カテゴリー「福田政権批判」の記事

2011.05.26

<年金記録漏れ>全件照合、断念へ…厚労省検討←こういう時、「どうせ駄目だろうと思った」と言ってはいけません。

◆記事:<年金記録漏れ>全件照合、断念へ…厚労省検討(毎日新聞 5月26日(木)2時34分配信)

厚生労働省は25日、年金記録漏れ問題をめぐり、

コンピューター上の記録と7億2000万件の紙台帳の全件照合を断念する方向で検討に入った。

費用対効果を踏まえた判断で、65歳以上の厚生年金受給者分のみ照合を続ける意向を民主党側に伝えた。

しかし、全件照合は同党マニフェスト(政権公約)の柱で、党内から反発も出ており、調整が難航する可能性もある。

日本年金機構は昨年10月、持ち主が判明している6億件(約8700万人分)の紙台帳から照合を始め、

今年3月末で約220万人分の作業を終えた。11年度予算は736億円。

13年度までに全件を終える目標だが、総額で3000億円程度かかるとされる。

しかし、同機構の抽出調査によると、65歳未満や国民年金のみの加入者の場合、

照合して記録訂正をしても、死亡までの平均の年金増加額が500~3000円にとどまり、

1人分の照合費用約3400円を下回った。

一方、65歳以上の厚生年金受給者は、平均で生涯2万2000~7万円増加する。

このため、厚労省は65歳以上の厚生年金受給者分(2000万人)に限り、照合を続ける意向だ。


◆コメント:安倍晋三が2007年5月30日、「1年で全件照合する」と言ったのです。

この話は地震があろうがなかろうが、いずれ言い出すだろうと思ってました。

話が逸れますが、現在の福島原発の問題でも初期対応が遅れたのは誰の責任か、と

野党が与党を追及し、ネット上においても一般人もそれに乗じています。

無論、そういう歴史的検証はいずれ必要でしょうが、今はそれどころじゃないでしょう。

原子炉1号機の核燃料は、圧力容器も格納容器も突き破り、原子炉建屋の床に「あんパン状」に

なって、そこに水が少しある状態なのでは無いかと「言われている」けれども目視できてません。

つまり、核燃料が大気に直接触れている可能性もある。これにどのように対処するのかを

まず考えるべきで、「こうなったのはだれの所為だ?」を「今」話しても、放射能は消えない。

その意味では無駄な議論で、原発事故を政争の具としている。


話を元に戻すと、年金台帳の記録・保管が問題外なほど滅茶苦茶だ、と指摘したのは当時野党だった

民主党の長妻昭衆議院議員でした。


私の2007年12月11日の日記に書きましたが、

2007年5月30日、当時の安倍内閣総理大臣と野党・民主党、小沢一郎代表との

党首討論で、安倍晋三内閣総理大臣(当時)は、

宙に浮いた年金記録5000万件(JIRO注:これが、名義不明の全てではないのだが)を1年で照合する。

といいました。その年の9月安倍首相は辞任し、福田首相となり、翌2008年5月、

「照合が困難で、まだ、終了していない。」と言い、福田首相も1年で首相を辞め、

麻生首相となったのが、ちょうどリーマン・ショックが起きた頃、2008年9月でした。

2009年5月になってもやはり、「まだ、終わっていない」といいました。


この年、2009年8月30日の衆議院選挙で民主党が政権を獲ったのです。

今までは与党で、文句を言っていれば良かったけれども、与党になってしまったので

年金照合作業は民主党政権の仕事になりました。


だから、元来は自民党時代の監督不行届で、旧社会保険庁がデタラメな事務処理を何十年も続けて、

何が何だか訳が分からない状態になってしまったのですが、それは、原発問題と同じく、

問題の「本質」ではない。

問題は、日本国政府が(どの政党であろうが国民にとっては知ったこっちゃないのです)、

国民から、税金を徴収するのは絶対に漏らさない癖に、預かる方の年金はドンブリ勘定だったということです。

問題発覚後、民間の感覚ならば、社会保険庁は年中無休、不眠不休で照合作業を続けるべきですが、

どうせ、チンタラ、45分働いては15分休憩をとり、大量のパートを雇い、毎日夕方5時には帰っていたのでしょう。

そして、ずるずると照合に時間をかけ、やがて国民が、
もう、いいや。どうせ、駄目だろうと思っていた。

というのを厚労省も政府も期待していたことでしょう。

私は、きっとこの「断念」を言い出すだろうと危惧していましたが、地震騒ぎで国民は年金騒ぎを

全くではないでしょうが、「過去のこと」としてわすれつつあります。それが日本人の悪い癖です。

そして、「どうせ・・・」という妙に大人しい所も日本人の悪いところです。

今年は電力が足りないから、エアコンを使わずに扇風機にしてくれ、というと、

素直に従い、今年の扇風機の売上げは、例年の何倍だとかいっているでしょ?


国家権力からみれば、これほど御しやすい国民はないのです。


だから、年金照合断念に対しては、全国民が首相官邸でも厚労省でも民主党本部でもいいですから、

「絶対に断念するな」と猛烈に抗議しなければいけません。暴力は無論いけませんが、

言論で冷静に抗議するのは、納税者として、また年金受給権者として当然の権利です。


今一度繰り返します。

絶対に、「どうせ、こうなるだろうと思っていた」と言ってはいけません。

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2010.10.26

「首相 審判真摯に受け止める」←主権者は誰か。

◆記事:首相 審判真摯に受け止める(NHK 10月25日 20時2分)

菅総理大臣は、参議院予算委員会の集中審議で、衆議院北海道5区の補欠選挙で民主党の候補者が敗れたことについて、

「有権者の審判であり、しんしに厳粛に受け止めたい」と述べたうえで、民主党の小沢元代表の国会招致について

「小沢氏本人の意向も踏まえ、どういう形で説明するのが適切か、国会の場でしっかり議論させていただきたい」と述べました。

この中で菅総理大臣は、24日に投票が行われた衆議院北海道5区の補欠選挙で、民主党の候補者が敗れたことについて、

「有権者の審判であり、しんしに厳粛に受け止めたい。敗因として、候補者の知名度不足や厳しい経済への対応の不十分さもあるが

『政治とカネ』の問題も影響があったと見ることができる。そういうことをすべてしんしに受け止めて、今後の対応に当たりたい」と述べました。

そのうえで菅総理大臣は、小沢元代表の国会招致について「小沢氏自身が『国会の決定にはいつでも従う』と言っており、

小沢氏本人の意向も踏まえ、どういう場でどういう形で説明するのが適切かは国会の場でしっかり議論させていただきたい」と述べました。

また菅総理大臣は小沢氏に証人喚問に応じるよう指示すべきだと指摘されたことに対し、

「わたしがあらゆることを1人でやっているのではなく、それぞれの党のメンバーがどういう仕事をやっているか、中身で判断をいただきたい」

と答弁し、声を荒らげる場面もありました。(注:以下省略)


