災担当大臣という閣僚までいるのに、官邸で緊急会議が開かれたという

ニュースを聞いていないが、私が知らないだけであろうか?


◆竜巻が茨城県つくば市ではなくて、福島第一原発を襲ったらどうなったか?

福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールは補強工事をしていない。

一応冷却水は循環しているが、プールそのものが壊れたら、これまでの100倍の放射性物質が

環境にバラ撒かれて、東京も深刻な被曝から免れない、と言われている。

福島近辺で大規模余震が起きて、4号機がやられたら、日本はおしまいだ、

と、小出裕章京都大学原子炉実験所助教はなんども言っている。


もしも、今日の竜巻が茨城県ではなくて、その北に隣接している福島で発生し、

竜巻が福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールを直撃したら、どうなったか。

使用済み核燃料は、水に浸かっていればいいが、大気に剥き出しになったら、近くに人が寄ったら

殆ど即死するほどの放射能を発している。

その使用済み核燃料が竜巻に吸い上げられ、周辺に落下したらどうなるか?

原爆が投下されたようなもので、手の付けようが無い。大惨事などという

生ぬるい表現では、済まない。

このように考えると、今日の竜巻の発生場所によっては、日本は滅んでいたかも知れない。

それなのに、政府は全く動かず、それを問題視する声もない。

全然危機管理の「想定」がなっていない。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

2012.03.13

大地震でとりあえず生き残った後、どうするか。

◆やたら首都直下地震の可能性を喧伝する国とマスコミ。

「可能性」をつければ、今この瞬間私が震度7の激震に襲われる「可能性」を

ゼロと断定することは、出来ない。それは分かるが、先週、この報道の後、

あまり気持が良くないのは確かだ。

◆記事:都心部でも震度7の恐れ=地下構造を詳細調査―文科省など(時事通信 3月7日(水)12時31分配信)