◆コメント:議会制民主主義なんですから、権力の正当性の根拠は国民の意思を反映しているということです。

ここ数年、毎年総理大臣が交替しているが、小泉の悪党は当然として、その後の安倍、福田、麻生、鳩山、菅、

を見ていると、やはり政治家になるような人間は神経の在処が違う、と思う。

別に褒めているわけではないが、普通の人間なら、これだけ毎日、マスコミを通じて国民に顔を見られて、

「バカだ、マヌケだ、無能だ、腰抜けだ」と書かれたり言われたりしたら、とっくに神経が参るはずである。

しかし、彼等を見ていると分かるとおり、誰もげっそり痩せ細ったり、眠れずに目の下にクマが出来ている事もない。

つまり、あれほど叩かれても、普通にメシが食えるし、眠れているのである。あまりの図々しさに感動する。


それはさておき、民主党政権がこれほど、ダメだとは、私も予想外であるけれど、

議会制民主主義である。権力の正当性の根拠は「国民の意思を反映している」ということによる。

つまり、今の政府は、どう見ても有能とは思えないが、この政党に権力を取らせたのは我々国民である。

今のような状況が予想できたら、投票しなかっただろうが、小泉以降、あまりにも日本がぶっ壊れてしまったので、

自民党はもうダメだ。民主党にやらせてみようと決断したのは(無論、民主党以外に投票した人、投票しなかった人もいるが)、

多数決の原理により、「国民の意思を反映している」ことになるのである。

確かに、尖閣諸島など実にみっともなかったし、菅政権をアホだ、無能だ、というのも

北朝鮮や中国じゃないから許されるが、全く他人事のように考えるのは正しくない。

主権者である我々国民に、先見の明がなかったのである(他に選択肢もなかったが)、ということは

自覚すべきである。

そして、何故民主党に政権を取らせたかというと、小泉が「自民党をぶっ壊す」と言いつつ、実は、

従来、平穏だった日本をぶっ壊し、一億総中流だったはずが、とんでもない格差社会となり、

弱者はとっとと野垂れ死んで下さい、というひどい世の中になったからである。

つまり溯れば、あのヘラヘラ小泉に絶対安定多数を取らせた2005年9月11日の「郵政民営化選挙」に於ける

投票において、有権者が致命的な判断ミスを犯したのである。

結果論ではない。

あの時私は、選挙前の1ヶ月、如何に小泉のいっていることが、いい加減か、ずっと書き続けた。

2005年8月9月の日記を読まれたい。

選挙の翌日、

2005年09月12日(月) 自民党歴史的勝利←国民の歴史的かつ致命的判断ミスですな。ココログ

と書いたら、物凄い嫌がらせが来た。

あの時、投票行動において選択を誤ったのが、そもそもの始まりである。

だから、現状を全て認めろとは言わないが、今のような日本になった責任の一端は、代議制民主主義の原理から言って、

我々有権者にもある、という認識を持つべきである。バカだ、無能だ、を繰り返しても、何も起きない。

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2010.07.21

「金賢姫元死刑囚 田口さん絶対生きている…長男らと面会」←拉致問題が解決しないのは我々有権者にも責任がある。

◆記事:金賢姫元死刑囚 田口さん絶対生きている…長男らと面会(7月20日22時8分配信 毎日新聞)

初来日した北朝鮮の元工作員、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚(48)が20日、拉致被害者の田口八重子さん

(行方不明時22歳)の長男、飯塚耕一郎さん(33)と兄で拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん(72)と、

長野県軽井沢町の鳩山由紀夫前首相の別荘で面会した。昨年3月に韓国で初めて会って以来の再会。

繁雄さんは会見で「金さんは改めて『(田口さんは)絶対生きている。そのうち帰ってくる』と言ってくれた。

大事な生き証人として今後も(交流を)つなげていきたい」と述べた。

耕一郎さんと繁雄さんによると、面会は午後3時45分から夕食をはさみ約2時間。

白いブラウスと黒のスラックス姿の金元死刑囚は、前回同様に健康そうだったが

「23年ぶりの国外に気持ちが高ぶって前夜は眠れなかった」と話し、少し疲れた様子だったという。

金元死刑囚は「この席に八重子さんがいたらどんなにいいか」と話し、さらに「八重子さんは帰ってくる」と繰り返し、

励ましたという。繁雄さんが持参した田口さんの兄弟らの写真を見て「目が八重子さんにそっくり」と目を真っ赤にする場面もあったという。

繁雄さんは「北朝鮮のやり方を知っている人がそうはっきり発言したことに、改めて強い期待を感じた」と語った。

耕一郎さんは「初めて会った時より大分穏やかな形で話ができた。今後も話をしながら交流を深めたい」と期待を込めた。

また金元死刑囚は北朝鮮との交渉について

「北朝鮮の意思を尊重した上で、プライドを傷つけないよう話をしていかないと解決にはつながらない」などと考えを語ったという。

(引用者注:以下省略)。


◆コメント:拉致問題が解決しないのは我々有権者にも責任がある。

金賢姫元死刑囚(このタイトル、何だか気に入らないので、以下本稿では「金賢姫元工作員」と記す)が20日早朝

来日して、向かった先は、鳩山由紀夫の軽井沢の別荘だという。あまりに広大な敷地で、門から屋内を見ることが

出来ず、報道陣をシャット・アウトするには、ちょうど良いらしい。鳩山由紀夫が初めて役に立った訳である。


そんなことはどうでも良い。

田口八重子さんの消息は無論重要だが、横田めぐみさんが無事なのかどうか、早く話せと言いたい。

無論、金元工作員が死刑判決後特赦を受けたのが20年前で、北朝鮮で最後に横田めぐみさんを見かけてから

あまりにも時間が経っているが、めぐみさんのご両親は、一秒でも早く話を聴きたいだろう。


日本政府は拉致問題を本気で解決する気があるのか、甚だ疑問である。

小泉の時に北朝鮮を訪問して5人が帰ってきて、それはそれで良かったが、あれを以て

はい、北朝鮮(による拉致)問題は、これで一応終わりで良いでしょ?

という態度に見える。

もっとはっきり書くならば、横田めぐみさんのご両親はご高齢なので、このままズルズルと問題を

解決するフリだけをしていれば、やがてご両親は他界するだろう。そうすれば政府にとって「五月蠅い」ことを

云う人がいなくなる。日本政府は、その時を待っているように見えるのは、私だけであろうか?


政府がそうなったのは、我々有権者にも責任がある。

先の参議院選挙で問題となったのは、要するに「消費税率の引き上げ」だけであった。

与党・民主党も、大きく議席を伸ばした自民党も、いきなり予想以上の議席を獲得した「みんなの党」も、

拉致問題解決を政策の重要課題として掲げていなかった。そして我々有権者はそれを問題視しなかった。

昨年、民主党が政権を獲ったとき、マニフェストに北朝鮮による日本人拉致問題の解決に関して、

確かにすこしばかり記述があったが、それで、政権を獲得したわけではない。

拉致問題とは、北朝鮮の拉致工作員が、日本国の主権を侵害して違法に我が国の領土に侵入し、我が国の

国民をさらっていった、というとんでもない話で、国連憲章など出来る前なら、それだけで日本が北朝鮮に

宣戦布告し、戦争になってもおかしくないほどの大問題なのに、あまりにも長い間事態が膠着したままのため、

日本国民は無関心になっている。

だから、どの政党も北朝鮮による日本人拉致問題の解決を政策の筆頭に掲げない。そうさせたのは我々の責任である。

拉致問題に重大な関心を持ち、この解決の為の具体策を提示出来ない政党には、票を投じない、という世論が形成されれば

政治家は動く。今は、何度も書くがその反対の状態で、有権者が無関心だから、政治家も「どうでも良い」と考えている。


横田めぐみさんのご両親の気持ちを想像する能力ぐらい、特に子供を持つ人なら、有るだろう。

横田さんご夫妻は、何十年も、いつ、めぐみさんから連絡があるか分からないからといって、外出もましてや旅行も

控えていたのである。悲惨すぎる。ひとごとだと思って、無関心でいてはいけないのだ。

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2010.05.02

来るべき参院選に関して、世間の関心が高い、といいますが、私は冷ややかです。

◆誰にも政権を安心して任せられないですね。

7月の参院選は世間の関心が高いというが、民主がダメだからといって、今自民に(政権を)もどしても、まともな奴が残っていない。

私は投票する先が無くて困っている、というのが現在の状況です。

あまり、政治を熱っぽく語る気力がありません。いつまでもウジウジ言うな、とお叱りを受けそうですが、

私は2005年9月11日の「郵政民営化選挙」の前に、さんざん、小泉政権のインチキを日記・ブログで書いたのですが、

小泉自民が大勝してしまいました。

あの時点で天下国家を論じる空しさを抱きました。

はっきり言って、その後は惰性で書いているようなものです。


◆2005年9月11日郵政民営化選挙が、日本がズタズタになる始まりでした。

2005年8月8日郵政民営化法案が参議院で否決されたら、小泉は衆議院を解散しました。この時点で解散権の濫用です。

一覧性が高いので敢えてウェブ日記 エンピツ、2005年8月記事見出し一覧をご覧下さい。

繰り返し、郵政民営化反対、小泉の政策の不備などを書いています。

2005年9月11日投票日ギリギリまで、書いたのです。2005年9月 の日記記事見出し一覧です。


ご覧の通り、2005年8月8日から、9月11日までずっと郵政民営化反対、小泉政権批判を書き続けましたが、

その間、反論のメール・コメントは一切ありませんでした。

ところが小泉自民党が圧勝した後、
2005年09月12日(月) 自民党歴史的勝利←国民の歴史的かつ致命的判断ミスですな。ココログ

書いたら、メールとブログのコメン蘭などですごい数の嫌がらせが来ました。

要するに、そういう連中は、投票日前の私のコメントには反論出来なかった癖に、小泉自民が絶対安定多数を獲得した、という結果論で

小泉は正しいと考えた訳です。世論と呼ばれるものの見識はその程度かと思い、心底落胆しました。

◆増税があるぞ、と書いてその通りになりましたが予測でも何でもありません。

特に、

2005年09月07日(水) 【衆院選】自民党が勝利すると、こういうことが起きる。ココログ

では、「『小泉首相の任期中は、消費税を上げない』2007年から上がる」と書きました。その通りになりました。

だから、後年、嫌味の記事を書きました。
2007年06月26日(火) 住民税が上がったと騒いでいるが、自民党は2005年衆院選で「2007年に増税する」と公約に掲げていたのです。ココログ