文部科学省や東京大学地震研究所などの研究チームは7日、首都直下での発生が予想される東京湾北部地震が起きた際、

震度7の揺れが都心部を襲う可能性があると発表した。従来の想定最大震度は6強で、国の防災対策にも影響を与えそうだ。

東京湾北部地震は、国の中央防災会議が想定する首都直下地震の一つ。

陸のプレート(岩盤)とフィリピン海プレートの境界で発生するとされ、想定マグニチュード(M)は7.3。

都心部では最大震度6強の揺れになるとみられていた。

研究チームが首都圏の約300地点に地震計を設置し、地下のプレート構造を詳細に調べた結果、

両プレートの境界は同会議の想定よりも約5~10キロ浅いことが判明した。

地表により近い場所での発生が想定されるため、都心部での予想最大震度は6強から7に上がるという。

最悪の事態を想定するのは危機管理の基本であるから、

この発表自体は問題ではない(愉快な気分にはならないが)。

但し説明が不足している。

「震度7」は普通に考えると震度6よりもう一段階強い揺れ、と思うが、

そうではないそうだ。「震度」というスケールは「7」までしかない。

震度7は、本当は震度8とか9とか呼びたい揺れも全て含むのだそうだ。

つまり、震度6よりも強いのは、全部「震度7」で一体どれほどの揺れがくるのか

本当の所は誰にも分からない。


そして、政府の発表や、それを伝えるマスコミの無責任・不親切なところは、

震度7が起きたら、どうやって助かる確率を高くするか?という方策について

何も書かれていないことである。

よく調べればネット上には「サバイバル術」の情報があふれているが、

お年寄りなどネットに触れない人は検索しようが無いのだから、

本当にすさまじい地震が起きたら、どうすればいいのか、繰り返しテレビで

啓蒙するべきだと思う。

震度7はどこまで強い揺れが来るか分からない。

助かるかどうかは、運次第のような気もするが、
東京消防庁<安心・安全><地震に備えて>

は地震が起きたときのみならず、家具の転倒防止法についても家具、電子機器の種類ごとにまとめてあるので、

読んでプリントアウトしておくといいだろう

(まさか、地震が起きてからPCを立ち上げて読めばいい、なんてかんがえてませんよね?)。


◆もっと身近なこと。トイレ。

もしも、自宅にいるときに大地震が起きたなら、家族は基本的に一緒にいるし、

311以降なんだかんだ、食料とか水とか少しずつ蓄えている人もいるだろうが、

地震を恐れて、一生、家に閉じこもっているわけにはいかない。

ものすごい地震が起きたとき、阪神淡路では、8割は圧死だったそうだが、

その対策は前段の東京消防庁<安心・安全><地震に備えて>をご覧いただきたい。

私が心配なのは、エレベーターに閉じこめられた場合である。何時間も何日も閉じこめられた場合。

勿論、水・食料を摂らないと生きていけないが、より短期的には、人間は、食べられないよりも、

(尾籠な話で恐縮だが)出せない方が苦しいのである。電車が脱線しても屋外ならまだ、いざとなれば、

何とでもするが、一番ヤバいのは、エレベーターに閉じこめられた場合である。野郎(男)だけなら、

あのコンビニの袋を沢山普段もっていると、排泄物を入れるのに役立つそうだが、

混んだエレベーターの中に閉じこめられて、若いお嬢さんがいたりしたら悲劇だ。

以前からそれは、気になっていたが、何のことはない。

非常用エレベーターキットといって、トイレだけではない。女性が用を足すときに視界を遮断する

シートや、懐中電灯や、数日間閉じこめられる場合に備えて、水・食料、までセットになった、

エレベーター用防災キャビネット

がこれは、コクヨだが、他社からも既に発売されている。

しかし、このような箱が備え付けてあるエレベーターを見たことがない。

東京都の大きなビルや、駅や空港などあちこちに、AED(除細動器)が備え付けてある。

あれを見るたびに思うが、目の前で人が倒れて、日頃何も訓練を受けていない素人が

致死性不整脈(心室細動など)の患者を治療しようとするとは思えない。

ただ、役人が「AEDは配置しました」といいたいが為に設置した、如何にも官僚的形式主義だ。

あんなものを沢山置くぐらいなら、大きなビルの全てのエレベーターに「防災キャビネット」を備えることを

義務づけるとか、税金をそちらに投入するとか、何とかしろと言いたい。


◆思いつくまま。

素人なので網羅的に書けないが、普段自分が携帯しているもので、ご参考になれば。

●薬

ここで言うのは、継続的に服用しなければならない降圧剤とか糖尿病の人のインスリンとか

その類である。私は親譲りの本態性高血圧なので、1日一錠自宅で飲んでから出社するが、もし数日間閉じこめられ、

このような薬の服用を急に止めると、特に血圧などストレスで高くなるだろうから、危険である。

311以降は、5錠、つまり5日分ぐらい携帯している。

●水

何日も閉じこめられたら、本当は何リットルも必要な筈だが、重くて持てないから、

せめて500mlを(それでも重くなるが)1本持っている。

●食料

今の季節ならチョコレートが手っ取り早い。夏になると溶けてしまうから、カロリーメイトを

持って居ると、なんとなく気休めになる。

●小さい懐中電灯

なるべく単純なのがいい。単3電池1本使用のLEDライトは単三1本で六時間保つそうだ。

単三電池4本パックはコンビニで売っているから、あれを一つもっているとなおいい。

この類で、9灯LED ハンディーライト/懐中電灯もあるが、これは単四を3本入れる必要があり、

暗がりでは、面倒である。

Amazonで検索すると単四1本で2時間半というのもある。

2時間半は短いと言っても、単四なら8本パックでもさほどかさばらない。

狭い場所に大勢人がいて、真っ暗になると、人心が動揺する。

出来れば皆が、こういうものを持っていれば、一人に負担がかからず、交替で点灯すれば、常に何らかの灯りが灯る。

●消毒用アルコール

薬屋でラビネットPなど

売っているが、これは消毒用のエタノールに少し塩化ベンザルコニウム、つまり逆性石鹸が0.2%入っている。

しかし、こういうのを買わなくても、無印とか100円ショップで売っているスプレー瓶に

消毒用エタノールを言えるだけで十分である。あらゆる場面で、有用である。


◆非常時の走り方。

昨日の記事、「震災から1年」報道各社特集、強制的リマインダーとしては機能したであろう。の最後で、

「3月11日のマーラー」というNHKのドキュメンタリー番組のことを書いた。

そこで非常に参考になったのは、当時新日フィルのプレイヤーで一番、会場到着に困ったのが

ホルン奏者の大野さん(因みに大野さんは2005年、第74回、毎コンホルン部門優勝者)で、

どうしても電車が動かないので、新橋からすみだトリフォニーホールに徒歩で向かった。

その時に、子供の頃に入っていたボーイスカウトで教わった走り方が役に立った。

ずっと走ったら、どんなに遅くても体力を使い過ぎて、本番のステージで吹けなくなってしまうが、

単に歩いていたら遅すぎる。こういうときは、

40歩普通に歩く→40歩小走り→40歩普通に歩く→40歩小走り

を繰り返すのだそうだ。これだと普通に歩くより速いが、呼吸がゼイゼイと乱れるほどに

ならないのだそうだ。この方法は、非常時ではなくても使えるのではないか。

ホルン奏者に「走り方」まで教えて頂き恐縮である。


まるっきり、断片的な情報だが、多少なりともご参考になればと思い、記した。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面右下にボタンがあります。