これを読んで、「2005年衆院選の時点で2007年の増税を予測している人がいる。すごい」と自分のブログに書いている方がいましたが、

予測じゃなくて、2005年から自民党は公約に載せていたのです。いまだに、掲げてある。
「自民党 政権公約2005 120の約束」

その中に、
009. 歳出・歳入一体の財政構造改革を実現 税制の抜本的改革 税制の「抜本的改革

と書かれている。税制の「抜本的改革」といったら増税に決まっている。減税なら「減税」と書きますよ。

その方が票が取れるに決まっているのだから。


◆5年も前のことを、と言われそうですが・・・。

8年間日記を書いてますが、この時ほど本気で政治的主張を訴えたことはなかったのです。

しかし、大メディアではないから当然なのですが、読む人も全体から見ればほんの一部で、

全く報われず、後になって「だからいわんこっちゃない」という日本になったじゃないか、と言う気分です。

今度の参院選に関しては、「勝手にしろ」という投げやりな気分になってます。

そのように書くと「そこで思考停止してはお仕舞いだ」とか、言われそうですが、2005年の悔しさから立ち直れていません。


◆民主党の最大の失敗は何か。

民主党がこれほど無能だとは思いませんでしたが、民主党の最大の失敗は、

普天間問題でも、官僚排除でもなく、もっと根源的なこと。つまり、

「岩國哲人元衆議院議員を重用しなかったこと」です。

元メリルリンチ上級副社長から、故郷の出雲市長になって、110の公約を1年で全て実行した人。

あの人が全ての国会議員で一番優秀でした。わたしは、岩國さんに総理になって欲しかった。

岩國さんの話は、後から言っているのではありません。5年前、私は、

2005年09月03日(土) 「お前はどこの政党の誰を支持するのだ」とのお訊ねがありましたので(既に書いてるんですが)。ココログ

で、「岩國哲人氏が民主党党首となり、民主党が政権を取るのが理想です。」

と書きました。今や実現不可能ですが、その「思い」は残っている。無念です。

私が日記・ブログに書いていることは年の割に青臭く、幼稚です。知識も思考力も足りない。

今年50になる男の日記としてはお粗末そのものですが、毎日これだけ書くのは大変なんです。

自分でゼロから意見を構築するのはしんどいです。これを読んで、反論したり、論理の破綻を見出して茶化すのは比較的簡単です。

勿論、反論するな、とは云いませんが、何だかんだ人のブログにケチを付ける前に、私と同じようなテーマで、

自分の意見を毎日、8年間、書いて見ろ。と言いたくなったことが今までに何度もあります。

何だか、何について書いているのか、不明瞭になってきましたが、

要するに、最近、以前に比べると、天下国家を真正面から論ずる事が減っていることは自分でも自覚していて、

それは書き始めた頃よりも年を取った所為(その間ずっとうつ病ですし)もありますが、2005年9月の衆院選以降、

実は、既に天下国家を論ずる空しさを感じていた、というその空しさが段々大きくなっているという、

謂わば、本日は「言い訳記事」です。

お目汚しで申し訳ありません。

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2009.12.31

【御愛読御礼】本年も駄文を御愛読頂き、誠にありがとうございました。

◆今年は怠けてしまいまして・・・。

いつも、拙日記・ブログを御愛読頂きまして、ありがとうございます。

また、あっと言う間に一年経ってしまいましたね。


たった今調べてみたのですが、昨年、2008年は、エンピツの目次ページベースで数えますと、

359本の記事を書いておりますが、今年は、前回(12月29日付)までで、350本しか書いておりません。

2007年以前を数えると怖いので(笑)、数えておりませんが、多分毎年少しずつ減っているのではないか、

と思います。昨夜もサボってしまいましたが、実は昨日が私は仕事納めでしたので、

年末年始無関係に働いておられる方が大勢おられることは、勿論認識しておりますが、

個人的に、非常な開放感がありまして、遊んでしまいました。

即ち、夜、テレビで「男はつらいよ」第25作を見まして(何故、第25作かというと、多分、マドンナが、

今年亡くなられた大原麗子さんだからだと思います)、その後、一昨日テレビで途中から見て非常に興味を持った

「旧友再開--出演:梅宮辰夫 立花隆」という番組を、NHKオンデマンドという

ネット配信で見たりしておりました。そのうちに眠くなり、寝てしまいました。失礼しました。


話が逸れますけれども「旧友再開--出演:梅宮辰夫 立花隆」は、リンク先に表示されていますが、

総合テレビ 1月3日(日)午前2:00~2:45に再放送の予定だそうです。好き好きですが、

私は、ご覧になることをお奨めします。

「文藝春秋」に「田中角栄研究」という記事を載せ、金脈政治を一人で暴き、

故・田中角栄元首相を、結果的には辞任に追い込んだ、ジャーナリストの立花隆氏と、

ヤクザ映画「仁義なき戦い」を真っ先に連想する(私は、です)俳優の梅宮辰夫氏。


あまりにも別世界の人なのに、なんと、番組紹介ページによると、

実は、戦後まもない茨城県水戸市で6年間、同じ町内に住み、同じ小・中学校に通い、同じ陸上部で汗を流し

ていたそうです。当時から仲が良かったようです。55年ぶりの再会。あまり書くとネタバレになりますが、

一点だけ。驚くべき事に、と書いては本当は失礼なのですが、二人が所属していた陸上部の顧問の先生が

まだ、ご健在なんです。立花・梅宮両氏が、グラウンドを訪ねたら、ひと目で先生は二人とわかり、

「梅宮、お前は・・・」「立花。お前は・・・」(これ以上書きませんが、褒めるんです。このあと)

とかおっしゃるのですね。


しかし、何が微笑ましいって、あまりにも別の世界を歩んできたかつての同級生が55年ぶりに会った

というのに、実に、気が合うんです(失礼だけど、合いそうに無いでしょ?)。

まあ、この辺にしておきましょう(笑)


◆すっかり話が逸れてしまいましたが、御愛読御礼です。

今年は、どうも去年よりも体調が悪い(因みに私の場合「体調」とはうつ病の状態、ということです)

ことが多く、サボり気味になりました。とは言っても主治医の先生によれば、非常に緩慢なペースで

治っているようですので、このまま、ガタガタっとなることは、まずありません。

個人的な話が続いて恐縮ですが、愚息が高校三年でして、つまり受験生なのですが、

私が客観的に観察するかぎり、どう考えても現役で、ある程度の大学に合格するのは無理で、

浪人必至です。しかし、私も浪人しましたし、こういうことは、オヤジが怒鳴っても、本人が

「危機感」を持たないと、結局、どうにもなりませんので、「勉強しなくて良い」とはさすがに言いませんが

静観しております。

今と昔では事情が違うでしょうし、私の場合は、たまたま運が良かったのですが、浪人したが為に、

今月他界された、平山郁夫先生にお目にかかることが出来ました。
2009年12月02日(水) 平山郁夫画伯、ご逝去。30年前に予備校で「特別講座」を拝聴しました。ココログ

何が幸いするか、わかりませんから、まあ、仕方がないか、と。

但し、浪人したら、1年後の今頃、「今度落ちたら・・・」ですから、当分安心できません。

来年はそれを(絶えず、頭の片隅で心配するであろうことを)覚悟しなければなりせんが、仕方ないですね。


◆天下国家を論じるには、あまりにも頼りないというか・・・・。

自分のことは、なかなか客観視出来ませんので、ひと様が、弊日記にたいしてどのように

お感じか、分かりませんが、自分としては「JIROの独断的日記」が時事問題、天下国家を論じる

(出来は悪いですが)日記として、勢いを持っていたのは、小泉政権、安倍政権の頃だったか、

と感じます。小泉の郵政民営化選挙はあまりにも詐欺的だったし、竹中の経済政策も誤っていた。

格差社会の元凶です。

また、小泉元首相は、ブッシュ前大統領の「下僕」のようで、明らかに国際法的にも人道的にも間違っているイラク戦争を支持し、

自衛隊をイラクに派遣(何十回も書いたので詳しく書きませんが、私は違憲だと考えています)を実行した

(他にいくらでも書くことありますが省略します)。


安倍政権は1年の短命(その後も、短命政権が続きましたが)政権でしたが、

小泉時代の「郵政民営化選挙」で得た、絶対安定多数をいいことに、国民投票法案や

憲法の付属法といわれる教育基本法改正法案を、強行採決しました。

特に国民投票法案は、要するに憲法第9条を変更(一般的に、マスコミは「改正」とかきますが、

「改正」とは、読んで字の如く「正しく改める」ことをいうのです)して、

日本を再び「戦争が出来る国」にしようと本気で考えていました。

ですから、私は、市井の一個人がこんなところでいくらかいても、世の中の及ぼす影響など

皆無であることなど、当然分かっていますが、「書かないではいられなかった」のです。


その後、福田、麻生の両元首相は、確かに積極的に評価は出来なかったけれど、元凶は、

自民党をぶっ壊すといいながら、「日本をぶっ壊し」た小泉純一郎にあるわけで、

二人はその失敗の「残務処理」が出来なかった。出来なかったのは無能だけど、もともとぶっ壊した奴が

一番悪いので、小泉時代ほど、本気で批判する気がおきませんでした。


麻生前首相は、失言が多いとか漢字が読めないとか、要するに無策であるという批判の集中砲火を

浴びましたが、如何にも、首相になったタイミングが、運が、悪かった。

麻生太郎内閣総理大臣が誕生する前の週(2008年9月15日)に、リーマン・ブラザーズが破綻し、

それ以来、世界中の景気が、今生きている人々が、かつて見たことのないような勢いで後退しました。

リーマンショック後の景気後退は、仮に他の誰が首相になったとしても、

絶対に食い止められなかったと思います。それは、間違いないです。

そして、景気が急激に悪化しているときに、支持率が上昇する政権(内閣)は、

原則的に、ありません。だから、私は、小泉のときほど本格的に

「麻生批判」を書く気になりませんでした。書いても仕方がない、という状態でした。


◆政権交代は果たしたものの、民主党は、何が何だか分からない。

鳩山首相は、母親からカネを貰ったとかなんとか、どうでも良いことで騒がれています。

唯一、無理矢理褒めるなら「正直」ということでしょうか。

しかし、あの人の「無表情」や彼が育った恵まれた環境を考慮すると、

彼は「人が経済的に困窮する」、ということが本当に理解出来ると、到底思えません。


また、民需がだめなら、財政がたとえ、一時悪化しても、国が需要を創出すべきなのに、

事業仕分けに夢中になっているのが、鳩山首相が率いる民主党です。

そんなに無駄を省くというのなら、まず民主党議員は全員、ボーナスや文書交通費を返上する

というぐらい、率先垂範するべきだと思いますが、自分たちのおカネが減らされるのは嫌だ、

というのだから、話にならない。真面目に叩く気になりません。


◆音楽記事が多いことに関して。

「JIROの独断的日記」は、二箇所に載っています。そもそも書き始めたのは、

ウェブ日記エンピツです。2002年4月に書き始めましたが、

当時の日本では、まだ、「ブログ」という言葉すら殆ど知られていなかったと思います。

私の印象では、2003年頃から流行り始め、やがて爆発的に「ブロガー」が増えました。

そこで、私も使ってみたくなり、2004年にJIROの独断的日記ココログ版を開きました。


言うまでも無く、ブログは何を書こうが自由で、カテゴリーすら自分で「創る」ことが可能です。

ところが、エンピツでは、登録時、得票ランキングに参加したければ、

予め用意されたこれらの「ジャンル」からどれか選ばなければなりません。

音楽というジャンルもありますが、わざわざ読む人が少ない。

それに最初は、これほど音楽記事を書くことになり、しかもそれが喜んで頂けると思わなかったので、

時事・社会のジャンルに登録してあるのです。

複数のアカウントを開くためには今は有料版しかありませんので、おカネが要ります。

まあ、それは永久会員登録しても数千円ですけど、完全に別のアドレスになります。

普段、時事問題を読んで下さっている方で、今まで音楽にあまり関心が無かった、という方にも

クラシック音楽を、紹介したい。そのためには、「いつもと同じアドレスに」音楽記事が載っていなければなりません。

音楽記事をエンピツの時事・社会に書くのは、そういう事情があります。


◆書き続けられるのは、読者の皆様のおかげです。

エンピツに登録した当初は、何を書いたらよいか分からず、身辺雑記みたいな下らんことばかりで、

しかもサボることが多かったのですが、兎にも角にも7年8ヶ月、止めずに書いています。

さきほど、総記事数をエンピツの最初から数えたら、前回までで、2,570本でした。

この記事が、「第2,571号」です。これは驚異的で、私は子供の頃から、

あの紙の日記、「当用日記」が一週間続いたことがないのです。何度やっても三日坊主でした。

ですから、途中サボりながらも7年8ヶ月書き続けているのは、私としては奇跡的なことです。


理由は簡単で、「読んで下さる方がいらっしゃるから」です。それ以外にありません。

手前味噌になりますが、先日、ある読者の方から、大変嬉しいお便り(メール)を頂きました。

転載のお許しを得ていないので、要旨を書かせて頂きますと、

今年は忘れがたい年になった。たまたま、JIROの独断的日記を読み、音楽に興味を持った。

紹介されている曲を聴いているうちに、音楽にもっと深くかかわりたいと思うようになり、

6月からピアノを習い始めた(JIRO注:大人の方です)。今、モーツァルトをさらっていて、

大変楽しい。

との非常にご丁寧なメールでこちらが恐縮しました。

皆さんが想像なさるほど、メールを頂戴することはありませんし、勿論、

仲には嫌がらせもありまして、
お前の日記は、他人を口汚く罵り、何かと言えばうつ病自慢、自殺未遂自慢だ。

死に損ないとして生き恥をさらしているくせに、本当に自己愛の強い異常なやつだな。

というような、これも原文そのままではありませんが、殆どこの調子でして、こういうのは、

何度も来たことがあります。


しかし、やはり、励まして頂いたことの方が遙かに多いですし、読んで頂けるだけでも有難い。

図々しく「是非、エンピツの投票ボタンをクリックしてください」などとお願いしておりまして、

皆様面倒臭いだろうと思いますが、お時間を割いてクリックして下さる、

という事実が、本当に美辞麗句ではなく、書き続ける原動力になっています。
皆様、本年も、「JIROの独断的日記」を御愛読頂きありがとうございました。

来年も、浅学にして非才、また、野卑極まりない言辞を弄することがあるかと思いますが、

拙日記・ブログにお付き合い頂きますようお願い申し上げます。

どうか、皆様、ご家族の皆様共に、

よいお年をお迎えください。

本年は、これにて失礼をいたします。

【読者の皆様にお願い】

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2008.09.02

【福田首相辞任】いくら何でも、今度は解散総選挙すべきではないでしょうか。

◆今の衆議院の議席は、「郵政民営化選挙」で獲得した議席ですから。

2005年9月11日の所謂「郵政民営化選挙」で、与党が大勝し、衆議院定数480議席のうち、自民党単独で304議席。

連立を組んでいる公明党が31議席を獲得したので、連立与党としては480議席中、335議席。82パーセントを獲得しています。

あの時、小泉首相(当時)は「これは郵政民営化の是非だけを問う選挙だ」といいました。

したがって、与党の絶対安定多数は、郵政民営化に対する、民意の表明であると考えられます

もっとも、議席数と得票数は同じではない。小選挙区制の制度上の欠点として、死票が多くなることがあります。


しかし、とにかく、今の自民党の安泰ぶりは郵政民営化に対して与えられたものです。


◆その後、自民党は随分とあくどいことをやっていますが、民意を問うていません。

あくどいこと、でまず思い浮かぶのは、2005年9月の時点では、郵政民営化に反対した「郵政民営化造反議員」を

安倍内閣の2006年、復党させたことです。

復党する国会議員も議員です。「郵政民営化反対」だというから、有権者が投票したのに、

復党したいが為に、再投票で「郵政民営化賛成」に投票しました。

反対したのは平沼赳夫議員だけでした。

有権者にウソをついたのです。また、自民党は数を増やしたいが為に、造反議員たちに、

「郵政民営化賛成」投票を強要し、復党願と「反省文」を提出させました。

有権者を裏切ることを強制した、ということです。


私は、この時点で、衆議院を再び解散して総選挙すべきだ、と書きました。

2006年11月28日(火)郵政造反組復党を許可するなら、衆議院を解散するべきであるココログはこちら)。

しかし、結局、うやむやになりました。


◆昨年(2007年5月)日本国憲法の改正手続に関する法律案が強行採決されました。

昨年、2007年5月14日、憲法改正を「公約」に掲げていた安倍晋三前首相のもと、日本国憲法の改正手続に関する法律案が参議院で強行採決されました。

衆参両議院において過半数を占めていた与党が力ずくで決めたのですが、

衆議院の多数は、何度も書きますが、「郵政民営化」に対して与えられた絶対安定多数であり、

憲法改正の手続きに関する法案の強行採決には反対だった有権者も多かった筈。

それなのに、やってしまいました。

ここでも私は、それならば、衆議院解散・総選挙で民意を問うべきだ、と書きました。

2007年05月14日(月) 連立与党は「郵政民営化」選挙で衆議院の多数党となったのだから、国民投票法案に関して衆議院を解散して民意を問うべきだココログはこちら)。