|

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

2010年参議院選挙 | 2012年衆議院選挙 | 2013年6月都議会議員選挙 | 2013年参議院選挙 | 2014年2月東京都知事選挙 | 2014年衆院選 | ANA | BSE | EU | IT | JAL | LINE | NHK | SNS | TPP | Twitter | あまちゃん | いじめ | おすすめサイト | お祝い | お詫び | アイドル | アニメ・コミック | インターネット | インチキ更新 | インフルエンザ | ウィキリークス | エッセイ | オウム真理教問題 | オバマ政権批判 | オペラ | オリンピック | オーケストラ | クラシック | クラシック音楽 | クリスマス | クールビズ | コンクール | サヴァリッシュ先生 | ジャズ | スポーツ | セキュリティ | テレビ | テロリズム | デフレ | トヨタリコール問題 | トランペット | ニュース | ノロウイルス | ノーベル賞 | バレエ | パソコン | パラリンピック | ビデオ・ニュース・ドットコム | ピアノ・ピアニスト | ブログ | マスコミ批評 | メンタルヘルス | ヨーロッパ経済 | ヴァイオリン | 世界同時不況 | 中国 | 中東情勢 | 事業仕分け | 交通・運輸 | 企業 | 何でも直ぐに忘れる日本人 | 公的自殺制度 | 共謀罪 | 冠婚葬祭 | 冤罪 | 募金 | 北朝鮮 | 医療 | 協奏曲 | 原発 | 反論 | 受験・試験 | 口蹄疫 | 号外 | 司法 | 吹奏楽 | 国会・国会議員 | 国際法 | 在日米軍 | 地球温暖化 | 声楽 | 大阪 | 大阪府・大阪市 | 大飯原発 | 天体観測・天文学 | 子育て | 学問・資格 | 学童保育 | 宇宙 | 安倍政権批判 | 安倍晋三自民党総裁批判 | 室内楽 | 小出助教 | 小泉政権批判 | 尖閣諸島 | 市場介入 | 弔事 | 弦楽器 | 御愛読御礼 | 御礼 | 心と体 | 情報管理 | 愚痴 | 感染症 | 憲法改正 | 戦争 | 打楽器 | 政治 | 救命救急 | 教育 | 文房具 | 新年御挨拶 | 日本人の褒め下手 | 日記・コラム・つぶやき | 映画 | 映画・テレビ | 暴風・突風・竜巻・風水害 | 書評 | 木管楽器 | | 東北地方太平洋沖地震 | 東日本大震災 | 松本龍復興担当相 | 森麻季さん | 構造改革 | 橋下大阪市長 | 橋下市長・大阪市批判 | 欧州危機 | | 歌謡曲 | 歴史 | 母のガン闘病記録 | 民主党 | 民主党批判 | 気象現象 | 水野倫之解説委員 | 法律 | 消費税 | 為替 | 為替・株・債券市場 | 熱中症 | 牛肉放射能汚染 | 特定秘密保護法 | 犯罪 | 猛暑 | 環境保護団体 | 環境問題 | 皇室 | 社会福祉 | 福島原発 | 福田政権批判 | 私事 | 科学 | 税制 | 節電 | 紅白歌合戦 | 経済・政治・国際 | 翻訳 | 職業 | 臓器移植 | 自殺問題 | 自民党批判 | 自然災害 | 自衛隊海外派遣 | 航空機事故 | 芸術 | 菅直人政権 | 菅直人政権批判 | 被災地支援 | 裁判員制度 | 要人・国賓 | 訃報 | 認知症 | 認知症・アルツハイマー、痴呆 | 語学 | 選挙 | 郵政民営化 | 野田政権批判 | 金管楽器 | 金融危機 | 金融市場 | 金融政策 | 集団的自衛権 | 電力 | 電力不足 | 音楽 | 領土問題 | 鳩山政権批判 | 麻生政権批判