しかし、安倍・前首相は解散しませんでした。

これではファシズムです。


◆福田首相は何も出来ず混乱したまま、職務を放り出しました。

福田首相は、積極的に悪事を働いてはいない。敢えて言えば租税特別措置法を衆議院再可決したため、

一旦廃止になった暫定税率が復活し、一旦安くなったガソリンが、また高くなり、原油高(これは福田さんの責任ではないが)、

が追い討ちをかけ、国民の生活に影響を及ぼしていること。

原油高により物価は上昇しているのに、個人消費は落ち込み景気後退期に入ってしまったのに、

何ら経済対策を実行しなかったこと。

名義不明の年金の照合が一向に進展しないこと。

これらの問題を抱えているのに、急に職務を放棄したこと。これが最大の責任です。

今の衆議院の議席は「郵政民営化選挙」によって得た議席。あれから有権者の与党に対する

見方は大分変わったはずです。党内でだれが内閣総理大臣になるか、椅子取りごっこをしていないで、

そもそも自民党(ないしは、自公連立与党)を有権者がどのように評価しているか、

審判を受けるべきです。

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2008.07.02

「日経平均、43年ぶり10日連続の下落…買い戻す勢いなく」←単純化して述べるなら、サブプライム問題と原油高が原因です。

◆記事:日経平均、43年ぶり10日連続の下落…買い戻す勢いなく(7月2日15時15分配信 読売新聞)

2日の東京株式市場はほぼ全面安の展開となり、日経平均株価(225種)は43年4か月ぶりに10営業日連続で下落した。

原油高などの影響で日本経済の先行き不安が強まり、市場に買い戻す勢いがないためだ。

2日の日経平均は前日比176円83銭安の1万3286円37銭となり、10日間の下げ幅は1166円になった。

株式相場は通常なら、株価が下落しても、割安感が出て数日以内に買い戻しが入る。10日も下がり続けるのは、

1990年代のバブル崩壊や、昨年の米低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」問題による混乱時にもなかった異常な現象だ。

今回は7円安が2度あるなど、じりじりと値を下げている。ニューヨーク市場で原油相場が1バレル=140ドル台に突入する一方、

為替相場は円高基調で推移しており、日本経済の閉塞(へいそく)感が市場で徐々に広がっていることが背景にある。

43年前は、「オリンピック景気」と「いざなぎ景気」に挟まれた「(昭和)40年不況」と呼ばれた時期で、

経営危機に陥った山一証券に「日銀特融」が行われるなど、経済情勢は暗かった。

足元の景気も後退懸念が強まっており、株価の下落は危険信号と言えそうだ。


◆コメント:状況が変化していないから、経済の実体が悪化し続けるのは、ある意味当然なのだが・・・。

確かにこれほど、株価が下がり続けるのを見たことがない。

記事にも書かれているとおり、下げが続けば「値頃感」からの買いが出るのが普通である。

出てはいるのだが、終値が、前日の終値よりも低いと「続落(ぞくらく)」という。10日続落は不気味だ。

原因を単純化すれば、アメリカの低所得者向けの住宅ローン、「サブプライムローン」が不良債権化していること。

住宅ローンを借りているアメリカの低所得者層は、所得水準に鑑み分不相応な住宅を購入していた。

住宅価格が上がり続けている間は、返せなくなったら、家を売れば返せますよ。と言われてローンを借りたのだが、

アメリカでバブルがはじけて住宅価格が下がっているため、それが不可能になった。

借りているカネを返すために、アメリカの家計は消費を減らすであろう。

すると、アメリカの景気が悪化する。アメリカは世界最大の消費国だから、ここで、モノやサービスが売れなくなると、

例えば日本の自動車も売れなくなる。日本ばかりではない。世界の経済が影響を受ける。

この為日本の輸出関連株を中心に株が売られる状況が続くだろう。


もう一つは、世界の投資家のカネを集めて株や、債権や、商品市場で運用するファンド、と呼ばれる連中が、投機の対象として、

原油価格を吊り上げている。このため、日本よりは安いけれど、アメリカでも原油価格が高騰している。

すると、車社会のアメリカ人がクルマに乗らなくなる。ガソリンが売れない。クルマを買い替える人も減る。

原油高がサブプライムローン問題にとどめを刺すように、米国経済にブレーキをかけている。


◆スタグフレーションの可能性

スタグフレーションというのは、物価は上昇しているのに、景気が後退している状態です。

普通、物価が上昇しているときは、経済活動も拡大しているのです。

しかし、今の日本では、先日、「27日(金)に発表された経済指標は、悪いですね。景気後退ギリギリです。」

で書いたように、家計は消費を抑制していると同時に、原油高・原材料高が原因で消費者物価指数は8ヶ月連続して上昇している。

物価が上昇するのはインフレーションといいますね。スタグフレーションとはstagnation(停滞)という言葉とインフレーションの合成語です。

日本はこれに入りつつある。景気は後退している。企業は儲からない、給料は増えないのに、物価は上がる。

当然、生活は厳しくなります。

今日、驚いたのは、この43年ぶりの「10日連続の株価続落」に対して政府が何にも緊急声明を出さなかったことです。

声明を発表すれば株価が戻る、という訳ではありませんが、政府の危機感の無さが端的に表れています。

7月7日からの洞爺湖サミットで、それどころじゃないのでしょうが、この福田政権というのは、本当に無策ですね。

前の安倍政権の時には、教育基本法や国民投票法案を強行採決する、などの暴挙が目立ちました。

いわば、「何をしたらいけないのか、分かっていない政権」でした。

皮肉なことに今の福田政権は「何をしたらいいのか分からない政権」のようです。

株価はまだまだ、下がるかもしれません。小泉政権のときには7,000円台にまで下がったことがあるのをお忘れなく。

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2008.06.17

日本にも、昨日書いた中国のような医療崩壊寸前地区があります。よろしければ署名を。

◆病腎移植を巡る攻防。

腎臓病を患うと人工透析を受けるが、あれは大変な負担なのである。

私の職場にもいるが、週3回、会社を早退し、3時間か4時間の透析を受けなければならない。

「透析を受け続ければ、問題ないんだろ?」

と考える人が多いが大間違いで、とにかく気の毒なのは、食餌制限である。

塩分は控えねばならない。腎臓の機能が弱っていて、尿がよくでないから、

酷暑の日でも水分をがぶがぶと思い切り飲むことが出来ない。

タンパク質の取りすぎも(原理は知らないが)腎臓に悪い。焼き肉なんか沢山食えない。

更に、腎臓は血液中の電解質のバランスを保つ機能を持っているが、それが出来ない。

腎臓病患者にとり、電解質バランスが崩れるのは命取りである。

だから、カリウムなどを多量に含む果物もあまり食べられない。例えばバナナはカリウムを多く含むので、

大量に食べたら高カリウム血症になり、極端な場合、命が危ない。

こんな調子だから、長期の旅行も出来ない。美味いものを腹一杯食うことも出来ない。


あなたの学校や職場に腎臓病の人がいたら、「どこそこの店の料理が実にうまかった」

などという話は、その人の前でするものではない。残酷だ。


◆透析患者が苦痛から逃れるためには移植しかないが、提供者が実に少ないのである。

透析患者が毎週何度も透析に通わず、健康な頃と近いような生活を営む為には、

腎臓移植を受けるしかない。ところが日本では、生体腎移植も死体腎移植もドナー(提供者)が極めて少ない。

因みに透析の患者と移植を受けた患者の平均余命はこれほど違うのである。

年齢    血液透析(平均生存年数)   腎移植(平均生存年数)

15歳~19歳  男 24.8年 女 24.6年   男 46.1年 女 47.0年

20歳~24歳  男 21.5年 女 21,6年   男 41.9年 女 43.0年

25歳~29歳  男 18.5年 女 18.9年   男 37.6年 女 38.9年

30歳~34歳  男 15.5年 女 16.3年   男 33.3年 女 34.7年

35歳~39歳  男 13.0年 女 13.8年   男 29.2年 女 30.9年

40歳~44歳  男 10.8年 女 11.8年   男 25.3年 女 27.3年

45歳~49歳  男  9.0年  女  9.9年    男 21.8年 女 23.8年

そこで、宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師らは病気で取り出した腎臓を、移植する手術を行った。

移植を受けた患者は皆、「病腎移植」でも経過は良好で、誰一人万波医師を訴えていないのに、日本移植学会はムキになって

病腎移植に反対した。

反対している日本の学会とは裏腹に、万波医師らの病腎移植についての論文は、

アメリカ移植学会(ASTS=American Society of Transplant Surgeons)から高い評価を受けた。

その話は、昨年11月に書いた

万波医師らの論文は最も優れた論文10本に含まれたのだ。


それにも関わらず、リンク先の記事を読んで頂くとわかるが、日本の移植学会は、万波医師らの所属する宇和島徳洲会病院での

腎臓移植は全て不適切と決めつけたのみならず、何と、今年2月、万波医師の保険医登録の取り消しと、

同病院と万波医師の前任地だった市立宇和島病院の保険医療機関指定を取り消す方針を固めた。
◆記事:病気腎移植:万波医師、保険医取り消しへ 勤務先2病院も処分--厚労省(毎日新聞 2008.02.13)

愛媛県宇和島市の宇和島徳洲会病院の万波(まんなみ)誠医師(67)らによる病気腎移植問題に関連し、

厚生労働省は、万波医師の保険医登録の取り消しと、同病院と万波医師の前任地だった市立宇和島病院の保険医療機関指定を取り消す方針を固めた。

監査の結果、診療報酬の不正請求などが確認されたため。

これがどれほど無茶苦茶な行政処分かわかるでしょう?

私はそうは思わないが(万波医師の移植を受けた患者で万波医師を訴えている人は一人もいない)、

百歩譲って万波医師の手術に問題があったとしても、彼が属していた病院全体を保健医療機関指定から取り消すとはどういうことか。

腎臓病と関係のない患者まで、宇和島病院の外来治療を受けたり、入院している患者は全額自己負担になるのだ。

昨日の記事に書いた中国の医療体制と同じことになるのだ。治療費を払えなくて、治療を諦めざるを得ない人が必ず出る。

こんなことが、わが国であっていいのか。厚労省の決定に正当性は全く認められない。


◆処分は実行されていないので、保健指定取消の取消を求める署名運動が続いている。

署名の用紙は、宇和島徳州会病院のサイトから署名用紙印刷して署名し、郵送する。

宛先は、

798-0003

愛媛県宇和島市住吉町2-6-24

宇和島徳洲会病院患者の会 事務局 池田 宛

とのこと。

改めて書くまでもないが、こういうことは、勿論、各自の自由意思で決定されるべきことだが、

私は、署名を10人分集めました。明日(17日)送ります。

厚労省の宇和島病院に対する処置は絶対許せない。病腎移植は移植の先進国アメリカですら評価されている。

それを、前例がないことはダメ、と言いたげな移植学会と厚労省が、スクラムを組んで邪魔をしている。

そして、あろうことか、全然関係の無い患者まで、医療保険が使えないようにする、という、

陰湿な「おしおき」をしようという。こんなことを一度認めたら、大変なことになる。

後は、読者諸氏のご判断にお任せする。

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2008.06.12

「<福田首相>民主党など提出の問責決議、参院で可決 史上初めて」←野党がやってみたかっただけでしょ?

◆記事:<福田首相>民主党など提出の問責決議、参院で可決 史上初めて(6月11日17時13分配信 毎日新聞)

民主、社民、国民新3党は11日午後、福田康夫首相に対する問責決議案を参院に提出。

同日夕、3党などの賛成多数で可決した。参議院での首相問責決議案の可決は史上初。

後期高齢者医療制度の廃止要求に政府・与党が応じないことが主な提案理由。

宙に浮いた年金、道路特定財源、防衛省不祥事など今国会での争点も総括し、福田政権の責任を問うた。

与党による反対討論、民主党の賛成討論などを経て採決は記名投票で行われた。


◆コメント:問責決議に法的な拘束力は無いのです。

 これが衆議院なら、内閣不信任決議に相当しますね。しかし、全然法的な効果が違うのです。

衆議院で内閣不信任決議案を可決したら、どうしなければいけないか。これは日本国憲法に書いてあります。

第六十九条  内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。

解説するまでもないですね。不信任決議案が可決したときは、1.衆議院解散、2.内閣総辞職のいずれかを行わなければならないのです。

参議院には、内閣不信任決議がないから、問責決議をしたわけですが、衆議院と異なり、規定がありません。文字通り「責任を問う」決議だ、というだけです。

毎日新聞の記事には、「史上初」と、すごいことのように書いてありますが、昨年の参議院選挙で野党が過半数を得るまでは、

ずっと与党が、参議院でも過半数を占めていたのですから、問責決議などの動議が出るわけがない。当たり前なのです。


◆これは、問責決議の為の問責決議。つまり「一度野党(民主党)がやってみたかった」だけなのではないでしょうか。

このように法的な拘束力がない決議に時間を割くよりも、今国会では、何にも決まってないのです(勿論、厳密に見れば成立した法案はあります)から、

立法府たる国会は、本業に力を注いで欲しいですね。

ねじれ国会とかいいますが、昨年、参議院で与党が負けるまでは、どんな法案でも衆議院と参議院で強行採決で決まってしまいました。

その中には、何と、教育基本法、国民投票法など、憲法に関わる重要な法案もありました。そんなのが強行採決で通ってしまうようでは、

殆どファシズムと変わりません。だから、参議院で野党が過半数を取ったことは、基本的には、「良いこと」なのです。

しかし、今国会の与野党(自民党と民主党)の攻防を見ると、政策論争をしていないとは言わんけれど、専ら、民主党は、

自民党の法案を反対するために反対する、という態度が目に付きます。いい加減はしゃぐのは止めて頂きたい。


◆後期高齢者医療制度は、有権者にも責任があります。

2005年9月11日の投開票された、所謂「郵政民営化選挙」では、選挙期間中、当時の小泉首相が、

この選挙は、郵政民営化の是非だけを問う選挙だ

と、例によって、単純明快な「ワン・フレーズ・アピール」を繰り返しました。

有権者は分かり易いその言葉に幻惑されました。

私は、あのとき、衆議院が解散された8月8日から、投票日の9月11日当日まで、何度も、小泉に騙されるな、という意味の記事を書きました。

それは、2005年8月と、9月の日記見出しを見て頂くと分かります。

小泉は、バカのひとつ覚えのように「郵政民営化」を繰り返しましたが、同時に自民党のウェブサイトには、

自民党 政権公約2005が掲げられ、今でも読むことが出来ます。

そこには、自民党からの120の約束が載っています。

さらにその中のテーマ1: 【日本の改革】を開いてみて下さい。

「約束」の12番目には、012. 医療制度改革の断行(安心で質の高い医療提供体制、持続可能な医療保険制度の確立) とあります。何と書いてありますか?
国民皆保険制度を堅持しつつ、効率が良く、質の高い適切な医療の提供を確保するため、医療制度の改革を断行する。

新たな高齢者医療制度の創設、地域の医療機能の適切な分化・連携を進めるための医療計画制度の見直し、

小児救急をはじめとする救急医療体制の確保等について、年内に改革案をまとめ、次期通常国会に法案を提出する。(注:色文字は引用者による)

そうです。2005年の時点で後期高齢者医療制度という言葉、その具体的な中身は書いてないけれど、医療制度改革をするぞ、と宣言しているのです。

小泉元首相は、昔厚生大臣だったころから、国庫の医療費負担を減らしたくて仕方がないひとなのです。

それは、10年以上前に出た本、コイズムを読めば分かる。


しかし、国民はこういう細かい面倒くさいことを考えることを放棄し、「郵政民営化」に踊らされ、自民党を大勝させてしまった。

その後安倍政権、福田政権になってから噴出している問題の数々は、小泉政権時代に既に決まっていたことが多いのです。

ですから、野党の「国会ごっこ」もいい加減にして欲しい、と国民が憤慨するのはもっともですが、

有権者は、諸問題の根源を許してしまった、2005年9月の投票行動に、責任を感じるべきなのです。

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2008.06.06

「<タクシー接待>計502人、1万2400回」←そんなことだろうと思った、と言ってはいけない。

◆記事1:<タクシー接待>計502人、1万2400回(6月6日12時19分配信 毎日新聞)

 財務省職員が深夜帰宅で利用したタクシーの運転手から現金や金券の提供を受けていた問題で、

町村信孝官房長官は6日の衆議院決算行政監視委員会で、接待を受けた職員数が13省庁・機関の502人、

タクシー内で飲食などの接待を受けたケースが約1万2400回に上ることを明らかにした。

財務省職員だけで現金187万5000円を特定のタクシー運転手から受け取っていたことも公表した。長妻昭議員(民主)の質問に答えた。

福田康夫首相は「びっくりした。そんなことがあるのかと思った。公務員たる者、国民から疑念を抱かれることは一切すべきでない」と批判した。

5日までに接待を受けたことが判明した省庁の職員数と回数は次の通り。

▽財務省383人1万1603回

▽国土交通省36人249回

▽農林水産省13人139回

▽金融庁16人計266回

▽内閣府9人53回程度

▽内閣官房5人23回

▽防衛省10人27~31回

▽文部科学省10人13回程度

▽環境省11人38回程度

▽総務省1人約20回

▽経済産業省3人5回

▽公正取引委員会3人12回

▽人事院2人26回。


◆記事2:タクシー接待問題、国交省が実態調査へ 事業者の行政処分も(6月6日20時53分配信 産経新聞)

 中央省庁職員への深夜タクシー便宜供与問題が表面化したことを受け、タクシー業界を監督する国土交通省は6日、

道路運送法で禁止している「割り戻し」に抵触する疑いがあるとして事業者への行政処分を視野に実態調査に乗り出すことを決めた。

酒類提供などを内規で禁じていた東京の個人タクシー組合は、違反防止策の検討に乗り出した。

接待をしていたのはいずれも個人タクシー運転手とみられ、職員は組合組合などが各省庁と契約したチケットで乗車している国交省によると、

「割り戻し」は運賃の一部を乗客に払い戻す行為で、割り戻しの明確な基準はないが、現金や金券の提供は割り戻しの疑いが強いという。

同省は現金や金券の提供を受けていた職員のいる省庁の協力も得て情報収集し、運転手が特定できれば行政処分する。

法人タクシー運転手についても同様の行為がないか調査する。冬柴鉄三国交相は「法律に違反しているのであれば放っておくわけにはいかない」と話している。

一方、都内の個人タクシー約1万1000台が加盟する東京都個人タクシー協同組合は

「以前からうわさはあったが密室の中のことなので実態把握さえままならなかった」と話す。

同組合ではアルコールや物品の提供、運賃の割り戻しは内規で禁止し日頃から厳しく注意喚起してきたという。

今後、運転手が特定されれば、賞罰委員会で事実関係を調べ処分する方針だが、車内という密室での行為のため、

違反者の自己申告もなかなか期待できず、正確な状況把握は困難とみられる。


◆コメント:この国はヤクニンのものですか。

くどくど書くと長くなるので、箇条書きにする。


  1. 景気は、拡大を停止し、一般国民の所得、消費支出は一向に増えない。タクシー料金は値上がりした。滅多なことで、国民はタクシーなど使わない。ましてや勤め先から自宅までタクシーで帰ることなど、正気の沙汰とは思えないのである。そんなとき、中央官庁のヤクニンは平気でタダで(又は「割り戻し」を受けて)タクシーに乗っていた。

  2. 福田康夫内閣総理大臣は、
    「びっくりした。そんなことがあるのかと思った。公務員たる者、国民から疑念を抱かれることは一切すべきでない」
    と言ったそうだが、ヤクニンの親分は行政府=内閣を代表する自分自身なのである。他人事(ひとごと)みたいに言うな。

  3. 官房長官は具体的な役所名とタクシー業者から「接待」されていた人数を発表したが、これは、発表に「真実味」を持たせる為である。実際の人数は、この数倍~10倍と考えておいた方が良い。

  4. この問題を俎上(そじょう)に載せたのは、かつて社会保険庁の年金掛け金流用(5兆6千億円だった)を暴いた、民主党の長妻昭衆議院議員だが、他の国会議員は何をしているのだ。いつも長妻議員に頼り切りではないか。

  5. 記事2は噴飯ものだ。タクシー業界の監督官庁である国交省の役人自身が、便宜を供与されていたというのに、その国交省が「実際を調査」して、真実が明らかになるわけがない。また、自分もタクシー業者と癒着していたくせに、業者を行政処分する、とは盗人猛々しい(ぬすっとたけだけしい)。

  6. 日本では、例えばNHKが株のインサイダー取引をしていた、となると「抗議の電話が殺到する」が、ヤクニンの不祥事が明らかになっても、中央官庁に抗議の電話が殺到することがない。

  7. だから、ヤクニンがつけあがるのである。日本国憲法では、日本国の主権者は国民であることになっているが、実際はヤクニンであることを、今回の出来事は端的に表している。「どうせ、こんな事だろうと思っていた」と賢しげ(さかしげ)なことを言ってはいけない。主権者たる国民は抗議するべきなのである。抗議できない者は、せめて、行政府の長、内閣総理大臣の属する自由民主党に、次の選挙で投票するな。

  8. すれば、国会議員もヤクニンもつけあがりっぱなしになる。


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